ランシモ

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Nikon F MD

2011-01-20 21:40:40 | つちのこカメラ

つちのこカメラ16②

Nikon F MD の追加記事です。使い方や機構を詳しく解説しました。

NikonFを語る記事は多いけど、FのMD付はあまり見かけません。プロカメラマンが実際に使っていたのはMDをつけていたから、これ抜きにはFの全貌は語れません。

モータードライブが珍しかったころです。

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Fの時代のカメラは角ばったものが多かった。その中でもFは特別にカクカクだった。

手にもつと指が痛くなるくらい角ばっていた。

MDのグリップに指が挟まって痛いぐらいだ。よく怪我しなかったものです。

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端正な姿ですが、MD付はメカニカルを前面に出していた。

ビスなど当たり前に表面に出ていた。

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上がFの本体で、真ん中下のパーツがMD本体。下にあるグリップと一体なのだが、その部分は単三電池のケースです。

直結バッテリーケースと言っていた。

バッテリー別体ケースも確か製品としてあった。 ただ別体ケースはコードでカメラ本体を結ばなきゃいけないので、一般的とは言いがたい仕様でその方が初期の設計なのだろう。

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ビスやらリベットが表面にあって、実に今見ると原始的なマシンです。

これが、40年前、エッポメイキングな、時代の先端を行ったカメラ。

シャッターボタンや切り替えスイッチ、コンセントなど、、、家電のパーツじゃないの!

マイクロスイッチがMDには2個使われていた。

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直結バッテリーはMD本体にいろんなパーツを介して電気を供給している。

直結バッテリーと言うことは、コードで連結するバッテリーもありました。

それはポケットにでも入れるのかな?

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サイドにある白いスイッチは、Cがシャッターの連続でSが一枚切りの切り替え。

一番下にあるコンセントは結線するとシャッターが落ちます。簡単に長いコードのシャッターが作れました。

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底を見ると、右から裏蓋をはずすロックノブ、電池室の蓋、

三脚ネジ、直結バッテリーをMD本体への取り付けネジです。

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三角形のトンがリがFのあかし。

キャノンのF1も尖がり頭でしたね。

シャッターボタンは建て増ししています。この建て増しシャッターの感触がよかった。

コットってシャッターが落ちるんです。

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三角形のプリズムをはずしました。

ファインダースクリーンはF2と共通。プリズムはどうだったかわすれました。

スリットがきっていないので水や砂には弱いでしょう。同じような設計のF3のファインダーに細かい砂が入って、見える視野が楕円形になっていたことがあった。水は意外に入らなかったが、サラサラの砂には弱かった。砂に弱いのは接点の多いMDも一緒です。

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貧乏だったので、なけなしのお金をはたいて買ったNikonFです。

そのご仕事に使うようになってMDを購入。15年は一線で使っていました。

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倉庫から出してきたので梨地が汚れたまま。拭いたらきれいになった。

キレイニしてから撮ったらよかった。

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MDは使いにくかったですねー。

フィルムチェンジは悩ましい作業でした。

裏蓋をパカーンと外さなきゃいけないのだもの。外でのチェンジは、雨でも降っていたらたいへん。

ただし、機械的には丈夫だった。カメラが水没してもダイジョーブ。今の電気カメラには考えられないことです。

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本体のシャッターとMDのマイクロシャッター(マイクロ接点)。

本体はそれなりの感触ですが、MDのはただのスイッチです。

ただ、、、タイムラグは恐ろしく少ない!

それは動体写真のプロには戦力になりました。

タイムラグは、、カメラによって違うので、0.1秒の遅れは問題外、0.01秒の違いがプロにはわかります、、、

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MDについているつっかえ棒は、文字ドウリつっかえ棒。

接点が複雑で、FP、FX、MXといろいろ。フラッシュからストロボへの過渡期なので 仕方ないでしょう。

シャッター、巻き上げ周りはNikonMシリーズのままですね。

Mシリーズを一眼レフ化したのがFだから、、、。

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このパーツもMシリーズと同じ。

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正面から見ると逆テッパーがついている。

アクセサリーシューをつけるようになっているが、巻き戻しノブが使えなくなるので、、、どーなの?

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このシンプルなファインダーのほかに、露出計内臓のフォトミックファインダーがあった。

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MDを外すと、ただのFに戻ります。

MDを連動させるには底の改造が必要でした。

オリンパスペンと同じフィイルムチェンジ方法です。

良いわきゃないと思うが、、、。

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キレイな設計です。

当時の考えられることを全て注入したカメラでした。

これが時代のエッセンスなのです。

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直結バッテリーを外して、電源をコードでつなげばMDは使えました。

35mmカメラなのでこれが本来の姿だとは思いますが。

下のスイッチ類は切り替えとシャッターボタンとフィルムカウンター 。

フィルムの巻き戻しは手動だった。

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カメラ本体とMD部はこんな形で分離します。

フィルム裏蓋がMDについていくのだから、ナンともおかしな形です。

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後側のMDを見ればわかりますが、建て増し状態なのがありあり。

設計の最初からMDは考えていただろうが、Mシリーズを母体にしているので このスタイルになった。

 

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MD本体と直結バッテリーのセット。

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さらに分解すると、後ろがMD本体で前部分がバッテリー部。

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バッテリーは単三電池を8本です。右端のパーツは無理やりMD本体に連結するパーツ。

接点があちこち多くて埃でもついたら即止まります。

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どうなっているかと言うと、、、。

原始的なメカなので、雨などには強かった。水没しても乾燥して接点を復活させれば動き出しました。

雨の日には隙間はビニールテープでぐるぐる巻きにします。

そうすれば、ケッコウな雨でもカサをさしながら片手でモータースポーツを追っていました。熟練度が要求されますが、、、。

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MD本体です。

これだけだと実にあっさりしたパーツ。

今日のモーターや電池の発達は目覚ましいものがあります 。

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細かなパーツを介して連結します。

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この平行ジャックなど、、、家電そのものでしょう。

アップで見ると歴戦のツワモノの感があります。

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F本体とMD本体の組み合わせ。

これだけだと、けっこうスマートでコンパクト。

あまり見かけない姿(セット)です。

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左のボタンがシャッターをSとCとロックに切り替えるもの。

