ゴールド会員と言うのに我が自動車クラブの会報を覘くことも最近は余り無かった。理由は、湯船に浸かる事が年に数度程しかなく、丁度手頃な大きさで紙質の読み物であるこの会報に手を伸ばす機会がなかったからだ。久しぶりに、湯煙にこれを開くと選挙を前に各党への質問と交通問題担当政治家の回答が載っていた。
ガソリンリッターあたりに€65,4の燃料税と環境税は、余りにも高い燃料費となって跳ね返って来ている。これに対して、下げるとか中止するとか公約するものは誰もいない。それほどにこの税収は、切羽詰った財政の重要な歳入エネルギー源になっているようである。流石に、これの引き上げを言うものはいない。SPDは、これのエネルギー節約効果や年金のバランス向上、職場の安定への流用を正当化してアピールする。其れに対しCDUは、付加価値税などの間接税強化への党の意向から、当然の事ながら廃止や削減はしないが将来的な廃止を仄めかす。それも党の政策が成果を挙げ経済が成長局面に入った時という前提が厚かましい。余程でないと信じるものはいないだろう。環境税創始者緑の党は、このまま推移して将来的なエネルギー変換へと夢を繋げる。15年で石油エネルギーを全廃するというお気楽者である。FDPは、これを上げる場合は車両税を廃止すべきと人を紛らわすような訳の分からない事を言う。
アウトバーン乗用車通行税への見解では、SPDは税徴収実施の費用で収入を食ってしまうような導入はしないと言う。其れに対して、緑の党は、実施すればより三分の二の死亡事故が起きている危険な一般国道に車が溢れ更に事故が増え、これが医療保険費にも大きく跳ね返って来ると思わぬ論理へと導く。FDPは、第三セクターなどを利用して、道路の効率の良い管理を進めるべきだが一般的な税導入は考えていないと、一部を有料道路としての払い下げを意図している。
道路建設への取り組みついては、SPDは今年から導入された貨物通行税で十分に投資出来、利用者負担のコンセプトは十分な成果を生むとしている。CDUは、この貨物通行税を現在のように一般会計に持ち混まないでそのまま道路建設に利用すると言う。同時に、民営化の恩恵を得る形態を探っていくと言う。緑の党は、貨物は道路ではなく鉄道にあるべきとして今後も鉄道への取り組みを明かす。依って3,5T以上の貨物車に対してより一層の課税をすると言う。FDPは、十分でない建設に対して利用者負担の原則をさらに強めて行くと言う。
昨年度5842人の交通死亡者数に対して、安全への具体策を問うと、事故の多い未成年者や初心者への禁酒の徹底と再教育の設定などが挙がるが、緑の党はEUの意思として2010年までの死亡者数半減と更に10年後の半減の為の車両安全技術面での熟成を強調していて興味深かった。
参照:
アウトバーンでの予知力 [ テクニック ] / 2004-12-27
世界最古のガレージ [歴史・時事] / 2005-07-09
自宅よりも快適な車内[ 歴史・時事 ] / 2005-02-14
ガソリンリッターあたりに€65,4の燃料税と環境税は、余りにも高い燃料費となって跳ね返って来ている。これに対して、下げるとか中止するとか公約するものは誰もいない。それほどにこの税収は、切羽詰った財政の重要な歳入エネルギー源になっているようである。流石に、これの引き上げを言うものはいない。SPDは、これのエネルギー節約効果や年金のバランス向上、職場の安定への流用を正当化してアピールする。其れに対しCDUは、付加価値税などの間接税強化への党の意向から、当然の事ながら廃止や削減はしないが将来的な廃止を仄めかす。それも党の政策が成果を挙げ経済が成長局面に入った時という前提が厚かましい。余程でないと信じるものはいないだろう。環境税創始者緑の党は、このまま推移して将来的なエネルギー変換へと夢を繋げる。15年で石油エネルギーを全廃するというお気楽者である。FDPは、これを上げる場合は車両税を廃止すべきと人を紛らわすような訳の分からない事を言う。
アウトバーン乗用車通行税への見解では、SPDは税徴収実施の費用で収入を食ってしまうような導入はしないと言う。其れに対して、緑の党は、実施すればより三分の二の死亡事故が起きている危険な一般国道に車が溢れ更に事故が増え、これが医療保険費にも大きく跳ね返って来ると思わぬ論理へと導く。FDPは、第三セクターなどを利用して、道路の効率の良い管理を進めるべきだが一般的な税導入は考えていないと、一部を有料道路としての払い下げを意図している。
道路建設への取り組みついては、SPDは今年から導入された貨物通行税で十分に投資出来、利用者負担のコンセプトは十分な成果を生むとしている。CDUは、この貨物通行税を現在のように一般会計に持ち混まないでそのまま道路建設に利用すると言う。同時に、民営化の恩恵を得る形態を探っていくと言う。緑の党は、貨物は道路ではなく鉄道にあるべきとして今後も鉄道への取り組みを明かす。依って3,5T以上の貨物車に対してより一層の課税をすると言う。FDPは、十分でない建設に対して利用者負担の原則をさらに強めて行くと言う。
昨年度5842人の交通死亡者数に対して、安全への具体策を問うと、事故の多い未成年者や初心者への禁酒の徹底と再教育の設定などが挙がるが、緑の党はEUの意思として2010年までの死亡者数半減と更に10年後の半減の為の車両安全技術面での熟成を強調していて興味深かった。
参照:
アウトバーンでの予知力 [ テクニック ] / 2004-12-27
世界最古のガレージ [歴史・時事] / 2005-07-09
自宅よりも快適な車内[ 歴史・時事 ] / 2005-02-14