以前、岩槻で480年間農業を営んでいる眞々田ファーマーズへ見学に行った。http://www.mamada.noen.biz/html/nouensyoukai.html
丁度田植えが終わった今頃で、田んぼを見せていただいた。
そこで見たものは、他の田んぼとは違ったスカスカに植えてある、しかもちょろっとした苗が植わっている田んぼ・・・
写真が無いのが残念だけれど、寂しい田んぼなのだ。
でも!!!!!!
それには意味があった!イヤ!田んぼの主のこだわりがあった!
苗と苗の間を空け、少ない苗を植えることで、風通しを良くして太陽の光りを目一杯浴び、病気に強い健康な稲を作るためなのだ。
それはすなわち、農薬を減らすことにつながる。
収穫量は他の田んぼに比べて少なくなるだろうけれど、安心安全で美味しいお米をつくるための努力なのだ。
畑も見せていただいたけれど、とってもきれいな畑だった。
それ以来、田んぼや畑も作り手の性格が現れるんだな~と思っている。
ご夫婦がまたユニークだった。
奥さんはイギリスの商社でバリバリに働いていたキャリアウーマン!
大好きなほうれん草を毎日食べたい!食べられるかも!?そう思って農家に嫁いだとのこと。
で、戦略がこれまた素晴らしい!さすが元商社ウーマン!
飛び込みでレストランに自分ちの野菜を売り込んだり、通常の流通では弾かれてしまうような規格外の野菜を流通外のルートで売ったり・・・
いわゆる、すきま産業ならぬすきま農業。
普通の農家がやらないような事をしているのだ。
勿論、美味しさがまず第1!
その証拠にクチコミでレストランのシェフの注文が殺到し、ホームページを見ていただければわかるけれど、沢山のお店で眞々田農園のお野菜が使われている。
なによりも、ご主人の誠実さが素晴らしい!(勿論奥様も♪)
農業は毎年1年生。毎日精進し毎日が修行!
きっとそれがお野菜の味にもでているんでしょうね~!
埼玉の野田の鷺山からサギがいなくなって何年がたったでしょう?
平成10年にこの地へ引っ越してきて、田んぼにサギを見つけました。
思わず「こんな処へ逃げてきていたのね~!」
*ゲロゲロPart2!の意味は5月9日の日記「ゲロゲロ!」を見てくださいまし