ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

プロクサーレンズ(クローズアップ・レンズ)

2014-05-20 09:40:34 | つちのこカメラ

レンズの前につけるフィルターの一種です。ニコンの旧型になりますが、Ai-s50mmレンズは52mm径の凸レンズを付けてアップ撮影ができます。
キャノンではプロクサーレンズと呼んでいますが、ニコンではクローズアップレンズと呼んでいます
ニコンの標準レンズ50mm用のNo1、No2、長玉105mm用のNo4Tがありました。
No1とNo2は標準レンズやワイドレンズに使えて、No4Tは85mm、105mm、135mm用のクローズアップでした。
マクロレンズの方がシャープで使いやすいのはあたりまえですが、明るいレンズをそのまま使いたいときや、単体ワイドレンズを開放の明るさのまま使えるので、簡易クローズアップとして使いやすかった。
Nikon製なのでビックリするくらいシャープです。マクロほど自由度はありませんが、一般的な目的では十分だと思います。小さいし安いし!
マクロレンズを別に持っていくことを考えたら、携行性の良さは当たりまえでしょう。
No1
No1b
このプロクサーを50mmF1,4に付けるのと7枚構成のレンズが、絞りをはさんで左右対称になります。元々のレンズ構成が前群が3枚、後群が4枚ですが、クローズアップをつけることで、前4枚、後4枚の完全対象になります。

クローズアップで等倍近くなると左右のレンズ構成が対称になっているのは、それだけでアドバンテージになります。ひずみやゆがみ収差などに良いことだらけ。
No1の倍率は知りませんが、使った感じではノーマルの倍ぐらい拡大します。

20155no2a
No2は付けるレンズの3倍ぐらいの拡大率。
これくらいが使いやすいし、ビックリするくらいのシャープさでした。
20145notc
No4Tは取り付けるレンズは105mmを想定していると思います。105mmF2,5は長玉ですがゾナータイプではなく変形ガウスタイプで、クローズアップに強いレンズ構成です。

「通販生活の表紙」を斜めから撮りました。
50mm標準のまま。
50a

No1を付けて撮影。

50no1

No2を付けて撮影。

50no2

No4Tを付けて撮影。

50not
No2とNo4Tは同じぐらいの拡大率ですが、No4Tはずっと重たいので2枚構成かもしれない(確約できない)。それと長玉用なのでレンズの曲率が平らです。

プロクサーレンズを2枚重ねると、よりクローズアップができます。ズームレンズの18mm~55mmにも使用可能でかなり接写が可能になります。

1855t
ほぼ等倍になっています。シャープさも十分でしょう。マクロレンズを使わなくても簡易クローズアップができる優れものです。

24mmF2に付けてみました。まず何も付けない状態の実写です。最短距離が30cmと元々近寄れるレンズです。カメラボディーはNikon5300なので24mmはやや広角ぐらい。

24
屋上で栽培しているトマトの苗です。

No2を付けました。おそらく設計は50mmレンズを考えて作られていますが、短焦点単体レンズで使えるかどうかですね。

24no2
50mmレンズに付けるより拡大率は下がりますが、それでも倍くらいにはなっています。絞りはF2開放なのでピントは浅いけどかなりシャープな画像です。

24mmF2も35mmF2も、135mmF2も300mmF2,8も仕事では開放で使うことがあった。みないいレンズでしたよ~~~。

部分を拡大します。
24no2b
細い毛にピンとがきていて、デジタルカメラでしたら感度を上げれば手ぶれなども解消します。
実に良いクローズアップレンズです。

24mmf2に付けた外観です。 24tb

2011年07月 50mm標準レンズをテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

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KONIFLEX、つちのこカメラ

2014-03-08 22:11:17 | つちのこカメラ

小西六写真工業は創業が1873年だったから、約140年間会社が存続していた写真業界の名門でした。
残念ながら、ミノルタと合併したが、デジタル化の波についに押し流されて消滅しました。

2眼レフのKONIFLEXは60年近く前の機種。
フィルムメーカーでもあった小西六が作るヘキサノンレンズはなかなか良かった。
当時の事を聞くと、フジノンレンズもオリンパスのズイコーレンズも、むろんニッコールもキャノンも良かったになる。
私が10代の頃に現像を始めた時に、初めて買ったレンズが引き延ばしレンズのヘキサノン50mmだった。あまり昔の事なのでF値がいくつだったか覚えていない。ラッキーの携帯引き延ばし機(箱の中に本体とポールが入っていて、箱の上に組み立てる)についていたのはコムラーの小さな引き延ばしレンズ。これがひどいレンズだったので、新品のヘキサノン引き延ばしレンズを手に入れてプリントした時の衝撃はスゴかった。
今まで何をプリントしていたんだろう、、、とあぜんとした。その衝撃は2年後にニッコールの引き延ばしレンズを手に入れた時にも感じました。良いレンズじゃなきゃ良いプリントはできないなーーーー。撮影レンズよりも引き延ばしレンズの方が、むしろ大事なのじゃないかなーって思いました。
写真は、シャープである事は大事だろうが、撮影した被写体と、撮影した事象の方がはるかに意味合いが大きいと思う。美しいか珍しいか事件性があるか、心うつ瞬間とものを撮影したかだと思うからだ。シャープさよりその方がだいじ。
でも、現像プリントは、科学的な作業で、高性能なレンズと引き延ばし機で,忠実にフィルムを再現できれば良い。
プリント自体がうつくしくもある。10代の中学生、高校生、大学生の時代に写真にのめり込み始めた時に、ちょうど中程でヘキサノンレンズにであった。
私が住んでいた近くに、篠山紀信さんの生家があって、写真屋さんのおっちゃんが、裏にいる篠山紀信がすごく注目されているんだよーと聞いても、何が何だかわからなかった。近所の坊ちゃんだった篠山さんが、あれよあれよと有名人になって、写真やの親父さん達も鼻が高いようだった。
KONIFULEX

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レンズがカビだらけ。
シャターは生きていた。シンクロもついているからスタジオ撮りもできそう。

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アクセサリーシューもついていて意外に近代的だ。

サイドの皮がかびている。ぼろぼろと破けると言うよりポキポキ折れる。
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距離表示がフィートなのは輸出が多かったのだろう。

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後ろは露出表です。

昔のカメラは全てマニュアルで、知識がなきゃ撮れなかったのだ。
露出の絞り、シャター、ピント、フィルムを入れる、巻き上げる全て人知・人力です。
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フィルムカウンターの白窓の前にあるポッチは2重露光用。

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昔の機器はシンプルです。

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シャターは左右に変更できるタイプもある。

ビューレンズはF3ですが撮影レンズはF3.5。
KONIFLEXの一番の特徴が85mmが付いていること。
75mmに比べて歪みが少ない。
75mmだと66は若干ワイドな感じがします。
KONIFLEXのレンズは、ひとことで言えばゆったりしているということ。
これで撮ってみたいですね。

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これだけカビているから、眠たい画像でしょう。 

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私のローライフレックスF3.5と同じような機構。

ただやたらに固くて、指がいたくなる。
金属が曲がっているようだ。

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ロックした状態です。レバーを回して下のレバーを引き起こす。

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フレーヤー防止のひだは付いている。

スタートマークを合わせるのだろう。
使ってみなきゃわからない。

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次回のコマフォト原稿の撮影にでもつかおう。

だけどプリントはやりたくないから、ネガスキャンですね。
スキャンでもけっこうキレイにプリンターで出力できます。
何が何でもプリントじゃないと思う。
技術を後戻りさせるのは,私の好みじゃないから。
フォクトレンダー・ブリラント
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080828

80年前のカメラでスタジオ撮影
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080903

ローライフレックス 3.5F 220の記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20081024

