夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

色絵龍紋透喰籠 大明嘉靖年製在銘

2011-01-23 15:28:42 | 陶磁器
絵龍紋透喰籠 大明嘉靖年製在銘
合箱入 径240*高さ134

昨日は米吉さんとコアラさんとで沈寿官の作品展を日本橋三越にて見学、そしてアンテイークモールへ・・。

作品展で米吉さんは龍の細工物を念入りに観ておられました。来年の構想を練っているらしい.

アンテイークモールではブリッジ式ネクタイピンを一本づつ購入。そういえば支店設計の大御所も欲しいと言っていたことを帰宅してから思い出しました。

帰宅後、目に付いたのが本作品・・龍の文様




「大明嘉靖年製在款の色絵龍紋透喰籠です。本歌の品です。」と購入時に説明がありましたが、無論本気にせず・・。




でもこれはいったいなんだろうという思いで購入したものです。

「絵龍紋透喰籠」とありますが、「喰籠」というより「盒」と称すべきだろうと思います。
さて、わりと大きいので、何に使ったもものでしょう? そして私は何に使いましょうか?







「大明嘉靖年製在銘」の作品は前にも投稿しましたが、今作品は清末期頃以降に作成したものでしょうか?

明などの作品はなんとも時代がわかりにくいです。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
喰龍とは (米吉)
2011-01-23 21:43:53
料理のことではないのですね?
熱々の料理が冷めないようにするための器なのですね。
ラーメンなどの、あったか汁モノってところでしょうか。
盆とのかかわりって何なのでしょうか?
すみません、質問ばかりで・・・。
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喰龍と盒 (夜噺骨董談義  )
2011-01-24 08:18:54
「盆」ではなく「盒ごう)」です。一般的には蓋付の器を総称しているようです。「盒子(ごうす)」となると蓋付の小さな容器となります。「喰龍」は蓋付の食器となります。菓子器を含むようです。用途を制限しないという意味で「喰龍」より「盒」でしょうということです。正しいかどうかは解りません。
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「籠」ですから(笑) (こあら)
2011-01-24 09:23:22
夜噺骨董談義さん、米吉さん、沈壽官作品展ご一緒させていただきましてありがとうございました。
さて喰籠。「龍」を喰う、ではなく、食べ物の「籠」ですので。 お茶席では主菓子の器として出てくることがありますが、よくお使いになる流派とあまりお使いにならない流派があるのかなと感じています。
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赤っ恥な質問 (米吉)
2011-01-24 12:42:35
コメントから削除したいくらいですねぇ~!
籠、なるほどね。
盒、なーるほど。
知らぬは一生の恥ってことでおさめることにします。
今後とも、よろしくお願いします。
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恥とは? (こあら)
2011-01-24 23:54:02
米吉さん
喰籠というものや言葉を知っているのは50~100人に一人? 盒に至っては200に一人くらい? 知ってる方がヘンな人。喰籠か盒かいずれか?なんてことを話題にしたい人などめったにいらっしゃいません(笑)。私も、「あなたが知っているからって誰でも知っていると思わないこと。それは普通の人の常識ではない」と前の上司によく言われました。
身近でないモノについて興味を持って疑問は色々質問できる米吉さんは尊敬します。
むしろ恥じるべきは分からないのに知ったかぶりすること。私や夜噺さんの方が注意が必要です 気をつけなくちゃ★
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知ったかぶり (夜噺骨董談義)
2011-01-25 07:23:03
なるほど、知ったかぶりには注意しましょう。

でも知ったかぶりするくらいの度胸がないとブログは投稿できない気がします
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