マイクロスイッチです。

右はフィルムを入れたら自分でカウンターをセットします。

長巻、短めのフィルムなど自分で入れる人がいますから。

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Hで毎秒4駒が限度。

私は自動巻上げと考えて使っていました。スポーツでは、いくらMDでも連続シャッターは無意味だったんです。

連続してピントは追えません。今のオートフォーカスだったら意味はあります。

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今でも単三電池を入れれば、完全動作します。

チタン幕のシャッターがバウンドするので、外ではムラができますが、ストロボ撮影では全くOK。

私の大事な記念のカメラです。

Nikon D5300

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/90f6ee141db8fa119081fe775455142f

Nikon D700 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40x

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

Nikon F4 MD
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140113

Nikon D100
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428

Nikon F MD ①の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は(F3本来の姿です)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は(50年前の機種)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は(レンズシャッタの一眼レフ)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

ニッコール24mm、28mm、トキナー28mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20091210

ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

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オリンパス ペンSで撮った「つちのこ写真」

2010-12-06 17:37:56 | つちのこカメラ

1969年、八ヶ岳の厳冬期の写真です。
18歳の時にオリンパス・ペンS3,5を買って、あちこちに持っていきました。
Dズイコーf3,5の「つちのこ写真」はいかが。
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赤岳の2月です。
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大同心、小同心に雪がべったり付いてキレイでした。

40年前のことですが、つい最近のように覚えています。
写真を志す前なので、富士フィルムのネオパンSSかコニパンSSしか使ったことがなかった。
現像はこの頃始めたが、自家フィルム現像は保存状態が良いが、写真屋さんで現像したものは、変質している。昔の写真屋さんの薬品が新鮮じゃなかった可能性があります。ネバネバしていたり、膜が剥がれかかっていたり、ひび割れていたり、そりゃすごいものです。
自家現像は、おっかなびっくり慎重にやっていたからか、今見てもキレイなフィルムです。

ミクロファインという超微粒子現像液から、パンドールのような増感現像液までチャレンジしていました。最近の写真学生達のプリントは、、、私には見てられないくらいです。1968p3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40年前の山ボーイ・スタイル!!

ネガを見て自分かと思いました。
プリントを見たら、一緒に登った友人だった。
金属の背負子、帆布製キスリング、綿の登山ズボンに編み上げスパッツ、ウエアーは地味な色です。
ちょうど私も同じような格好をしていたはず、、、。
先輩からいただいたジェラルミンの背負子、、、日本登山の黎明期を屈強の山男達に担がれた由緒ある背負子を、10年ほど前まで私は使っていました。

映画「点の記」よりはずっとましで、ダウンや新しい金属が使われるようになってきた頃だった。
最近の山ボーイとは大違いで、装備にしてもレトロなものだが、体力さえあればグッツがどうであれ、何でもできます。

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40年前の2月だったので、、、吐く息が凍るほどでしたが、荷が重もかったたので裸同然の格好で湯気を立てながら横岳に登りました。
若かったなーーー。
ネオパンSSの調子は、今見てもキレイ。

雪のトーンが、これがハーフサイズかと思われるほど、、、。
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このプリントは埃だらけで汚い!

赤岳鉱泉か行者小屋だったか?

建て替えたかな?
昨年行った南アルプスの鳳凰小屋&主は健在だった。

山小屋の主は、ひとくせふたくせあるやつばかりだった。知識があって、おらの庭意識があるから、おベッチャラを言わない。

懐かしかった!
ペンのフィルムはハーフサイズで、こんな山の写真を撮るには小さすぎましたが、バシバシ撮れるのでヒモジイ学生には嬉しかった。
オリンパス・Dズイコーはクリアーなレンズ。
人に撮ってもらうとぶれたりして、ハーフサイズだから影響は大。自分で撮るぶんにはしっかり撮るから問題無し。小さいカメラだが素人には難しかったのではないだろうか。
ハーフサイズはホコリと傷、ムラなどがあると致命傷。サイズが小さいだけシビアーです。
むろん、シビアーな撮影に使うカメラじゃないのを使う方が問題かも。

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これは春先に鳳凰三山に行った時のもの。南御室小屋の先から雪道になりました。
ペンSの写りはどうですか?
素晴らしいトーンとシャープさです。
オリンパス・ペンSの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

白黒フィルムをエプソンGTX700で4800dpiスキャン。

市販スキャナーで、ほとんどプリントのような画像ができビックリ。

オリンパス・ペンDの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

ペンS f3.5の記事②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

ペンEE3の記事

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

リコーオートハーフの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

オリンパスOM1
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20131226

オリンパス35ED
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071130

コメント (4)
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トヨフィールド45A② あおり

2010-11-24 22:26:20 | つちのこカメラ

つちのこカメラシリーズⅩ ②

TOYO FIELD45A

「あおり」の解説と使い方

カメラ各部の説明は

http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2007/06/post_adfa.html

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45カメラは大きいだけじゃなく、あおりができるのが特徴。

45カメラ&あおりが世の中からなくなる前に、忘れ去られる前に、これを記します。

しかし、トヨフィールドであおりを使うのは、ほんのスパイスみたいなものでしたが、、、。

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撮影スタンバイOK

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フロントライズ、前上げです。

低い位置から建築などを撮影する時に使います。

この場合、後が垂直より前に倒れることはありえない。

前が若干上を向くことはあります。レンズのイメージサークルが小さかったら、逃がしのために上を向けます。

当然ピントが悪くなるので、絞り込んでピントを深くします。

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フロントダウン、前下げです。

商品を上目から撮影する時の形です。

この場合は、前が若干前傾することもあります。

イメージサークルとピントの問題が発生します。

リンホフボードを取り付けると、レンズセンターが下に来ます。

前をフォールしたい時の量をこれで確保しているのです。

フロントライズの量は、上を伸ばせば増やせる可能性があるからです。

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フロントライズの応用。

ベットごと上に向けて前を前傾させて垂直をだします。

後も同じようにすると、上下のあおりが大きくできます。

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ベットダウンです。

かなり大きなイメージサークルを持っているレンズである必要があります。

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フロントティルトですが、このティルトは前をダウンするのが普通で、このままでは使いません。ティルトの形にしただけです。

レンズのセンターとフィルムのセンターを見れば、どこを狙っているかわかります。

すると、、、真正面のものを、こんな形(ティルト)にあおって撮ることはありえません。

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あまり使うことのない形です。

というか、撮影の現場ではありえない形です。

45カメラを使っている写真を見ると、「おや、おかしな使い方をしているぞ」と最近見かけます。アマチュアーの方だったら楽しみだから許されますが、プロがやっていたら鉄扇ものです。

使うなら勉強されて、奥義をきわめてください。美しい愛すべき45カメラのためにも、、、!