ハッセルブラッド500Cの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071002

マミヤC330Sの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070923

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Nikon D40X つちのこカメラ

2014-02-17 17:00:17 | つちのこカメラ

ニコンD40Xは2007年3月発売だから、もはや発売されて7年近い。
進歩の早いデジカメなので2世代ほど前の機種と言う感じです。

D40Xの長所はデジイチとしてコンパクトなこと、画素数が1000万を超えたことにつきます。

 

Dsc_0145

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画素数がどれだけ必要かは、満足度の問題のような気がします。WEBで流してみるのには300万画素でも多いくらい。プリントだったら大きさにもよるでしょう、畳大に伸ばすわけじゃなかったら3000万画素もいらない。断舎利でいらないとなったら、ずいぶん欲が簡略化されるだろうに。

D40Xのコンパクトさは他社製品でも比類のないぐらいで必要にして十分な性能だった。今でも十分に通用するサイズです。最新のD5300などの使い勝手は進歩しているだろうが、D40Xとて慣れれば全く問題ない。

発売されて1年で次期機種のD60に切り替わったのは、埃の問題がクローズアップされたから。

私はD100を使っていて、さほどの不満はなかったが、世間一般のデジイチが1000万画素っを超えてきたので、さすがにD100では肩身が狭くなってきたから。

本当はD100でも良かった。

ただD100とD40Xの画像を比べると、違いはさすがにわかる。

Dsc_0151

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バックの液晶サイズもデジイチの第一世代に比べて大きくなった。

液晶サイズは人それぞれだろうが、私は、このD40Xぐらいであったら充分です。

以前、これでスポーツを撮っていたら、みな小ささにびっくりしていた。当時のデジイチは大きかったのだ。と言ってもD70などが出たばかりで、キャノンにしてもD60などはD100と同じぐらいだった。キャノン・キスは小さかったが、このD40Xと同サイズでしょう。

Dsc_0158

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

操作はD100とも違い、ニコンはまだ何が良いか迷っていたきらいがある。

ボタンの数もダイヤルも最低限しかない。

いちばんのウイークポイントは、CCDの埃除去がないこと。その次はピントのフォーカスポイントが3点だけなこと。マニュアル撮影モードにしたときシャッターと絞りの設定が、ボタンを押しながらダイヤルを回すので操作ミスが出やすいこと。

3つ弱点があると言って過言じゃない。だけど、その点を理解していたら、使いこなせれば最新のデジイチで撮る人よりも、ちゃんと撮れることは保障できます。つまりカメラの性能より腕の良さで勝負できるレベルにあるデジイチではある。

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D40XでRAWで撮ったことは記憶にない。たぶんあっただろうと思うけど、JPGで気軽に撮れる一眼レフがこのカメラの良さだろう。

お祭りのさなかに、神輿を担ぎながらカメラを首からぶら下げられるのは、D40Xが限度でしょう。

お祭りの良いショットをいっぱい撮り、喜ばれました。お神輿を時々担ぎ、外に出て写真をバチバチ撮る、そんなときには高級機種じゃ怖くて持って行けません。これくらいチープなのがいい。写りは保証つきですから。新宿署署長さんが法被を着てうちのお神輿を担いでいるシーンを何枚も撮ってあげました。町内会の方も署長さんも大喜びでした。そりゃコチトラはプロの端くれですから、、、。スポーツグラフィック誌のグラビヤから文章までやりましたからねーーー。レンズは18mm~55mmの安いものですが充分!

カメラの設定は全くの標準がいい。彩度も標準でOK、けっして鮮やかなどにしないように。元々D40Xは鮮やかな発色傾向があって、アマチュアーの好みに振り向けている、キャノンの色傾向と同じです。ニコンは地味な発色ですが実際に近くあとで手を入れると言う考え方ですが、このD40Xのようなエントリーモデルはニコンでも発色が派手な傾向があって、抑え気味にしたほうが色などに厚みが出てきます。グラデーションがキレイになる。派手な発色にするとグラデーションがなくなって画面が3原色だけになる。プリントでもらうと一見いいけど、やっぱりおかしいと言うことになるのが関の山。

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ボディーはプラスチックなのだろうか?

ペンタプリズムはガラスブロックじゃなく、コストダウンしたペンタミラー。

だからと言って、見えが悪いわけじゃない、私には言われて初めて気が付いたほどです。十分なクリアーさがある。

むろん、ニコンD4やキャノン1Dなどのファインダーのキレに比べれば劣るのはしかたないが、これじゃダメというわけでもない。

相応に使えれば私には十分だった。私はカメラ愛好家じゃないから。使えてなんぼですので。

使える最低価格の機種で満足です。

プロになっても、使用機材の性能の200%以上も使い込んでいる自信はあります。こんなのプロでも使えないレンズだという、定評の悪いレンズの性能を最高レベルに引き出した自信はある。たぶん世界でも私だけだろうなーというレベルですね。

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だから、私から見ると、プロの方たちも、むろんアマチュアーの方たちはなおさらなんですが、機材の持っているポテンシャルのほんの一部しか使ってないんじゃないのと、いつも思っています。

D40Xのセルフタイマーは使ったことがあるかなー?

内臓ストロボはあまり使うことがなかったが、あれば便利。

サイドになるUSBはスタジオではPCとの連携でつないでいました。Dsc_0154

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D100より断然早くなったのが書き込みスピードかな。

バッテリーの持ちも十分。D700のほうがバッテリーを食います。

D40XとD100は同じくらいの省電力です。

私はRAWでスナップすることはなく、JPGばかりでした。

それもプログラムオートばかり。プロならマニュアルで撮れという人がいるけど、私は撮影は被写体との一瞬の勝負だと思っています。だから露出のことは考えないようにしている。どうでもいいことなんです、私には露出があっている色がどうのというのは二の次ですね。

大きくて重たくて操作が複雑なカメラは、スタジオでは良いけど外でのスナップには使いたくない。ピントの合いが早いカメラ、露出を考えなくても、それなりに写せるカメラ、いつでもどこでも持っていけるカメラ、天候や衝撃に強くて壊れないカメラ、、、が私には良いカメラと言える。

その点で、D40Xは充分要求にこたえていた。私にはD3は余分な機能満載ですね。1Dにしても私には使えないカメラと言えよう。
Dsc_0163

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SDカードになったのは良かった。

防水性がないのがD70などとの差ですね。

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これらの操作ボタン、ダイヤルで使うことのあったものは、右上の+-のボタン。これは絞りとシャッターの切り替えなので、慣れても使いずらいところ。でも問題ないかなー。

ダイヤルのPとMです。基本マニュアル撮影はスタジオ内だけ、プログラムは外でのスナップに使います。AやSは使ったことがない。

アクセサリーシューはストロボなどに使います。

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AFLやAELも使ったことがない。

ないとユーザーから文句が出るのかも。でも通常では使わんだろうーーー。そんな時はマニュアルでやれと思う。

視度調節レバーはしょっちゅう使います。まーこれも文句はない。

ファインダーがガラスプリズムじゃなくミラープリズムとコストダウンしているけど、私には気にならない。ミラーだってたぶん銀蒸着なんだろうから、見えは充分ですね。

Dsc_0168

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AIレンズはつくけど露出の連動はない。連動しなくても、一度撮ってみて液晶で画像を確認しながら露出を合わせれば問題ない。

カニばさみが付いた古いニッコールレンズは頭に引っかかるかもしれない。

私の持っている古いニッコールレンズは、全部AI化しているので取り付け可能です。

Dsc_0169_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミラーが小さいのでブレが少ない。

これがフィルムカメラより良いところです。

元々ブレが少ないのに、ブレ防止機能付きのレンズとなったら、鬼に金棒です。

Dsc_0171

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがD40X本来の姿。

この組み合わせが一番ぴったりだと思う。

ボデーが小さいので大柄な高級レンズをつけちゃもったいない。コンパクトさが失われたら、D40Xの良いところをつぶしてしまう。

それに単体レンズをとっかえひっかえではCCDに埃が付きまくってしまう。

D40Xにはズームレンズが良く似合う。それも最初から付いてくるレンズで充分ですね。

確かに1Dで30万円もする白いレンズで、スタジオ撮りでストロボでぶれもない画像は見事の一言。でもそんな画像をどこで使うのというレベルですね。畳大の大きさに拡大プリントしたら差がわかるし、細分まで描いているのはわかる。画像をレタッチしたりフォトショップで加工するときは有効だと思う。

プロが撮影した3000万画素はそりゃすごい解像度です!

