スモークツリー:花の後、花柄がのびて、花序全体がモクモクとした感じになる。
2017年8月20日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行って
きました。’平成29年6月2日に「研修温室」が「展示温室」と名前を改め、展示内容もリニューアルし
た’とのことで、従来の「中温室」「高温室」「低温室」から「亜熱帯果樹エリア」「食虫植物コーナー」
「エアープランツコーナー」「アナナスコーナー」「ランコーナー」に変更されていました。
この「展示温室」の裏側(南西部)に作られている「宿根草見本園」の傍に、スモークツリーの木が4
~5本植栽されていて、花を沢山咲かせていました。花序全体がモクモクとした感じになっていて、まさ
に「スモーク(煙)」のように見えました。
スモークツリー ウルシ科 ハグマノキ属 Cotinus coggygria
中国中部から南ヨーロッパ原産の落葉小高木。日本には明治初期に渡来した。高さは5~8m。葉は互生
し、長さ3~8㎝の卵形。6~7月、枝先に直径3㎜ほどの黄緑色の花を多数つける。花は小さくてあまり
目立たないが、花の後、花柄が糸状にのび、花序全体が煙(スモーク)のように見えることから、Smo
ke-treeという英名がついた。「ハグマノキ」とも呼ぶ。ハグマはヤクの尾の毛のこと。庭木のほか、切
り花にも利用される。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]
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