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この形のままは使いません。

必ず全体を前に倒します。それも後が垂直になるのが原則ですが、それよりも前傾することはあります。

ただ、後が垂直より後に傾くことは光学的にあまり普通じゃない、、、。

しかし、通常ではない形ですが、やってはいけないわけではありません。

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この形には普通ならないはず!

全体を上に向けて天井を撮影する時ぐらいです。

形から覚えるのもひとつです。

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シフト。

フロントを右に10mm動かしました。

フィールドカメラはこの動作が苦手です。

あまり使うこともない機能ですが、あると便利です。

ビューカメラはシフト量がフィールドカメラに比べて大きい。

シフト&ライズ、フォールの量が大きいのです。

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前部のスイング。

フィールドカメラでは、これが必要な撮影は少なかった。

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前と後ろをスイングしています。

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後スイングのストッパーはボディー下にある2つのレバー。

普通あおりを使う時は、全てのあおりを駆使していました。

この状態でテイルトする場合もあります。

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トヨフィールドとトヨビューはリボリングできます。

全く同じ機構のカメラバックでした。

ただし、この位置ではフィルムにケラレがでます。

途中はなしと考えてください。

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ピントグラスをはずすと理由がわかります。

角々がけられています。

回るのとこの状態で使えるのとは別。

ピントグラスをはずして、JIS規格のロールホルダーなどが使えました。

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今、レンズは付いていませんが、目の位置をここに持って行き、レンズのけられなどを確認することがあります。

レンズの絞りによる口径喰がよくわかります。絞りがハマグリ状に見えます。

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蛇腹が健全かどうかを確認するのは、暗い所で、蛇腹の中にランプ(100wまで)を入れて、回りから光が漏れないか見ます。

蛇腹に穴が開いていると、星のようにチラチラします。

それ以外のチェックは、難しいでしょう。

蛇腹にピンホールがあったら、フィルムに変な光りが写り込みます。おかしいなーと感じたら、たいていは蛇腹の穴か、フレームのガタなど。フィルムホルダーが意外に精度が出ていなかったり、すり減ったテレンプから光りが入ることもあります。太陽やストロボの光源が近くにあったり、カメラ本体に直射であたったりしているときは、かぶりの黒布でカメラを覆います。これはプロの儀式で、私は直射が無くても常時かぶりをカメラにかけていました。引き蓋を引くときは上を注意してください。引き蓋の隙間から光が入ることがあります。フィルムホルダーをカメラバックに差し込むときは、私たちはカメラについているレバーは使いませんでした。それを使うと、かえってホルダーが引っかかってやりにくい。カメラメーカの開発と使用する人の感性の違いです。メーカーの設計者がすべて全能ではない。おかしな所も良くあります。

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カメラのバックを外すと、、、蛇腹が付いたただの箱になります。

トヨフィールドのカメラバックと、トヨビューのカメラバックが共通だったのは便利でした。

レぼリング機能は国産では当たり前でしたが、外国製の45カメラではリンフォフテヒニカぐらいだった。

 

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下側にある2つのレバーが、後のスイングストップレバー。

うしろはスイングとティルトができます。

シフトとライズ&フォールはできません。 

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これからピンとグラスをのぞきます。

ピントフードの丸ポッチを触るとパタンとスプリングで開きます。 

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かぶり布は必需品です。

これだけじゃフレームもピントもわかりずらい。 

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ルーペで画面を見ますが、かぶり布がないと、全く見えません。

かぶり布は暗ければ何でもよい。適当な大きさを自分で作るのがよい。

市販である必要は全然ない。

自分では2枚作っていました。マジックテープをあちこちに縫い付けて、どこでもパッと止められて便利でした。 

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実際はピントフードはじゃまなもの。

プロは最初からフードをはずしていました。

ルーペで見るときにフードがじゃななんです。

簡単に外れます。トヨフィールドでは、フードはガラスの保護という意味合いがあるけど、ビューカメラだとただただ邪魔なだけ。 

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ピントフードのピンがスプリングになっています。 

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ピントグラスも外れます。

ぎざぎざの所を押さえて上に押すようにすると、下にある鍵状のつめが外れて、ピントグラスが外れます。 

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かぎが下にあるちいさなピンにはまります。

取り付ける時は、反対に乗っけてからぎざぎざを下に押すようにすると、ぱちんと入る。

左のレバーはレボリングのストッパーです。 

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このレバーはフィルムホルダーを入れるときに使うものですが、私はほとんど使わなかった。

フィルムホルダーを持ってピントグラスをちょいとつまんで、フィルムホルダーをこじ入れていた。

それがカメラマンの普通の使い方。機構としてあるけど良いわけじゃない。厚みのあるポラホルダーを入れるときぐらいでした、これを使ったのは、、、。 

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分解できます。

ピントグラスは適当(適切な良いものを)に自分で作ったり、ピントだししていました。ジナーやリンホフにトヨビューのグラスを使うのが普通でした。パーツは国産が意外に良いからです。全体の設計や考え方はドイツ製が良いけど、パーツが今イチのときもあります。蛇腹もフレームに好きなメーカーや特注品で作ったりしています。プロは製品をそのまま使うことはまれでした。 

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65mm

このレンズだけ、現役オールドカメラマンさんに使ってもらっている。

プレゼントですよーーー。

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135mm 

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210mm 

101117t4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

360mmにかませが3枚付けています。蛇腹長が足りないからです。

500mm(後群を変えると焦点距離が変わる) 

101117t6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

360mmと500mmでは開放値が違い、ちょうど1絞りの差があるので、合わせる数値が違います。私は持っていなかったが720mmになるリアーもありました。

この360mm、500mmはシャープでした。他社製の長焦点など比べられなかったぐらい良いレンズです。

フジノンTを手放してこのニッコール360・500をゲットしました。通常の長玉レンズにはにじみがある。このEDレンズは、35mm用の高価なレンズの大三元レンズと同じように実にシャープです。