Dsc_0177

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新機種のメリットは映像がとれるようになったことかなー。

Dsc_0178

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今でも性能は充分ですが、映像がとれる機種は魅力的でしょう。

あとD40XはISO100から1600までなので、高感度に弱い。

こればっかりは、最新機種にはかないません。

と言ってもD7000でも私には不十分で、フルサイズのD700で高感度領域はようやくOKと言ったところ。

その点ではフルサイズのほうがアドバンテージがある。

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このレンズにマクロが付いていればベストだったんですが、、、。

マクロレンズはほかに持っているけど、一本で済むというのはスナップでは威力がある。Dsc_0179

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうみるとカメラの左半分がない。右だけでカメラになっています。

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安いレンズでもEDとは技術の進歩。

レンズ設計の進歩ですね。

それはPC進歩のおかげでもあるんです。

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けっこうレンズ内部に埃が入っている。

最新の同じ使用のレンズが欲しくなりました。

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最新のデジイチに比べれば半分くらいの液晶です。

次期機種からCCDからCMOSに変わったと思った。どちらが良いとは言えないけど、このD40Xは高感度が苦手です。

Nikon Z7 フルサイズ・ミラーレス 小型でオールマイティな性能 SMCペンタックスをつけて撮影

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/93bec2394112f02f8049a7d90d86f959

Nikon D5300 バランスがとれた小型機種

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/90f6ee141db8fa119081fe775455142f

Nikon D700 フルサイズ 高感度に強かった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40X デジイチ第二世代

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

Nikon D100 デジイチ第一世代
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428

NikonF4 MD 私の最後のフィルムカメラ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140113

Nikon F MD ①の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

ニッコール24mm、28mm、トキナー28mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20091210

ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

ニッコール135mmF2、F3.5 ソリゴール135mmF3.5テスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090805

 

 

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Nikon F4s MD

2014-01-13 14:24:39 | つちのこカメラ

Nikonf F4s つちのこカメラ

私が15年前に主力機種でつかっていたF4sMD付です。

F4は単体でもMDが付いていますが、プロはニッカド電池をつけてMDの性能を上げて使います。私のF4は単三6本使います。

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プロが普通に使っていたので傷だらけです。

プロでは当たり前ですが 、年2回以上Nikonのサービスステーションで整備して使っていました。

整備代はあっという間に新品の値段を超えます。だったら新品をそのたびに買えばいいじゃないか、と思われますが、新品を買ってもどちらにしても整備には出します。それくらい使います。

カメラの傷はグリップのところとペンタプリズムの所です。

F4は中途半端なカメラだという方がいるけど、とんでもない、デジタル操作が主流の中、アナログ感で使える唯一のオートフォーカス・カメラだった。

これ以後、私は仕事から遠ざかったのでF5は使いじまいだった。各操作が早く確実になったのは事実で、F5が良いというカメラマンは多かった。おそらく仕事を続けていれば、そう思ったことでしょう。でも、十分この時代を代表するカメラです。

キャノンのF1が操作も全てデジタルになったのとは対照的です。

露出をオートで使うにもマニュアルで使うにもダイヤルひと操作です。

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カメラを握ると、にぎった手の下をぶつけるとグリップの下が傷だらけになる。

上をぶつけるとファインダー・プリズムのところをぶつける。

ところが、その部分が今までのプロが使うカメラ以上に丈夫に作ってある。かなずちに使えそうだった。

だから、ぶつけてもぺこっと凹むんじゃなくて傷になります。おそらくこの部分のダイキャストは超分厚いのではないか。特にペンタ部分はチタンと聞いているが、同じチタン製のF3のファインダーは凹んだから、F4のはチタン板じゃなくダイキャストに近い造りだと思う。

F3は良かったけど、さらにF4を私は信頼していた。

アマチュアーの方のカメラ談義は読み物として面白いけど、なんだかなーと言う感じです。ツールとして見ているのではなく、愛でる所有物と言うことなんでしょう。だったらスペック性能が高くてきれいなデザインが良いでしょう。

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F3と違うところはいくつもあるが、ペンタをはずすのが上に抜けるのではなく、スライドしてはずすようになった。

F3は雨に強かったが、 砂嵐には弱かった。砂漠のような所で風が吹きすさぶと、そりゃ精密機械のカメラ、特に電気カメラはひとたまりもなかった。F3では砂がファインダーから入り込んだのを、F4では入りにくくした。

スポーツ撮影の野外では土砂降りの雨の中で、タオルの水を絞りながら使ったものです。人は雨宿りしているけど、カメラは土砂降りの雨に放置してあった。フィルムに水滴が付くことだけ気を付けていた。雨よりも悪条件はパウダーのような砂と、砂漠地帯の乾燥です。モータードライブで巻き上げたり巻き戻し時に静電気が発生するのだ。そんなときは濡れたタオルをカメラにかけておく。

濡らしておくなどカメラの扱いには書いてありませんから~~~。砂は電気接点をダメにします。予備にマニュアルカメラを持って行くしかない。水よりたちが悪い砂です。

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バックのグリップもこれで十分。

MDが外付けというのが現代的じゃない。昔のモーターが弱かったから、電圧を上げる必要があったんですね。

最近のモーターの進歩、ほとんどが磁石の進歩なんですが、すごいものがあります。 

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頭でっかちの感があります。 

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ダイキャストの出来が良い。とにかくペコンと凹むことのないカメラです。かなづちにも使えるくらいの硬さです。 

適度にグリップが大きくて、にぎりやすい。

バッテリーケースは、これより大きなもの、小さいものがあったが、自分にはこの大きさ容量で十分だった。 

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カメラ操作は絞り、シャッター、フィルム感度、ピントだけだと思うがそれがアナログでできるのがF4の良いところ。

キャノンは、この時代にすでにボタン操作になっていた。

ボタンがいいかダイヤルがいいかは、好みの問題ですが。

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F3から進歩したのが、フィルムのオートローディング。

便利な機構ですがやり直すことが多々ありました。フィルムが上手く入らなかったらわかりやすいのも良い。

プロ用機材はロックが多いのが特徴ですが、報道用には反対にロックを取り去っていました。サービスステーションではずしてもらっていました。

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キャンはこの20年前からオートローディングを開発していました。おそらくそのパテントの都合でNikonは使えなかったのかな。

1970年代のキャノネットにも付いていましたからね~~~。 

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左の2つづつある接点はDXコードと呼ばれる、フィルム自動感度設定です。

でも自分は手動で感度設定していました。

シャッター幕はチタン製。1/8000が使えるのは、すばらしい威力でした。アマチュアーの方はこんなもの使わないというかもしれないが、プロはこのスピードを良く使っていました。 

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F4独特のダイヤル操作が集中しています。

これが使いやすいの~~~!

