2010年11月26日(金)、一関市山目字立沢の住宅街の傍にある古い墓地に植えられたチャノキ(茶の木)が、花を沢山咲かせていました。最盛期は過ぎた感じでしたが、まだ蕾が沢山ついていました。
チャノキ(茶の木) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia sinensis
別名:チャ(茶)。中国南西部原産の常緑低木。建久2年(1191)鎌倉時代の初めに僧・栄西が中国から持ち帰ったのが日本での栽培のはじまり。茶畑では高さ1mほどに丸く刈り込まれることが多いが、手を加えずそのままにしておくと7~8mになるものもある。
葉は互生し、長さ3~10cmの長楕円形で厚く、先は鋭く尖り、表面は光沢があってやや革質、葉脈が凹んでいる。縁には細鋸歯がある。10~11月、葉のつけ根に直径2~3㎝の白い5弁の花を下向きに開く。白い花弁と雄しべの黄色い葯との対比が美しい。花柄のある点がツバキとは違う。果実は蒴果で直径2㎝ほどの扁球形で、翌年の秋から冬にかけて熟すと3裂して暗褐色の種子を3個出す。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
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