2011年11月3日(木)、「奥州街道時代ウォーク」という名の催事が行われましたので、妻と共に参加しました。9:25時までにJR東北本線有壁駅前に集合して、旧・有壁宿本陣から旧・奥州街道を歩いて一関市の武家屋敷まで約7.5㎞を行くというものです。
http://kurip.p1.bindsite.jp/line2011/program/35.html [くりはら博覧会”らいん”2011秋:プログラム:プログラム35]
この催事を知ったのは、くりはらツーリズムネットワーク(宮城県栗原市築館伊豆二丁目6番1号、栗原市市民活動支援センター貸事務所)からご案内が届いたからで、くりはら博覧会”らいん”2011秋 プログラムNo.30 主管:佐藤有一(萩野酒造株式会社)、協力:たびれっじ推進協議会、いわいの里ガイドの会と書かれていました。
http://ktnpr.web.fc2.com/ [くりはらツーリズムネットワーク]
受付を済ませて杖と「通行手形」を受け取りました。杖は旧街道(山道)を歩くときに大変役に立ちました。
(上)有壁駅を出発して有壁宿本陣跡へ向う一行。
(上と下3つ)有壁宿本陣跡:(栗原市金成)佐藤家が代々本陣を務めていた。延享元年(1744)の火災後に再興された建物が現在まで残っており、奥州街道に関するものでは唯一の「国指定史跡」となっている。大名の休泊中には家名を記した関札を門前に掲げたが、その関札が64枚も収蔵されている。
(上と下2つ)有壁本陣跡にあった「街道図」と説明
(上と下3つ)有壁宿を過ぎて旧奥州街道(伊勢堂林道)に入って行く一向。林道と重なっている部分は砕石などが敷かれていて歩きやすいが、車が通れない道はぬかるんでいました。
(上と下3つ)一関藩の家老を代々務めたという旧・沼田家武家住宅。
この武家住宅の隣の民家の庭に植えられているサンザシ(山樝子・山査子)が、赤く熟した果実を沢山つけていました。
サンザシ(山樝子・山査子) バラ科 サンザシ属 Crataegus cuneata
中国中南部原産の落葉低木。日本には享保19年(1734)に薬用木として朝鮮から渡来した。高さは2~3m。よく分枝し、小枝の変形した刺が多い。葉は有柄で互生し、長さ2~7㎝の倒卵形で、先の方が3~5つに切れ込むものが多く、縁には不揃いの鋸歯がある。
4~5月、枝先に散房花序を出し、直径約2㎝の白い花を2~6個開く。雄しべは20個。花柱は5~6個で基部に白い毛がある。果実は直径1.5~2㎝の球形で、先端に萼の痕が残り、秋に赤く熟す。中国では果実を健胃・消化薬にする。用途:庭木、盆栽。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%B7 [サンザシ(Wikipedia)]
http://san.okweb3.com/contents/page1 [山査子(サンザシ)とは?]
http://www.e-yakusou.com/sou/sou228.htm [山査子(さんざし):薬用植物のご案内]
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/tatuta/jumoku/kmt162.htm [サンザシ:森林総合研究所九州支所]
http://yasashi.info/sa_00023.htm [サンザシとは:ヤサシイエンゲイ]
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