2011年11月2日(水)、一関市東山町長坂字柴宿から磐井里辺りの自動車道路沿いに生えているヤマウルシ(山漆)が真っ赤に紅葉していました。何回か霜が降りて、葉が傷んだものが多くなりましたが、紅葉がきれいなものも未だ沢山ありました。
ヤマウルシ(山漆) ウルシ科 ウルシ属 Rhus trichocarpa
山地に生える落葉小高木で、高さ3~8mになる。冬芽は裸芽で褐色の軟毛が多い。葉は長さ25~50㎝の羽状複葉で互生する。小葉は6~8対あり、長さ5~12㎝の卵形または卵状長楕円形で有毛。先端は尖り、若木の葉には粗い鋸歯がある。
5~6月、葉腋から長さ15~25㎝の円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数開く。雌雄別株。核果は直径5~6㎜の扁球形で帯黄色の短剛毛がある。触れるとかぶれる。分布:北海道、本州、四国、九州、南千島、中国、朝鮮。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
名前の由来:ウルシ(漆)を採取するため古くから栽培されてきたウルシ(漆)Toxicodendron vernicifluumに対して、山野で普通に見られるウルシの意味。
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-yamaurusi.htm [樹木図鑑:ヤマウルシ]
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/yamaurusi.html [ヤマウルシ(島根県松江市)]
http://kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/K_urusi/yama_urusi/yama_urusi.htm [ヤマウルシ(山漆)]
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