仕事に使っていたので要求はシビアーで、使用に耐えなくて捨てたり交換してもらったレンズは、35mm用や45用でいくつもあります。有名メーカー品でも設計が悪いのがありますから、買って使わなきゃわからないものです。

雑誌のテスト記事はけっこう甘くホントのことは書きにくいですから。

持ちつ持たれつで、悪いことは書けないのでしょう。

101117t1_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、、、あおりを使う時は、ピントに関することは前部で、形を変形するには後部で、が光学的な原則です。

実際は、両方のあおりを組み合わせて使っていました。

トヨフィールド①組み立てかた、各部の説明は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070628

OnPhotoスタジオ・ライテング講座は

http://onphoto.co.jp/newpage3.htm

お問い合わせは 東京新宿スタジオオンへ、何でも相談してください

studioon@fine.ocn.ne.jp 

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オリンパス・ペンS f3,5 ②

2010-11-05 22:30:28 | つちのこカメラ

つちのこ、カメラシリーズⅥの②
OLYMPASーPEN S f3,5
2007年03月10日の記事の追加です。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070310
Dsc_3367

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな巨人カメラです。
こんな中身が詰まったカメラを知らない。
しかも、、、なんと当時で6000円!
おもちゃのカメラしか買えない値段で、高価なライカに匹敵するカメラを作ったオリンパスは単純にスゴい。

Dsc_3369

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒットするカメラには、ヒットするだけの理由があります。
値段が安くても、一眼レフ以上にシャープなレンズを付けていた。ネガを見たら見慣れたシャープさ以上なのにびっくりするはず。
◯いちばんレンズに近い内側のギザギザを回して絞りを合わせる。
ギザギザをつまんでまわすのだ。
◯次にその外側の黒いギザギザを回すとピントが調節できる。
2m、5m、にクリックがある。
◯一番外側のギザギザがついたクロームのリングがシャター。

つまり、絞り、ピント、シャッターが隣り合わせにあります。

Dsc_3374

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

距離表示とシャッター目盛りが見えます。

絞りはカメラ正面にあり、ちょと見にくく操作しにくいけど、ここ以外になかったのだろう!

Dsc_3385

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カメラの上部はシンプルそのもの。
フィルムカウンターと巻き戻しノブ、シャッターとアクセサリシューだけ。
撮影中にはカメラ上部はほとんどシャッター以外は触りません。

Dsc_3382

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巻き戻しノブはツルっとヘっこんでいます。
私はこの感触が大好き。
巻き戻す時は、凹んだレバーをパチンと引き上げます。
この感触がまたいい。
とても6000円で作られたカメラとは思えません。

Dsc_3379

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というか、、、私は高級カメラをよく知らない、、、。
ペンで感激しているくらいだから、ライカ使いの方々にはお笑いなのかもしれませんが。

Dsc_3376

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィルムカウンターは自動じゃなくて、フィルムを入れた時に何枚取りか自分でセットします。

36枚撮りフィルムだったら72に合わせる。
20枚撮りフィルムだったら40に自分で合わせます。
当時のペンシリーズは皆同じだったが、最後のころのペンee3ではカウンターがオートになっていた。いつ頃からオートになったか私は知らない。
Dsc_3390

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらく、この巻き上げを考えついてペンの全体像が固まったのでは。
適度に重くてカリカリと巻き上げていく感じが、儀式のようで好きでした。
ボディーから出っ張りが少なく確実に巻き上げます。
コンパクトに使いやすくまとめたポイントです。
Dsc_3391

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファインダーはキャノンのデミに比べたら暗いけど充分。
デミのファインダーの明るさとクリアーさにはビックリしました。
ライカはどーーーなんだろう、興味がないからのぞいた記憶(たぶん忘れている)がありません。

 

Dsc_3396

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏蓋がニコンFやライカのように下に外すのが、、、設計者の久米さんがライカファンのゆえたる所。
私にはここだけが、使いにくかった。
ただハーフサイズなんで、フィルム交換などしょっちゅうやるもんじゃない。
仕事用じゃないしね。
それを考えるとライカやニコンFは不便でしょーーー。
フィルム交換が、早い遅いより気を使うフィルムチェンジです。

Dsc_3400

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これより小さなカメラは、富士で作っていたミニと言うのがすっごく小さかった。
写りはどうだったんだろう、ミニは興味があったカメラでした。
このペンSを靴箱から引っ張りだしたらフィルムが入っていました。
いつ入れたか覚えていません。
ハーフサイズカメラは、よく使われていた1970年代から、フィルム1本の中に、四季が写っていると言われていました。

Dsc_3398

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーフサイズは2倍撮れるけど、フィルムが余ってプレッシャーになります。
12枚撮りフィルムがあって、ハーフだと24枚撮りで丁度なのがありました。
富士かどこかの感材を買ってきて、12枚撮りにカットして売っていたメーカーがあったのです。
Dsc_33882

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表皮のしぼの素晴らしさ、値段を考えたら考えられないくらい。
新品のとき、ちゃんとカメラのにおいがしましたから。

Dsc_3407

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絞りの形は四角ですね。

ペンSがカメラとして
つちのこカメラとしても、
人気なのはレンズが素晴らしいからにつきます。
これが「ボケ」レンズだったら伝説などなかったろう。

Dsc_3412

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22,5mmフィルター。
いっちょまえに小さなフードがあったが、なくしてしまった。
レンズの内径にはめ込むだけだったので取れたのだろう。
私が高校生の時に、新品で買ったペンSです。
Dsc_3405

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペンS 3,5  6000円
ペンS 2,8 7200円だったと思う。

2機種造る意味はあったのだろうか?
金のなかった学生の分ざいだったので、これを買った時は嬉しくて布団の中まで持ち込んで寝ました、、、。

ペンはハーフサイズなので、基本的には粒子の細かい標準か低感度フィルムを使う。カラーの好感度フィルムはザラザラになる可能性が大きい。露出オーバーに注意してください。

iso100フィルムで

室外晴天でF8・1/125

室外曇天でF4・1/60

室内は様々なので露出計の出番です。高感度のiso400フィルムで

明るい室内でF4・1/30

室内撮影はアマチュアーの方々の上がりを見ても汚いことが多いのでおすすめしない。トップライトだけで撮ると顔が暗くなります。

ペンEES

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc

ペン(ハーフサイズ)で撮った厳冬の八ヶ岳

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a6a3017724ad891d03e5e9b9d0b8a640?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

40年以上前に、このペンSで撮った写真を公開、トーンを見てください!