見た目に一発でどういう設定にカメラがなっているか見えます。ファインダーをのぞかなくてもわかるのは良い。

この時代、プロのカメラがキャノンに食われていくのだが、それはオートフォーカスのスピードがキャノンに一日の長があったから。キャノン・レンズに内蔵した音波モーターの威力は素晴らしかった!。

オートフォーカスの精度は地味なNikonらしく遅かったがキャノンよりは正確だった。今でもその傾向はある。キャノンのオートフォーカスは早いけど、精度が怪しいことがたまにある。その点でNikonは正反対なのだが、動作の派手なキャノンにシェアーをくわれた。

このF4と似た操作方法だったのNikon401という安いカメラ。これが使いやすいのだが、オートフォーカスの遅さで人気が出なくて、反対にわかりづらいという評判だった。私は401は性能さえ良ければ実に使いやすいオートフォーカスカメラだと思っていた。Nikonのオートフォーカス技術が未熟だったので、設計は良かったがダメカメラになった例だと思う。 

報道的な使い方では、私はAの絞り優先かPのプログラムを良く使っていた。

露出の補正は目の前に大きくあるので見やすい。

スタジオ撮りではマニュアルで使います。ストロボ同調が1/250と高速なのもいいところ。レンズシャッターのように、ストロボの光量と外光のバランスを取りやすいのだ。

これが、この時代のNikonの良いところだ。

FE3なども高速同調ができた。実に地味なスペックなんですが、そこがプロが使っていた理由でもある。

それと壊れないという信頼感も大きい。カメラのスペックではキャノンに劣るところがあったけど、信頼感は一枚上を行っていた。キャノンは目に付くスペックが高いのです。そこがキャノンらしいところ。

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露出の測光方式の切り替えです。 

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感度設定と巻き戻しレバーR1をやりながらR2を押すと、フィルムが巻き戻されます。べろだしストップという機構もあったけど、私は全部巻き取っていた。

フィルムがパトローネからちょこっと出ていたら、新品フィルムと間違えるでしょー。 

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ファインダーの横の小さなレバーはアイピースシャッター。

無駄な機構そのいちです。

ジャーん 

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何かでふたすりゃいいのだけれども、付けろという人がいるんだろうなー。コストに影響があります、値段が高くなっても良いということですね。 

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ファインダーは左横のレバーをつまんで後ろに引くと外れます。いかにも精度がよさそうな感触です。

こんなことをするから値段が高くなって、精度、丈夫さにも影響がでる。 

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私が使っていた2つのファインダー。

ウエストレベル・ファインダーは走っている車から車やバイクを取るときに便利でした。ファインダーをのぞけない状況が多々あるからです。 

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コンパクトで一つ持っていると便利でした。 

ウエストレベルファインダーは開くと全体が見え、ルーペ内臓なので小さなルーペで拡大して見ることができます。 

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それほど頻度は少ないけど、プロの必需品でしたね。

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ルーペが見えます。

オートフォーカスでルーペを見ないほうが多かった。

ファインダーで全体を見てシャッターを押していた。あとはF4まかせ!

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あまりかっこよくないなー。

2眼レフのような感じですね。

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キャノンのこの時代のF1は、ファインダーが外れなくなっていた。95%の撮影状況で良ければOKという考えですね。Nikonはとりあえず100%を目指していました。

そこが大きな違い。

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グリップとMDをはずすと、若干小さくなる。

この状態でグリップだけ付けて、電池4本でもMDで撮影できます。

単三だったか単四だったか忘れた。私の使い方には、物足りなかったので別体のMDを付けた。

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結構複雑な設計ですね。ダイキャストも丈夫だし重たくなるわけだ。

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MDのセット。グリップに3本、下に3本の単三が入ります。

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正面から。

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後ろから。

左のランプは見たことないけど、バッテリーチェックだと思う。

私はもうF4やフィルムカメラは使いません。使う気がしないというのがほんとのこと。

フィルムの難しさを知っているからで、しかもデジタルでできないことはない。明らかに劣っているシステム(フィルム)を使う人の気が知れない。ノスタルジーであれば認めます。人はパンのみに生きるわけじゃないから、、、。だからといってフィルムの味を利用してというのは、何か間違っていると思う。フィルムには味という劣ったものがあるだけ。それはデジタルで味付けをすればよいだけのこと。

そもそもフィルムからデジタルへ移行したのは、銀塩の浪費ができないからです。限られた資源を浪費してはいけないというのでデジタルが開発された。

結果、写真がカメラから電話に組み込まれるようになり、コンパクト化が進み、機械の眼というのが一般的になった。知らないうちにカメラがそこいらじゅうにあるようになったのです。

良いいか悪いかは別問題ですねーーー。

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私のフィルムカメラ最後の機種といっていいF4です。

ペンタックス67はその後も使っていましたが、7年前ぐらいに、それもデジタルカメラにチェンジされました。コマーシャルフォトの1ページ広告原稿をネットで送るようになったからです。

ネット(通信革命)がフィルムを駆逐したともいえます! 

Nikon F MD ①の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

NikonD100
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428

ニッコール24mm、28mm、トキナー28mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20091210

ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

ニッコール135mmF2、F3.5 ソリゴール135mmF3.5テスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090805

Nikon D5300

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/90f6ee141db8fa119081fe775455142f

Nikon D700 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40x

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

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オリンパスM1、つちのこカメラ

2013-12-26 23:48:33 | つちのこカメラ

オリンパスM1

OLYNPUS M-1

私が若かったころあこがれのカメラでした。すでにニコマートFTnを使っていましたが、ニコンは重たくてレンズの発色がオリンパスやミノルタに比べて鮮やかさに欠けた。シャープネスは充分ですが軽快感のないカメラでした。

オリンパスなどは大きくなりすぎた一眼レフへのアンチテーゼだと喝采したものです。当時超コンパクト一眼レフとして登場したM-1でも、今持つと重量はずっしりします。

でも今見比べても、ニコマートより実にスマート。 

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ペンタックスのSMCタクマーの柔らかな描写。オリンパスのズイコーやミノルタのロッコールは色が自慢だった。

キャノンとニコンはカメラも重かったけど、写りも重々しかった。

でも、それはちょっとの違いなのだろう。もしかすると宣伝にうまく乗せられているだけだったのかもしれない。

でも、このコンパクトさがかっこよかった!

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端正なスタイルです。

ペンタ上にねじ込み式で付けるアクセサリーシューははずしています。

十数年前にいただいてから、一度もフィルムを通していない。写真を撮るのが仕事だと、遊びにもこのオリンパスの出番がなかった。 

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アクセサリーシューを付けました。こちらが本来のスタイルでしょう。取り外しができるだけ無駄じゃないかな。  

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後ろ姿はシンプルですな。

コンパクトだけど華奢じゃない。きっちり作ってある。 

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オリンパス一眼レフの弱点はこのフォーカル・プレーン・シャッターじゃないかな。

評判や耐久性は私は知らないけど、自社製品のシャッターは、コパルなどが作る縦型シャッターに比べて、幕速がどうしても遅くなる。

ニコンとてFEやFMのほうがF2などに比べて速いシンクロスピードを誇った。それでもニコンやキャノンの高級機種は耐久性というところでは手抜きがなかった。その代りどちらもシンクロスピードが後世まで遅かった。

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OMシリーズの特徴はシャッター調節がレンズマウントにあるということ。慣れればいいだけですが、他機種と一緒に使ったらまごつきます。

私が当時使っていたニコマートFTnも同じようにレンズマウントにシャッター表示があった。あの感触は好きになれなかったなー。

ガチャガチャつまみを持ってレンズマウント部をいじるのは何とも、、、。M-1もニコマートも同じようなシャッターリングの感触です。

シャッターを切った感触は、M-1はミラーショックが少なくて、クシュと言った感じで切れる。ニコマートは何とも言い難いシャッター音で色気のない感じだった。ペンタックスの一眼レフは軽やかな響きがあった。機械的にはニコンは確かなのだが、使って心が浮き浮きすることはなかった。命令や仕事に忠実なカメラなのだ。いわば、、、戦前ドイツのゲシュダボ・カメラ???

