夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

特別投稿 展示作品 餅花手 & 明末赤絵

2021-05-30 00:01:00 | 陶磁器
渡辺省亭と同時に棚などに展示した作品を紹介します。



まずは「呉州餅花手 瑠璃地白花花卉文盤」の3点です。大きさは40センチほどある大皿です。



1点のみ補修跡がありますが、発色などの状態の良い「呉州餅花手」の作品は珍しいと思います。またこのデザインは古くなくとても気に入っている作品です。



次は釉薬の違う同じデザインの皿で「呉州餅花手 茶褐地白花花卉文盤」の作品です。釉薬には幾つかの種類があるようです。一般的には「瑠璃釉」が多いですが、黄色や茶色、白などもあります。



デザインにはさらに龍などの文様の作品もあります。次は「呉州餅花手 藍褐地双龍文大盤」の作品で40センチを超えるものです。ただでさえ数の少ない「呉州餅花手」の龍の文様の作品は非常に貴重価値の高いものだと思います。



さらにはサイズは少し小さくなりますが、30センチを超える「呉州餅花手 青磁白花花入文盤」という青磁の餅花手の作品です。白釉の作品は観たことがありますが、青磁の餅花手の作品はまだこの作品以外に観たことがありません。



次の作品は「呉州餅花手 藍釉草花文鉢」という作品ですが、おそらく時代の下がった作品でしょう。



次からは所蔵作品から適当に選んで飾った明末赤絵の作品です。



麒麟が描かれた作品を2点展示しました。



奥田潁川に趣が似ていますね。



次は龍の文様です。額は古唐絵です。



補修跡がありますが、完品よりその時代の古さと絵の出来から入手しています。



この程度の補修跡はマイナスにならないと当方では思っています。



次からは青絵風の天下一皿。



次もよく見かける青絵の大皿です。詳細の説明は各々の作品がすでにブログに投稿されていますので、そちらを参考にしてください。



次は天啓赤絵や南京赤絵などの五彩と称される作品です。この獅子のユーモラスな作品が描かれた作品は数は多いかもしれません。



こちらは唐子を描いた作品です、これらは絵の楽しさで選んでいます。



渡辺省亭の作品は湿気が多くなってきたので、展示替えをし始めましたが、これらの作品は少しずつ展示替えするまでしばらく愉しんでいます。

















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