夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

唐美人図 大林千萬樹筆 その2

2018-11-24 00:01:00 | 掛け軸
怪しげな魅力が美人画の魅力のひとつでしょう。あまり聞きなれない画家ですが、いい作品を描いている画家のひとりですね。

唐美人図 大林千萬樹筆 その2
絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱
全体サイズ:縦1772*横597 画サイズ:縦1105*横408

 

  

本ブログに紹介されている大林千萬樹の作品には下記の作品があります。

元禄美人図 大林千萬樹筆
絹本着色軸装 軸先堆朱 合箱入
全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦*横



私の好きな大林千萬樹の作品は下記の作品です。「紅粧」という作品です。

 

大林千萬樹は江戸期の歴史風俗に取材した美人画を多く描いていますが、しかし、その綿密な歴史考証にもとづく華麗な画風については、充分に認知されていません。忘れ去られた画家といっていいでしょうが、いい作品を描く画家です。



*右は天龍青磁の花入

上村松園、鏑木清方、伊藤深水といった大家の作品は手元に持ちたくても所詮高値の花。意外に知られていない廉価で入手できる作品を手元に置くと愉しいものです。


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