その点で、このオリンパスやペンタックス、ミノルタには人を楽しませる要素がある。するとキャノンは何かと言うと先進性で、プロの皆さんに聞いた限りでは確実性がニコンに比べて欠ける。ニコンは面白くもなんともない機能、確実性優先のカメラだった。

ニコマートも次機種のFMやFEではコンパクト化とシャッター位置を改善してきた。ぐんと使いやすくなったものです。FMやFEを使うようになっても、オリンパスM1シリーズは魅力的だった。なんだろう、ニコンではあのような軽快なデザインができなかったのだろう。

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通常のシャッターの位置には感度設定のダイヤルがあります。

レンズ絞りがレンズの先端にあるのは、手動絞りの古いレンズの名残のように思えました。位置がクラッシックなのだと思う。

私が高校生のころに使っていた、タクマーのプリセット絞りを連想します。

絞りの位置は、これでも問題ないけどねー。

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だいたいシャッター表示がここにあると見えにくい。シャッターをチャンジするときは、カメラを持ち替えなきゃならない。速射性はあまりない。

オリンパスMー1は金属製だと思いますが、この後続いて出てくるコンパクト一眼レフから、ボディーの上部と底がプラスチックになっていった。

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シンクロ接点の位置もペンタックス67と同じ位置で、めづらしい所です。

レンズを外す脱着ボタンはボディーにあるのではなく、レンズのマウント近くに2つあって、両側をはさんで持つとハズせます。
ボディー側のロックじゃないんだー。 

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ミラーアップと巻き戻しボタン?

使ったことないから、知りませんが想像です。 

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オリンパスのOMマウントは口径が大きくて、良いマウント規格でした。

レンズ後端の設計がやりやすかったでしょう。

オリンパスのズイコーは、私は信用していました。

タクマーも好きでしたねー。キャノンのレンズはサービスステーション(写真展をやらせてもらった)で一式を数か月借りて使っただけで、意外に発色が悪くて、結局購入に至らなかった。ミノルタの発色は定評があったが、レンズの当たり外れが大きいと、当時の評判だったなー。それを言ったら、ニコンもキャノンもどこも同じだと思う、、、昔はねーーー。

くそレンズというのがニコンにもありましたから。35mmF2,8なんて何て事のないレンズが、にじみがひどくてF2のレンズにすぐチェンジしました。F2の明るいレンズのほうが、どの絞りでもシャープなのにはびっくりです。F2の35mmで開放近くで見開きグラビアを良く撮りました。200mmF4の開放でも大事なページの一瞬のシャッターチャンスをものにしたことがあります。デジタル時代では考えられないようなレベルの撮影技術が必要だった。

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オリンパスPENは良く使ったが、Mシリーズのような高級機種は使わずだった。プロはニコンかキャノンだけだったので、必然的に他メーカーは使いずらかった。

アマチュアーだったら使っていたと思う。 

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コンパクトですが、今となっては大きいけど、ずっしり中身の濃い一眼レフです。

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このオリンパスM-1
は友人のカメラマンからPENDと一緒にいただいたものです。

20年程前のことで、以来大事に保管しています。

オリンパスカメラは2年ほど前に会社が経理上5000億という不正取引(闇社会とのお付き合い)を隠ぺいして社会を騒がせた。良いカメラを作ることと、社会規範を守ることとは別なんですね。私はオリンパスカメラが好きだったので、非常に残念でした。それがブランドだと思うからだ。目指すものがあって、それを追求していく姿勢がブランドなのだろう。だから、今思うにオリンパスのブランドは残念ながら私の中では地に落ちた。巷ではデジイチのミラーレス一眼のトップメーカーだそうですね。残念ながら今は私はオリンパスを応援できません。

オリンパス・トリップ35
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20111208 

オリンパス35ED

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071130

ペンS(ハーフサイズ)で撮ったツチノコ写真を見てください、トーンが素晴らしいでしょ。1969年2月の八ヶ岳

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a6a3017724ad891d03e5e9b9d0b8a640?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

40年以上前に、ハーフサイズのペンSで撮った写真
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101206

ペンEE3の記事
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc

ペンDの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

ペンS f3.5の記事②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105 

Nikon F MD ②の記事はMDをより詳しく解説しました 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110120 

Nikon F3 MDの記事は 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919 

Nikon FM ポラボディーの記事は 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804 

Nikon FE2 の記事は 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510 

Nikkorex Fの記事は 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530 

Nikkorex 35の記事は 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

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Nikon D100 つちのこカメラ

2013-04-28 19:55:19 | つちのこカメラ

つちのこカメラシリーズ⑲

ニコンD100(NikonD100)

2002年02月が発売日だから、11年前になる。600万画素のデジタル一眼レフは30万円だった。今では一眼レフの入門機種だったら1500万画素で4万円あたり。たった10年でも隔絶の感があります。

それだけ世の中が変わったということ。

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ケレン味のない使いやすい機種でした。

Low(生の画像)で撮って現像するとD100の能力が生かされるという。

私はJpegで撮ることが多かったので、能力を活かしきれていなかったのだと思います。

Lowで撮ってプリントで納品したときの印象では、6×7でネガ撮りプリントより良い仕上がりだった。

何より元からデジタルなのでネガをスキャンしてPCでフォトショップ加工するより、はるかに仕上がりが良かった。

600万画素でも通常では十分なシャープさがあった。雑誌などは1000万画素あっても、印刷の網が荒いので同程度にしかならない。PCで拡大してみると600万画素と2000万画素は歴然としていたが、実際の印刷物やWebでは画像を落として使うぐらいですから。

機材至上主義の方は使いたくないカメラでしょう。以前、2000万画素のカメラが故障で使えなくなったとき、このD100を引っ張り出しました。ところが画素数が1/3のこのカメラでも十分印刷に使えたのには感心デス。そんな話はいっぱいあります。

シャープさはそれほど気にならないけど、感度を上げて撮影した時のざらざらは時代だなー。といてもちょっと前の機種7000辺りでも不満だったが5300になったら、増感性がビックリするほど良くなった。700に匹敵するぐらいだ。D100は普通に使っていたりLowで普通に使ったら充分に今でも使えます。高感度領域は私には使えないぐらいのレベル。人それぞれだから何ともいえない。フィルムカメラと比べているぐらいだったら、充分です。それくらいデジタルカメラのレベルはフィルムカメラを越えています。写真学校の人や、プロカメラマンがフィルムに味と言ってるのは(スゴく多い)回り道にしか過ぎないと思う。写真の本質はデジタルだとかフィルムの違いにあるわけじゃない。技術が進歩したらデジタルじゃなくなってもかまわないのだ。今ごろフィルムがどうのこうのと言っている方は、無知な人達を愚弄しているのだろう!

Nikon ホームページ

http://www.nikon.co.jp/news/2002/d100_0508_02.htm

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1.8インチ液晶モニターが小さいのが 古めかしさを感じます。

D100はAFレンズだけではなくAIレンズにも対応していて、これ以後に登場したD50などとは一線を期している。

バッテリーの持ちがよく、どんなに撮ってもバッテリー切れはなかった。1000枚までひとつのバッテリーで撮れれば十分です。

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マニュアルの時は右手の人差し指でシャッター速度を、親指で絞りを操作します。

プログラム、絞り優先オート、シャッター優先オート、マニュアル露出は左のダイヤルで変えます。

感度、画像サイズ、WB(ホワイトバランス)は左のダイヤルで選んで右の親指と人差し指で操作。

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このダイヤルがわかりやすく使いやすい。

いまでは、ダイヤルやプッシュボタンで操作が一般的です。

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ボディーの上が微妙なカーブを描いています。

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視度調整はファインダー横のレバーの上げ下げ。

測光方法も選べます。

時代を感じるのがオートフォーカス・ポイントの少なさ。

D100はわずか3点です。

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CFカードは一枚だけ。

このバックの作りはゴチャゴチャしていて、最新のデジイチはすっきり整理されている。試行錯誤していた時代だからねー。

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一番のウイークポイントはゴミ、ホコリ対策がないことです。

ミラーショックも比較的少ない。フィルム時代の一眼レフよりミラーが小さいからだ。

AIレンズは連動しないが装着は可能です。DレンズやAFレンズから露出が連動。

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メイドイン・ジャパンでした。

そうそう最後に使ったのが某銀行の入社式の記念写真。ここ一番でミスレないので、D3XとD100を並べてシャッターを切った。表情その他もろもろが良い方を選んだら、これで撮ったものを納品。全く品質に問題がなかった。

むろんLOWで撮影してフォトショップとNX2で現像加工しました。

バッテリーの持ちが良いのが一番の特徴だと思う!