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101206

キャノン・ダイアル35の記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070125

ペンS f3.5の記事②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

ペンEE3の記事

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc

ペンDの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

リコーオートハーフの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

オリンパスOM1
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20131226

オリンパス35ED
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071130

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考察と実験、推測と実証

2010-10-29 21:35:34 | つちのこカメラ

仕事でプロの方から相談を受けることがあります。
多摩湖自転車道ランニングの前に、その実験をやった。
Img0919
これじゃなかなかわからないから色をつける。
Img0907
ぐるぐる回して当てずっぽう。

Img0909
推測はおもしろい。
データを出すのがたいへん。
推測と実証、考察と実験です。

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minoltaX7

2010-06-08 17:55:51 | つちのこカメラ

ミノルタX7
つちのこカメラ28
甥の入学祝いにプレゼントしたカメラです。
しかし◎十年後に、甥が結婚し子供ができ、デジタルの時代になったんで、私の元へ里帰り。
ミノルタX7は一眼レフですが露出はオート専用。私が作っていたトキナーの80mm~200mmをマウントをミノルタ用にチェンジしてあげた。
このカメラだときれいな写真が簡単に撮れたハズです。

私はミノルタ製品をいちども使った事がないのだが、、、XDはカメラ雑誌でも評判が良かった。

X7はXDの簡略版です。
100608m1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミノルタではXD、オリンパスはOMシリーズ、PENTAXはME&MXシリーズ、キャノンだとAE1などライバルは多かった。
当時のカメラは何となく似ていた、X7の直接のライバルはオリンパスのMEだ。

一眼レフが大きくなり、その反動でコンパクトなタイプに人気が向かった。
100608m2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はニコンを使っていたので、コンパクトタイプはFEやFMだった。これら他社の小ささが羨ましかった。
ただ、ニコンのコンパクトタイプは、さほど小ささはないけど、プロでも使える造りの良さ堅牢さがあった。
100608m3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実にシンプルな後ろ姿。

この時代のカメラがいちばんカメラらしい気がします。

 

100608m4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上からレンズマウントのロック、レリーズの穴、シンクロ接点。

 

100608m6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらサイドには何もない。


100608m7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右側のシャッター周りは露出補正のダイヤル。バルブとX接点のシャッターセレクト。
一眼レフですがマニュアル露出がないカメラなんです。
左はセルフタイマー,メインスイッチのON、OFF、バッテリーチェック

100608m8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズとボディーの連動はニコンと似た爪を介しておこなう。
こんなベーシックなカメラでもミラーは大きめです。これだと長玉を使ってもミラー切れをおこさないだろう。

安いカメラですが良く造ってあります。

私の記憶が正しければ、、、アッパーカバーはプラスチックです。

100608m9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メインスチッチです。

巻戻しノブを引き上げてうらぶたを開けます。100608m10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右上の黒いボタンはダイヤルのロック。
100608m11

 

 

 

 

 

 

うらぶたを開けると、当時のスタンダードな造り。布の横走りシャッターはミノルタの自家製なのでは?

というのは、縦走りの金属シャッターをコパルが開発して、多くの一眼レフに搭載されていたから。

しかも縦走りシャッターはストロボ同調が速かったし、1/4000などと高速が切れ、私はフルにその高性能シャッターを利用していた。
このミノルタX7はストロボといくつで同調するか知りませんが、たぶん当時のスタンダードであれば、、、1/60ではないか。

100608m12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズマウントロックの位置がとくしゅ。
100608m13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミノルタのロッコールの切れ味はいかがかな?

ペンタックスのタクマーは空気感が素晴らしかった。105mmf2,8のプリセット絞りのレンズがお気に入りで、良く何処にでも持って行った。小さくて軽いレンズだったが、写りは素晴らしかった。

キャノンのレンズはレンズ白書で絶賛されていたので、サービスステーションからカメラとレンズ2本を3ヶ月間借りて使っていた。シャープな画像には惹かれました。ただキャノンとニコンのレンズの操作が正反対なので、手に合わなくて結局購入するにはいたらず。

オリンパスのズイコーはペンで使っていたので、その素晴らしさには感嘆していた。

コニカのヘキサノンは引き伸ばしレンズのみ使ったことがある。コムラーからヘキサノンに替えたときにビックリした。「今まで何をやっていたのだろう、、、ピントが合っていなかったじゃないかと、、、」。

写真学校に入ってから、また引き伸ばしレンズもグレードアップしてニッコールに替えたところ、シャープなのと画像がきれいなので、驚愕と言っていいほどのショックを受けました。

プリントの極意がわかったのもその頃。若くて無我夢中で写真を撮り、プリントを焼いていました。「すごいねー」と周りの先輩カメラマンによく言われたものです。

当時の標準的な造りの50mmレンズはf1、7。f1,4に比べ軽くてコンパクト。

100608m14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

標準レンズのf1.7はコンパクトです。

当時のニコンのf2よりも使いやすそうだーーー。


100608m15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

minoltaX7
720g

14cm×10cm×9cm

フィルムを使う事がなくなりました。

今でも使ってみたいのは、ローライ、ペンタックス67、フォクトレンダー・ベッサーLの25mm付き、オリンパスOM1ぐらいかなー。

45のトヨフィールドで白黒って言うのもありですね。

オリンパスOM1
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20131226

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OLYMPUS CAMEDIA μ-mini

2010-05-20 14:59:44 | つちのこカメラ

オリンパス カメディア ミューミニ 
つちのこカメラ27

2005年にオレンジ色のミューミニを買って使っていて、一昨年に新しいデジカメ、ミュータフ6000(3m防水)に買い替えました。
ところが、今年になって古いシルバーのミューミニ(生活防水)をもらった。
100520o1
以前使っていたオレンジ色のミューミニは、気に入っていたのに手放したのが悔やんでいたところでした。
薄くてカードのようなカメラはあるけど、こんなにキュートなデザインはこれしかないから、、、。
400万画素ですが私には十分な描写。
携帯電話で1200万画素カメラ付きがあるが、レンズが今イチだったりして、やはり画素数が小さくてもデジカメの方がキレイ。

