2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」の亜熱帯温室エリアに植えられているヘリコニア・プシッタコルムが、赤い苞を開いて黄橙色の花を咲かせていました。なお、この日の花数が少なかったので、2010年12月17日に撮ったものも多数掲載しました。
(上)ヘリコニアが群植されている所に「ヘリコニア・プシッタコルム」と記載された名札が立てられていましたが、その上に挿されている画像は別のものでした。
(下)この画像は、ヘリコニア・カリバエア」ではないかと思います。
ヘリコニア・プシッタコルム ヘリコニア(オウムバナ)科 ヘリコニア(オウムバナ)属 Heliconia psittacorum
プシッタコルムは東インド諸島から南アメリカに分布するヘリコニアの小型種で、高さ1mくらい。葉は長い葉柄があり、長さ30~15㎝。花序は直立し、長さ6cm。苞は細長く、長さ10㎝くらいで、4~5個がつき、赤色。花は黄橙色。切り花にもできる。
管理:高温多湿を好み、耐寒性は弱く、最低10℃は必要である。温室内に植えるが、排水の良い肥沃な土を用いる。半日陰で栽培し、夏期は遮光する。株分けで殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]
オウムバナ科 Heliconiaceae:色鮮やかな苞とバナナに似た葉が特徴的な熱帯植物である。オウムバナ(ヘリコニア)属1属からなり、中央・南アメリカや南太平洋諸島に約100種が分布するが、その大半は近年記載されたもので、雑種も多い。かつては「バショウ科」に分類されていたが、葉が2列に互生し、果実に少数(1~3個)の種子しか含まないことから、独立した科にされた。属名「ヘリコニア」は、ギリシャ神話の芸術の女神が住むヘリコン山に由来し、優雅な花姿にちなむ。「ロブスター・クロー(エビのはなみ)」「パロッツ・ビークス(オウムのくちばし)」などの英名があり、ゴクラクチョウカと混同されることもある。
この科の植物は、花蕙を出す偽茎とそれを支える地下の根茎からなり、偽茎は花が終わると枯れてしまう。偽茎は高さ1~6mに達し、花序が下垂する大型種もあるが、南アメリカの熱帯に広く分布し、変異の幅が広いヘリコニア・ストリクタH.strictaなど多くの種は高さ1m以下で、花序は直立する。花序は、2つに折れた舟形の苞に包まれ、花は短筒状の両性花で1日だけ開き、20個以上が順番に咲く。葉は普通2列に互生し、葉身の長さが高さの半分以上あることが多い。湿潤な低地の熱帯林に群生する種が多いが、中央アメリカ原産で、苞が橙赤色のヘリコニア・プシッタコロムH.psittacorumのように狭い葉をもつ種は、日当たりのよい開けた所に生育する。さらに、根茎を伸ばして1m以上も離れた所から新しい偽茎を出す種もある。(以下省略)[朝日新聞社発行「週刊朝日百科・第115号(バナナ パイナップル)」より]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/heliconia-psittacorum.html [ヘリコニア・プシッタコルム]
http://www.botanic.jp/plants-ha/helpsi.htm [shu)^^)Homepage,ヘリコニア・プシッタコルム]
http://www.weblio.jp/content/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%A0 [ヘリコニア・プシッタコルムとは:植物図鑑 Weblio辞書]
http://g-kamu.com/htm/pusittakorumu.htm [ヘリコニア・プシッタコルム]
http://tropicalplant.air-nifty.com/top/2008/07/2_118f.html [ヘリコニア2:シンガポール熱帯植物だより+あるふぁ]
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