2010年11月26日(金)、一関市銅谷町の「銅谷民区花壇」がある道を散策していたら、鮮紅色の実を沢山付けたピラカンサを見つけました。はじめは実が大きいのでヒマラヤ常盤山査子だと思いましたが、木の高さが5~6mほどもあるので、常盤山査子かもしれません。
ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子) バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha crenulata
トキワサンザシ(常盤山査子) バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha coccinea
西アジア原産の常緑低木で、日本には明治中期に渡来した。高さは2~6mになる。葉は互生し、長さ2~4㎝の倒披針形または狭倒卵形で先は丸く、縁に細かい鋸歯がある。両面とも無毛で、表面は暗緑色で光沢がある。5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約8㎜の白い花を多数開く。花弁と萼片は5個。果実は直径約6㎜の球形で、10月頃、鮮紅色に熟し、先端に萼片が残る。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。
別名:インドトキワサンザシ、カザンデマリ。ヒマラヤ原産の常緑低木で、日本には昭和初期に渡来した。高さは2mほどになり、よく枝分かれする。葉は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形または披針形で革質。両面とも無毛で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。縁には細かい鋸歯がある。5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約1㎝の白い花を多数開く。果実は直径7~8㎜の球形で、10月頃、光沢のある橙紅色または橙赤色に熟す。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
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