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Nikon D40x デジイチ第二世代
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140217

NikonF4 MD
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140113

Nikon F MD ①の記事は
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ニッコール24mm、28mm、トキナー28mmテスト
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ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト
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ニッコール135mmF2、F3.5 ソリゴール135mmF3.5テスト
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ASAHI PENTAXのレンズのカビ取り

2012-04-19 09:31:47 | つちのこカメラ

つちのこレンズを整備、清掃。

大事なレンズにカビがはえ、あきらめていませんか。レンズのカビは中性洗剤で洗えば落ちます。全てのカビかどうかわからないが、こんなにひどいカビは初めてというレンズでもキレイになりました。

昨年の東北震災で津波に遭い、水没していたカメラとレンズをいただいた。
皮のケースに入っていたため、外観の破損は無いがカビだらけ、、、。皮ケースからしてカビカビだった。
こんなにカビたレンズを、私は見たことが無かった。

レンズ工具をオークションで購入して整備にチャレンジ。


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かに目
尖った棒は色々なセットがついてきました。
4000円程度。
これが無いと、ガリッとレンズを傷つけたりします。
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ゴム帽子、正式な名前を知らない。
こんな簡単なものでポッチが無いレンズ押さえのはずしに使えます。
1000円程度だった。

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かに目も相手にあった先を使わないと傷つけます。

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ASAHI PENTAX MVでした。
外観は清掃してありますが、シャッターが下りません。

バッテリーの問題なのか、内部が錆びているのか、チェックしていないのでわからない。

レンズが3本
28mm  f2,8
50mm  f2
135mm f3,5

レンズの表側は磨いたのかキレイですが、マウント側は中のレンズまでカビていた。
裏側は工具がなきゃはずせません。

50mmf1,4のマウント側です。
カビだらけ。
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工具を使って玉をはずしまして、中性洗剤で良く洗うと、カビは落ちます。
水洗して良く乾燥して組み付け。
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カビが中性洗剤で落ちるのは、最近ネットで知ったことです。
カビはあきらめていたが、これでバッチリ修理できます。

こんなにカビていたんです!
3本とも同じ状態でした。海水に浸り湿気があったんでしょう。一年間前の震災以来そのままだったよう。

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全面カビだらけ、猫灰だらけ、お猿のお尻は真っ赤っか。
おげれつな歌でしつれい。

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レンズの絞りを挟んで前後のレンズ群ごとに分解して清掃。
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アルコールより中性洗剤の方が良いと思う。

洗い流せるからです。
油っけはアルコールかベンジン。でもレンズそのものはベンジンじゃちょっと危ない気がする。
120410r7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレイになりました。

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鏡胴も清掃して、レンズと合体です。

三本のレンズを清掃しても、時間は3時間もあれば十分。
かに目とゴム帽子は必需品です。
こちらは28mm
同じようにカビだらけだったが、キレイになりました。

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3本整備したけどPENTAXの出番が無い、PENTAXのデジカメを持っていないから。なにか中古でも手に入れますか、かといってニコンとダブってもしかたがないので、面白いミラーレスでもあれば良いが。

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同じく、水没していたロードサイクル『CARRERA』を整備に出した。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120114

お金はかかったが、新品のようになりました。乗ったら速いのなんの、100kmぐらいだったら楽勝で走れます。ロードレーサーのシートはスリムなので尻が痛くなる。それでパット入りのパンツを購入。人から何か譲り受けるとお金がかかりますねー。震災で人がなくした過去を大事に尊重して整備したからです、、、私にしたら、今まで仕事をさせてもらい、ちゃんと生きていられるお返しです。

2021年 カビ取りしたレンズをZ7につけて撮影してみた、

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/93bec2394112f02f8049a7d90d86f959

 

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OLYMPUS TRIP 35

2011-12-08 20:38:52 | つちのこカメラ

つちのこカメラ⑱
オリンパス・トリップ・35(OLYMPUS TRIP35)

これは妹へ40年ほど前にプレゼントしたものですが、デジカメの普及に伴い私の手元に里帰りでした。40年も壊したりなくしたりしないで使っていました!

Dズイコー 40mm F2,8

この当時のコンパクトカメラはジャーニコニカのように38mmをつけているか、トリップ35のように40mmレンズかどちらかだった。
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端正なスタイルでした。当時のコンパクトカメラで距離計を省いたのは少ない。
それがトリップ35の最大の美点です。

ピント合わせに難しい事言わないで、山、大勢、数人、ひとり、のマークを合わせればだいたいOK。その清さが設計者、米谷美久の天才たるところ。
ペンEEをそのまま大きくして35mmカメラにしたものです。
ある意味でペンシリーズよりカメラのスタンダードであるかもしれない。
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裏は何もないほどシンプル。
唯一巻き上げノブが右上にあります。
ペンシリーズと全く同じ考えで、私がペンを好きな理由のひとつがここにあります。

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35mmフィルムをフルで使うのでレンズの出っ張りが大きくなりました。

距離計もないし、巻き上げレバーもないし、セレン光式露出計なので電池も入らない。
あまり壊れる機構がないのが特徴。
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ストロボは接点付きだし、ピント調節も出来るので使う人が使えば威力を発揮します。

昔聞いた事ですが、このトリップ35は全くの素人を想定して作られたが、実際に使われたのがプロやセミプロのサブカメラだったと、、、。
ピントが目測という事に、素人は安物というイメージを抱いたのではと私はそれを聞いて感じました。

ピントが正確に合わせられないと言う不安が素人にはあったのでしょう。
実際はこれくらいのレンズだと、距離感さえ自分の感覚があれば目測でも十分です。トリップ35のように円形で山、大勢、二人、一人の印を合わせるだけでいい。
ちなみに、、、会社でカメラマン志望の方を面接する事が多いが、距離感が狂っている人が多い、じつに多い!それだから、一般的な人だったらもっと狂っているかもしれない。

人の感覚は鋭くて、訓練すると精巧な機械並みになります。秒数、重さ、長さナドナド。

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フィルムカウンターは小さな窓。
数字が飛び飛びなので不安がる人もいるのでは。
私はこれで良しとしますが、、、けっこう、高度な設計思想を感じます。
設計者の想いの強さと、自信、思い切りの良さの現れです。

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コンパクトカメラであるが、今のプラスチックで出来たカメラとは重さが違う。
小さいけれどズッシリとします。
コニカのC35が頼りないぐらい軽く操作も軽快なのと正反対です。
どちらが良いとは言えないが、素人受けするのがコニカC35だと思う。
トリップ35は簡単なところが反対に玄人好み。

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実はこのトリップ35では撮影した事がない。
私用には売れ筋のコニカのC35を買ったから、、、。理由は距離計付だったからで、多くの方たちと同じ。
C35にはマリンケースがあり、時代がデジカメに切り替わる直前まで使っていた。

今思うとトリップ35は良いカメラだった。
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フィルムを入れる時は、サイドにあるレバーを下げる。スタンダードな機構ばかりでトリップ35を設計したところが米谷美久さんのすごいところ。

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底には巻き戻用のロック解除ボタンしかない。
made in japanの刻印がある。
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いちばん幅の広い黒いリングがピント調節。
絵に合わせる。
それだけでプロは十分じゃないかと思うが、、、素人は心配なのかもしれない。
露出のオートとマニュアル絞りの切り替えリングがボディー側にある。
使った事がないので何ともいえないが、マニュアル絞りの時は1/30にシャッターが固定されるそうだ。