100520o2
カメラ本体はのっぺりと曲線でできている。
レンズバリアが開いてレンズが飛び出してくる。

100520o3
あまり複雑なことはできません。
いちおう、生活防水で雨の中ぐらいだったら問題ない。
汚れたら洗えるのがいい。

100520o4
難点は、デジカメの進化の途中の機種なんで、リチュウム・バッテリーがメーカー純正でも弱いこと。
中国製の汎用バッテリーはもっと使えません。

100520o5
2005年にオレンジ色のミューミニを買ってから、ランニングに持参するようになりました。雨が降っても雪の中でも泥の中でもへいっちゃらだった。ただ汚れたら洗わないとレンズバリアーなどが故障します。

100520o6
後ろの液晶表示が小さいのが、時代を感じるところです。小さくて見にくい。
写真の削除に選択削除がなく一枚一枚やるか、全部削除しかないのは、ちょっと不便です。
でも、このデザインの良さと、前衛的なことに感嘆です。

100520o7
撮影モードを変えるのは右上に横に出たつまみ。
それをクルクル回すと、スチールP、各種撮影シーン、VTR、再生と変えられます。

100520o8
バッテリー&XDカード室はゴムパッキンで防水。
これの後に、オリンパスは防水デジカメをどんどん出してきました。
私が今メインで使っているのはオリンパス・タフ6000、水深3m防水カメラで1000万画素。
このカメラは400万画素ですが、感度を50に落として撮影すると、実にトーンの豊富な絵になります。小さいのでぶれやすいのが注意点です。
100520o9

Shoumen

 

 

 

 

 

 

2008年08月12日 オリンパス・カメディアC3100

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080812

2007年05月27日 2台のOLYMPUS CAMEDIA μ-mini

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070527

2005年03月17日 オレンジ色のミューがお気に入りだった。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050317

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ASAHI PENTAX 67 

2010-04-21 22:03:30 | つちのこカメラ

ASAHI PENTAX 67 ポラボディー

 

つちのこカメラ26

ポラロイド専用ボディーです。

ノーマル・ボディー2台と使いわけです。ファインダーはTTLファインダー、ノーマルファインダー、アングルファインダーと使い分けていました。

フィルム撮影がなくなったので、ここ数年使用していない。

最後までコマフォトの広告原稿に使っていましたが、デジタルで撮影してzipで送るようになったので、ついに出番がなくなった。

100419p2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペンタプリズムカバーはボコボコにへこんでいる。

このポラロイド専用に改造したボディーは、かれこれ40年前の製造。

初期型がいちど改良された物です。

それに、自作のミラーアップ装置をつけました。ダブルレリーズでミラーアップしてから、シャッターが切れるように改造したのです。ダブルレリーズは、マミヤRBのがちょうど良かった。

100419p3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴戦のつわものと言った風情。

初期型は底にあるフィルム押さえのノブにハンドルが付いていない。ミラーアップが改造でもできない。

シャッターの取り回しが違うのだと思う。

100419p4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マウント左にあるボタンを押してシャッターを切ると、ミラーがアップします。

このタイプのあと、レバー式のミラーアップ装置が標準装備になった。

100419p5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

105mm標準レンズは、ずいぶん後になってから購入。

最初はこのボディーと、150mm、75mmの2本だけ新品で購入。

この2本が長く私の目になってくれた。どちらも大好きな画角でした。

 

購入して、わずか半年あまりでキズだらけになった。

アフリカの市場(スーク)から、アルプスの頂まで、トレドの街中でアトラス山脈の小さな町の中、、、あちこち持ち歩いたものです。

絶大な信頼をおいていた。

プリズム部のロゴが古いタイプ「ASAHI PENTAX」。ペンタプリズムトップにある「AG」マークは、今は使っていない。旭光学の略でしょう。

100419p7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャッターは1/1000まで、シンクロが1/30と遅いのは、シャッター幕が7cmも走るから、、、。

シャッターダイヤルをXにしておけば一番問題がないが、1/30にしておくと、誰かさんに1/60に動かされた事があった。

当然写った画面は半分だけ。

何本か撮影してから1/60になっていることに気がつき、すぐ直したが、どうも何も知らないアシスタントが勝手に1/60にしたのだ。だからスタジオ撮影などでは、セロテープでシャッターダイヤルを固定します。これがセロテープじゃなきゃいけないのは、不透明なパーマセルだと、今シャッターダイヤルがいくつになっているか見えませんから。

100419p8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポラボディーなんでフィルム・カウンターがありません。ただの目クラ蓋です。

100419p9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリズムファインダーを外して、使用予定フレームをマークする事がありました。

マークはマジックで書く事もあり。黒パーマセルで四角を作ることのほうがわかりやすかった。

手前にPENTAXと書いてある、スリットはTTLファインダーをつけたときに絞りが連動するノッチです。

原始的なチェーンを使っている。

100419p10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここが重たいプリズム部。

このプリズムを外すと、ボディーがえらく軽くなります。

100419p11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンクロはFP接点とX接点。

FP接点は絶対に使わなかったので、テープを張ってふさいでいました。ストロボ撮影のとき、間違えてFPにつないでいたら、アウトですから。急いでいるとき、暗がりでシンクロをつなぐとき、人が撮影の準備をしてくれたとき、など間違える可能性をゼロにしておかなきゃいけません、、、。

これも絶対に失敗をなくすテクニックそのいちです。

 

FP接点が付いているだけでも時代を感じます、、、。

白いレバーがレンズだっちゃくボタン。

右のぽっちはグリップの取り付けよう。

100419p12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファインダーを外して、スクリーンを直接10倍ルーペでのぞくことが良くありました。

そのほうがピントの山を見つけやすかった。じっくり取るときに、そうしたのです。

プリズムを外すと、シンプルな造りが良くわかります。

100419p13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウエストレベルファインダーを付けた。このセットだと非常に軽いボディー。

