デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

孤高の名機

2019年03月26日 | OLYMPUS
今日はまたデジカメコレクターの血が滾るカメラが私の目の前に現れた話。遡ること14年前、2005年1月にオリンパスが画期的なというより特異なデジタル一眼レフを世に送り出しました。すでにデジ一も低価格競争が始まっている頃でした。

そのカメラはE-300、オリンパスがフォーサーズ規格時代のデジタル一眼レフです。なぜ孤高かのひとつ目の理由がコダック製CCD、俗に言うコダックブルーの出せるセンサーです。私もコダックのコンデジは持っていますがフォーサーズサイズのCCD機は初めてです。このあとの機種からパナソニック製のCMOSになっちゃったので、私の記憶ではコダックCCDのデジタル一眼レフはE-1、E-300、E-500の3機種だと思います。





800万画素CCD


厳密に言うと3機種あれば孤高とは言わないじゃないかのふたつ目の理由、このカメラは普通の一眼レフのペンタプリズムではなくて、サイドスイングクイックリターンミラーのポロプリズムの一眼レフだからです。E-1、E-500は普通のペンタプリズムなので、コダックCCDでポロプリズムのカメラはこのE-300しか無いということです。おかげで大幅な小型化に成功しましたが、正直かっこいいかと聞かれると・・・、当時も賛否両論ありました。でもその数年後ミラーレス機の台頭でポロプリズムは姿を消していきました。

三角のでっぱりがありません




ミラーが横向きについています


じゃあなぜ今まで買わなかったのかというと、発売当時は明らかに過渡期、新品で買うには先行きに不安がありました。値段もこなれた中古で買おうとすると当然キヤノン、ニコンよりタマ数が少ない、程度のいいものがない、そして最大の理由がレンズ、今は無きフォーサーズマウントなので交換レンズも何本か買わなきゃいけないなどで、欲しいけどハードルの高いカメラでした。それがダブルズームセットで格安で目の前に現れ、秒殺されてしまいました。



14-45mmと40-150mmのダブルズーム
なぜか望遠レンズのほうが短くて小さい


マウント部も


底面、三脚穴付近も


液晶も年数にしてはきれいです


もうメーカー保守期間も終わっているので
大事に使っていこうと思います


OLYMPUS E-300 2005年1月発売 4/3型フルフレーム型CCD 800万画素