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鏡胴の裏には距離目盛りがあります。
あくまでm表示は裏サービスです。
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ファインダーは奇をてらったものじゃない、ごく普通のブライトフレーム付き。
巻き上げノブの出っ張りが小さいでしょ、優れた機構だと思います。
レバー式だと引っかかりやすく、壊れやすい。
コンパクトカメラに、それほどの速写性は必要ない。

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オリンパスの米谷美久さんの定番のセレンとDズイコー。
ブルーのコーティングですね。
レンズに傷,カビ、塵はない、じつにキレイなレンズです。
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ファインダーの左下にある小さな窓から、ピントの絵(人型や山のマーク)を見れます。

まー見る必要があるかどうかは、、、わからない。

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フィルムカウンターは小さくて見づらいが文句はない。

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オリンパスのカメラの巻き戻しノブはみな同じ感じで、好感が持たれます。トップが凹んでいてつるっとした感触です。
良くできたカメラだと思います。
コストダウンしているが、手抜きはない。

オリンパスの巨額損失隠蔽問題は、これら素晴らしいカメラや製品を作ってきた従業員に対する、何と言う仕打ちになっただろうか!オリンパスの巨額損失が悪質なのは、お金が黒社会へ流れたようだということです。経理上の粉飾決算とは性質が違う。決算の粉飾は良く見せようとしただけで、株式市場に嘘を言っただけだ。だけどオリンパスのは黒い裏社会とのつながりを感じさせるもので、外部から招き入れた外人社長を結局パージした。オリンパスの会社体質はブラックそのものなのだろう。そもそも何故そんな社会とのつながりがあるんだ?欧米社会ではフェアーであるかアンフェアーであるかが大事です。
製品は良くても企業の体質は大問題だ!
残念です、、、。

ペンS f3.5の記事②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

ペンEE3の記事
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc

ペンDの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

リコーオートハーフの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

ペンSで撮影した白黒写真
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101206

オリンパスOM1
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20131226

オリンパス35ED
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071130

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オリンパス カメディア ミューミニ 

2011-10-08 21:08:01 | つちのこカメラ

つちのこカメラ⑰

オリンパス・カメディア・ミュー・ミニ

出戻りですが、気に入って使っています。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20100520

妹に5年以上前に買ってあげたカメラが、新型デジを買ったので返すと、、、私の手元に戻ってきた。

以前私はこれと同じ機種でオレンジを使って気に入っていたのだが、買い換えたときに下取りに出してしまった。今思うともったいなかった。

感度を50で使うと、色ののりが良く、すばらしい描写です。画素数は400万画素しかないが、そんなことはどーーーでもいい。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050317

オレンジ色のキュートなデザインが良かった、独創的なそんざいでした。

111004o1丸みを帯びたツルリとして手の中にすっぽり入ります。

レンズバリアが開いてレンズがちょっと飛び出します。

最近のデジカメのように、大きく飛び出すというほどじゃない。

今使っている水深3mまで防水カメラより、写りが自然です。おそらくレンズの構成の問題でしょう。こちらのカメラのほうが無理がない。110104o5

最新のデジカメに比べると、操作するところが少ない。つまりシンプル。

111004o3

レンズバリヤーが閉まり生活防水です。

レンズはなかなか良い。

111004o4 背面のモニターが小さいのが時代を感じさせる。

バッテリーの持ちが良くないのが時代なのか、、、。中国製は厳禁ですよ~~~使えない。

閉まった状態だとのっぺりしている。

グットデザインです。

オリンパス・トリップ35 http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20111208

オリンパス35ED
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071130

40年以上前に、ハーフサイズのペンSで撮った写真を見てください!
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101206

ペンEE3の記事
<ahref="http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2008/06/post_3967.html">http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2008/06/post_3967.html

ペンDの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

ペンS f3.5の記事②
ttp://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2010/11/s_a459.html

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50mmf2、つちのこレンズ

2011-07-23 14:54:34 | つちのこカメラ

NIKKORーS Auto f=5cm
先日つちのこ50mmをテストして、このf2を忘れていた。
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710
最近、人からいただいたレンズで倉庫にしまってあった。
昔から定評あるレンズですが、私は使ったことがなかった。標準レンズとしてはf2と無理がなくシャープです。50mmf2はコストパーフォーマンスの良いレンズです。
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造りは,当時のニッコールそのものです。
対物レンズ1枚めの曲率が平らなのには意表をつかされた。f1,4はもっとグリットしている。

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たしか、表面のレンズが凹になっているのも、外国製(ウルトロン?)ではあった。

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50mmf2なのでコンパクト。いわゆるパンケーキと言われている45mmf2,8に比べると大きいが、それはレンズが奥に引っ込んでいるから。普通に使うのにはこれくらいが良い大きさです。

フードがいらないくらいレンズが奥まっています。

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昔のレンズはネームが前に書いてある。

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ピンとリングもゴム巻きじゃないし、マウント部はシンプルそのもの。

唯一自動絞り連動ピンがあるだけです。
開放設定はニコマートやFTnなどでは、いちど絞りリングをガシャガシャと前後に回す必要がある。
Aiじゃないのだ。

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電気接点がないので、壊れるところがない。

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唯一連動ピンが削れています。
絞りが設定したところに絞られないのでは??
もしかして金属が削れるくらい使ったのか?
このレンズがついていた、ニコレックスFのボディー側の連動ピンも削れていたので、50年前の日本の金属が悪かったのかもしれない。
しかし、、、私が古くから使っているレンズでも、このような削れは起きないから、自分で削ったのだろうか?
それにしても、理由が良くわからないところです。
*********************************
さて写りはどうでしょう
最初はf4

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f4だと、まだ画像が眠たい感じです。手入れされていないレンズなので、新品の時はもっと良かったのでは、、、と思う。
f8まで絞ると画面全体がピリッとしてきます。f5,6からぐんぐん画像がシャープにクリヤーになっていきます。
もはや、これで十分です。

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開放テストがないのは、デジカメとの連動がピンの削れているため露出が合わなくて撮れませんでした。
f16は充分シャープですが絞りすぎて画像が不安定になってきます。

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良いレンズですが、最新のマクロ60mmにはかないません。
マクロ60mm、50mmf1,4、55mmf3,5などのテスト記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

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50mm標準レンズ、つちのこレンズをテスト

2011-07-10 18:04:40 | つちのこカメラ

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左から

マイクロニッコール55mmf3,5

ニッコールAI50mmf1,4

ニッコールAF50mmf1,4

マイクロニッコール60mmf2,8

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繰り出したところ

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明るさは光径に比例しています。

マイクロニッコール55mm

110703h1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40年前に新品で購入しました。そろそろオバーホールにだしたい。

f3,5と暗いが画像は安定している。

軽いレンズなので山などにはよいのでは。

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当倍用リングがセットで付いてきました。

110703h3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰り出し量が異常に大きく1/2まで寄れます。

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レンズは奥のほうにある。

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レンズの後ろにはフードのようなものが付いています。余分な光を切るのでしょう。

レンズを置いた時にもプロテクターになります。

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マウントはシンプルなもの。このレンズは45年間壊れるたことがない。

そろそろオーバーホールにでもだしてチェックしてもらおう。長年使ってきたから光軸が心配です。

 

AIニッコール50mmf1,4

これは25年間使ってきました。良いレンズです。その前の50mmとはレンズ構成が変わったようで、開放のフレーやーが減りました。

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小さいがずっしり重たい。

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F3の時代から使っています。

レンズはシャープさや使い勝手が気に入らないと、買い替えします。

反対に気に入ったレンズは、新型が出ても、どんなに古くなっても手元にとってあります。

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デジタルになってレンズ設計のポイントはどう変わったのかしら?

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レンズを置く時には注意。後玉が大きいのは明るいレンズの証拠。

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AIのかにバサミははずしています。

全体にキャノンのレンズより小さいかもしれない。

このレンズでも、D300s以上の機種であれば露出計が連動します。そこがニコンマウントのすごいところ!