100419p14  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファインダーを開けたところ。

3倍ルーペが付いています。

100419p15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリズムファインダーは90%ぐらいの視野ですが、ウエストレベルファインダーは100%。

プロ用カメラの証ですね。

100419p16    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斜め前方から見るとけっこうゴッツイけど、意外に軽いのが気に入っていました。

100419p17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じでたたまれていきます。

むろんワンタッチです。

 100419p18   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンパクトな外観でしょう。

100419p19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TTLファインダーを乗せました。

これが本来の姿。

100419p20

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平均測光です。

ロケには便利、このような大型カメラで露出計内蔵は、当時の先端を行くもの。

100419p21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露出計のスイッチが、なんとも頼りない感じで、なんのクリックもない。

100419p22 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のメインカメラでした。他の2台のボディーは比較的新しい、後期モデルです。

良く使うレンズは

75mm

105mm

45mm

150mm

300mmの順です。

接写リング、ウエストレベルファインダー、グリップとポラボディーが必需品!

75mmは最初F4.5の暗いレンズを使っていたが、明るいF2.8が出たので交換です。F4.5のほうはすばらしくシャープで、35mmの良くできたレンズなみの解像度だった。6×7の大画面の隅々まで見事な画像でした。F2.8はそれほどじゃないが、ピント合わせが早くて助かった。

何年も入れっぱなしだったポラを撮ってみました。感度、発色は問題なし。

100419p23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローライフレックス・f3.5 220の記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20081024

フォクトレンダー ブリアントの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080828

ハッセルブラッド500Cの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071002

マミヤC330Sの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070923

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母さんのラン

2010-03-15 13:29:42 | つちのこカメラ

ランの花が咲いたので自然光で撮影。
100315r3
薄日が入っていたので、それをバックにつぼみの枝を。
光は全てなりゆき。
100315r2
窓を開けていたら風が入って来てぶれやすかった。
こういう時は窓を閉めるべし。
デジカメは便利だ、感度は自在だしポラ待ちも無い。
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使用レンズは「つちのこニッコール」105mmF2.5。

約25年前のレンズですが、つちのこカメラマニアでは初心者レベル。
カメラは「つちのこデジタル一眼レフ」D100。
ヤフオクで手に入れた接写リング2枚かませています。

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28mm、つちのこレンズテスト

2009-12-10 16:00:09 | つちのこカメラ

つちのこレンズを今年4月にヤフオクでずいぶん整理したが、28mmが2本残っていた。24mm、Zoomと合わせてテストしてみました。
ニコール24mmF2、
ニッコール28mmF3.5、
トキナー28mmF2.8です。
091210c

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニッコール24mmのみ実際に使っていたレンズで、ニッコール28mmF3.5は頂き物。
トキナー28mmはキレイでかわいらしく、大好きなトキナーだったので、中古屋さんで衝動買い。
思えばトキナーのズームレンズは80~200だけでも5本も買って使っていた。
これが良いレンズだったから、仕事にもバリバリ使って、幅150cmにプリントしてもバッチリだった。キャノンサロンで個展をやったが、メーカーの人は、まさかトキナーで撮ったとは気がつかなかったろうなー。
トキナーの28mm、300mmF5.6は購入したが、いちども実戦では使わなかった。以来つちのこレンズとして倉庫にある。
ヤフオクでレンズを整理したときでも、トキナーは捨てがたくて売らないで保存中。

091210b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時に整理したレンズは、
シグマ28mmF1.8、
タムロン350mmF5.6、
ニッコール500mmF8、
ニッコール300mmF4.5、
ニッコール135mmF5.6、
タクマー200mmF3.5、
タクマー200mmF5.6などなど。
40年近く前に購入した物もあったから、、、名残惜しかったが置き場所がなくなったのだ。

091210d

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目にトキナー28mmが小さいし、実際に重さが140gと軽い。ニッコールの24mmはF2と明るいから280gと重たい。

091210a

 

 

 

 

 

 

 

 

 


F5.6に合わせているが、絞りの大きさが微妙にちがう。24mmのみ絞りの羽が7枚で丸い。
レンズコーティングの色はニッコール24mmはパープル、ニッコール28mmがグリーン、トキナーが無色。

091210e

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろから見ると、明るさの差は歴然としている。開口部の大きさがレンズの明るさを決める。
明るさは開口部の直径X二乗分の1に比例するのです。

ニッコール24mmF2

091210n1a

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全長6cm
重さ280g
最短撮影距離が30cm
091210n1b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハマの角形フードを付けて使っていました。当時はニコンでは花形フードを作っていなかったのだ。
開放からシャープでF5.6あたりで、いちばんピントが良くなります。F8まで絞るとホンのわずかにじんでくる。クリアーで良いレンズです。

ニッコール28mmF3.5

091210n2a

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全長5cm
重さ200g
最短撮影距離が60cm
091210n2b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最短撮影距離が60cmなのが古いレンズのあかし。ワイドで寄るなどとは発想がなかったころのレンズ。
ニッコール28mm3.5はいつまで製造していたか定かじゃない。古ーーーい設計で私が学生の頃に最初に手に入れたレンズのひとつでした。そのときの28mmF3.5は、仕事を初めて駆け出しの頃に売ってしまった。記憶では開放から素晴らしい画像だった。仕事で使うには暗くて手放したが、いいレンズだったと少々惜しかった。
その頃に買ったレンズで今でも手元にあるのが、マイクロニッコール55mmF3.5、ニッコール20mmF3.5。どちらも今でも素晴らしい描写です。マイクロがシャープなのは当たり前だが、20mmF3.5は図体が大きくゆったりと設計しているため、開放からコントラスト、シャープネス共にすばらしい。

トキナー28mmF2.8

0912103a

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全長4.5cm

重さ140g
最短撮影距離が23cm
0912103b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽いのは金属を使っていても薄かったり、明るい割にレンズの口径を小さくしているからだろう。
基本的に前玉が大きいと口径喰が少ないはずだから、その辺りを犠牲にしているのかも。
ハマの角フードを付けているから使おうと思っていたようだが、仕事にはもちろん日常でも使った記憶がない。

まず絞り開放で撮り比べ(写真はクリックすると大きくなります)