40年前のレンズが普通に使えます。マウントが丈夫なのも特徴です。

これ、あまり知られていない事ですが!

精密機械というより、兵器としての考えなんですね。

AFニッコール50mmf1,4

これはF3pとF4の標準レンズとして購入

レンズの構成事態はAIと同じです。使いやすいレンズですが、内部にプラスチックを使っているので、ヤワな一面もあります。110703f1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピントリングにゴムを巻いていないので、他のニッコールとは違った感触です。この時代はニコンもAFになって試行錯誤していたみたい。

手持ちの85mmf1,8と同じつくりです。レンズ構成はそのままで、モデルチェンジして現行型になってから各部の操作が使いやすくなりました。

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安定した良いレンズです。

ニッコールで壊れることがあるのは、絞りの羽ぐらいで、この型でピント繰り出しの内部パーツがプラスチックなので、カムことがある。それくらいですか、、、壊れるのは。

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22年ほど使っているが、レンズは新品同様のまま。

カビが生えるのはどういう扱いをしているのだろう??

ヤフオクで以前、45年前のタクマーを売ったが、キレイなのでビックリされていた。皮ケースから出しておくのがよいようです。皮ケースなどが湿気をよびますから。

私は防湿機は持っていませんが、50本ほどのレンズは新品同様です。

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でっぱりはレンズのプロテクターなのか、、、電気接点が付いたのはこのタイプから。

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フォト工房キーストでチェックしてもらったばかりです。

古いニッコールはこちらへどうぞ。

http://photo-kiitos.co.jp/index.html

最新のマイクロニッコール60mmはマップレンタルで借りました。非常にシャープでクリアーです。

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使い勝手が良い、デジタルに対応しているし、最新だしあたりまえ。

繰り出しが面白くて見てしまう。

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大きくて重たいのがプロ用ということなのか、、、。

気楽には持ち運びできない。

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複雑な繰り出しデす。

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きれいな作りだ。

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大きくて重たいが、じっくりとシャープにとりたい時に良い。

手振れ防止まで付いているもの。

 

では写りを見てみましょう。

110703d3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイクロニッコール55mmの開放から

崩れはありません、露出計が連動していないので、ちょっとデジタルではたいへん。

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ここまで絞ると隅々までシャープ。

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以前に28mmf3,5のテストをして、最近のレンズ以上にシャープでビックリしたことがあったが、これは、それほどではない。

当たり前に50mmレンズは他も良かったし、55mmf3,5もそれなりぐらいです。

ただ40年前のレンズとしては驚異的かも。

学生のころアルバイトして給料をもらうたびにカメラやさんに行ったものです。

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フレーやーが多くしまりがない。f1,4の開放はこれくらいでしょう。

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わずかひと絞りで画像がしまります。

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もはやf4で充分な画像になります。

AFはAIと同じレンズ構成です。

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f1,4では同じような感じ。

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110703b2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

110703b1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隅々までシャープ。

マイクロニッコール60mmF2,8は最新のレンズなんで、開放から見事でした。

良いレンズです。

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大きさ性能からザ・レンズと言う感じですか!

新しいデジタル用50mmのレンズはどうなんでしょう。大柄になって設計に余裕があるのではないか。

明るいレンズは明るいままに撮るのが筋と言うもの。知り合いのプロカメラマンでプラナー50mmf1,2を使っている方がいて、f1,2は普通の方では使えません、私だって大変だものといっていました。私も135mmf2は普通に開放で使っていました。300mmf2,8も同じく開放でスポーツなどを追っていました。開放で使えないレンズはプロには使えません。そうそう、28mmf3,5の暗いレンズだったが、これも開放が良かった。ワイドの開放が使えるのもめづらしかった!

つちのこ28mmレンズテスト記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20091210

つちのこ135mm記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090805

Nikon F MD ①の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

 

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スーパーカブを撮ってみた

2011-07-05 22:21:05 | つちのこカメラ

つちのこカメラじゃないけど、つちのこバイクを撮ってみた。

写真講座の中の一環です。

Img2020bb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒチサンの構えで、1枚。 

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正面下から 

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バックぎみから良くあるアングルです 

110705a1bb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下からあおった感じ

スーパーカブは60年近い歴史があり、50cc機種に関してはスペックがほとんど変わっていません。

最初から完成されていました!

高校2年の時にバイク免許を取って、授業中にバイク雑誌を読んでいました。教室の後ろに陣取り、授業中にヘルメットをかぶっていたので異様だったでしょう。よくチョークが飛んできたものです。

スーパーカブが欲しかったけど、結局125ccのベンリイc90だったかc92だったかを中古でもらいました。当時のお金で3000円から5000円だったと記憶しています。安かったのは事故車だったからで、しょっちゅうエンジンをおろして分解して組み立てていました。

なっぱ服を着ていたので工員さんとよく間違えられました。丁稚奉公の自動車整備工ですね~~~。

遠い昔の話です。

ホンダのミリタリー車モトラを撮った

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/2beb0763ed24ce1a0a29f60cdef9ba20?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

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ニコンの修理はキートスへ

2011-06-24 12:54:48 | つちのこカメラ

西大井町はニコンの町です。
駅前の通りに(光学)kougaku通りと書いてあった。

ジャーン
110623n1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなニコン工場が通りを挟んで3棟ありました。高級機種のみをここで造っています。たぶんD3ぐらいだろう、、、。

工場から200mほどの小さなビルの2階にニコン専門の修理屋さんがある。
社員のうち5人がニコンを退職された方で、ニコンに関してスーパープロフェショナルだ。もしかしてメーカー・サービスステーションの人より、S型などの古い機種に関して詳しいだろう。
持参したレンズはヘリコイドが固くなって、オートフォーカスが回らなくなって、サービスステーションで断られて、最後の望みでキートスに持ち込んだ。
メーカーのサービスステーションは手持ち部品がなくなったら、以後は修理を受け付けません。
キートスのような修理屋さんは、セカンドオプションのやり方を考えて修理してくれます。そういう融通が利くところがいい。
パーツがないなら、パーツを加工して修理してくれます。
十分です!

110623n2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビルの2階にキートスはあった。
この近くに、ハッセルやライカを修理してくれる関東カメラサービスもあった。
オリンパスM1や古いペンタ67、ニコレックス35などを修理してもらったことがある。一眼レフのプリズムまで制作していて、ケッコウな料金がかかりますが、完璧に直してくれました。

110623n3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー並みの修理です。
110623n4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコンを退職して、またニコンの修理屋さんに務める、、、ニコンづくしですね、一生が、、、。
この標準レンズは20年前のものですが、レンズは新品同様で(手持ちのレンズの工学系はすべて新品同様)鏡胴がひずんだだけなんで買い替えがもったいなかった。
十分にシャープです!

有限会社 フォト工房キィートス
140-0015 東京都品川区大井1-8-1 西大井舘野ビル2f
03-5718-4600
http://photo-kiitos.co.jp/index.html

日研テクノ(ジッツオ三脚、キャノン製カメラなどの修理)

http://www.nikken-techno.co.jp/

関東カメラ(フィルムカメラの修理)

http://kantocamera.com/

2018年10月30日、日研テクノへジッツオ三脚を取りに行く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1c00bd6a9877e958709b45d7e2563d03

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ピッコリーノの写真です

2011-01-29 16:14:17 | つちのこカメラ

写真は昨年末に撮ったもの。

家族の記念写真の合間に遊んでいるところをバシバシ撮ったもの。

男の子の元気でひょうきんなところをフィックス。

110129p1_2

ON PHOTO

http://onphoto.co.jp/

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ピッコリーナのお写真を撮ります

2011-01-25 13:41:05 | つちのこカメラ

新宿の広いスタジオでノビノビした写真を撮りますよー。

今日はおしゃまなピッコリーナ!110125a1_3 

 

 

ON PHOTO

http://onphoto.co.jp/

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