ニッコール24mm2

24283200_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開放からキレイな画像です。絞りがF5.6あたりがイチバンシャープになる。絞り過ぎに注意。

ニッコール28mmF3.5

3541600

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開放はこれがイチバンシャープです。と言っても元から暗いレンズなので、無理がないのだろう。
F8まで絞ると一段とシャープになり、風景写真には抜群なレンズ。

トキナー28mmF2.8

28283200

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開放は画像が安定していない、どこか流れがあるのだろう。よく見ると解像度はあるが不安定な画像です。
周辺光量が落ちるから暗い感じがします。
むろん絞ればシャープ。

ズームレンズの28mm側の開放を見てください。
ニッコールズーム28mm~105mm F3.5~F4.5

Zoom41600

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに開放は画像の崩れがひどい。中心部のみピントがきていて、周辺は拡大しなければ、やっと使えるぐらいです。もっともこのレンズは10年以上前のレンズなのでしかたない。
F8まで絞ると、全画面ビックリするくらいシャープ。

ではF8に絞った画像
どれも絞るとシャープなので、代表でニッコール28mmF3.5の画像を見てください。

358400

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このレンズは開放F3.5から隅々までシャープで、とても40年前の設計とは思えないほどです。

つちのこ135mm記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090805

ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

Nikon F MD ①の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223 

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135mm、つちのこレンズテスト

2009-08-05 13:12:26 | つちのこカメラ

仕事に使っていたレンズは135mmF2だったが、つちのこレンズのニッコール(NIKKOR AUTO)135mmF3,5とソリゴール(SOLIGOR TELEーAUTO)135mmF3,5がいつの間にか手元に来た。
この際デジで撮ってみよう。
090805n1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズの長さは同じようですが、直径が大違い。

ニコール135mmF2
重さ950g
無限長10.5cm
直径8cm
フィルター72mm

ニッコール135mmF3.5
重さ500g
無限長9.5cm
直径6.5cm
フィルター52mm

ソリゴール135mmF3.5
重量400g
無限長10cm
直径6.5cm
フィルター49mm

まず実際に使っていたF2のレンズ
090805n2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外観はキズだらけですが、レンズは新品同様です。大きな玉だったんで、普段はフィルターを付けていたのが、保存には良かったのでしょう。これを使う時で、ハレーションが入りそうなときには、保護のフィルターはハズシて使いました。

開放でこそ持ち味が活きるレンズです。

090805n3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外観はキズだらけ、ずんぐりとして、ずっしりと重たいレンズです。開放で使うことが多いため、ピントがずれているボディーじゃ使えません。また最近のデジカメのように素通しに近いファインダーだとピント合わせが難しい。
090805n4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鏡胴が2段になっていて、重量バランスが良いとは言えない。しかし重いため手ブレは少なかった。
85mmF1.8が軽量なのと大違いです。
個人的には、この135mmF2の方が好きで使っていました。

090805n5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内蔵フードを伸ばした。短すぎて気晴らし程度のフードです。あれば重宝と言うぐらいかー。

090805n6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自作のラバー・フードです。
固定焦点のレンズには、各々にギリギリの長さのフードを作り使っています。ちょっとでもクリアーにしたいでしょ!

090805n7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使用状態です。フィルター枠にねじ込んで固定。

*********************

次はニッコール135mmF3.5
ニコンのレンジファインダー、Sシリーズ用から息の長いレンズです。優秀なレンズだったのでモデルチェンジの必要がなかったから、40年間にも渡って製造していたと、、、。さすがにカタログからは外されたが、名レンズだったのだろう。私は使ったことがないけどね、、、。
今回、一眼デジで撮影したのが最初で最後だろう。

090805nb1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が若いころ使っていた105mmF2.5に外観が似ています。105mmはこのレンズに比べると明るかったのでお気に入りでした。最近見かけていないが倉庫を探すと出てくるかもしれません。
090805nb2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もらいもののレンズなんで、フィルターがついていなかったのでホコリだらけ。キズはないようですが。

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このレンズは保管時にはフードを逆にかぶせておき、使う時はひっくり返します。135mmだとフードは最低このぐらいの長さがほしい。

090805nb4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時代を感じさせる外観です、、、悪いことじゃないですが。理にかなった設計です。

090805nb5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い勝手が105mmと135mmじゃその差以上にあるような、、、。105mmまではポートレイト用、135mmからは望遠の感じが強くなります。
105mmF1.8を知らないから何とも言えませんが、F2.5はいいレンズでした。

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絞りによる被写界深度が色分けされているのが、ニッコールの特徴でした。

*********************

最後がソリゴール。ミランダを造っていた会社の汎用レンズです。当時はコムラー、サン、タムロン、コミナー、トキナー、シグマなどが一眼レフ用に汎用レンズを提供していた。
いちばん有名だったのがコムラーだった。

ソリゴールはミランダと言う面白く先進的なカメラを造っていたメーカーのレンズと言うことで、すごく興味がありました。自社製一眼レフには別名のレンズ名をつけていたかも、記憶があいまいです。

090805s1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が高校生か中学生の頃、家のカメラ、ペトリペンタV2を使っていた頃、コミナーの105mmF3.5が欲しかった。自動絞りは高値の花で、買えそうなのがプリセット絞りの暗ーーいレンズのみ。
自動絞りのニッコールやタクマーなどは、もう眺めているだけで満足で、使い勝手の難しいプリセットをくるくる回し使っていました。
それを考えると、このソリゴールは自動絞りだし、フード内蔵で先進的な造りです。
090805s2_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーティングがあるのかないのか無色です。ハレーションが多そうだが使ったところ、それほどではない。

090805s3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マウントは交換式。

ニコンでも、キャノンでも、PENTAX、ミノルタとアダプターはあった。

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これも、当時の標準的な造りです。

090805s5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フードは短いので気休め程度。でもあるとないとでは大違いだと。
まじめに造った感じですね。

090805s6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この当時、◎◎がレンズ白書なる本を出したのがきっかけで、汎用メーカーが潰れたと、最近見聞きしました。レンズテストした記事が汎用メーカーに不利だったんです。ほんとかどうか知りませんが、その差は大きかった。
実際にトキナーのズームレンズ、80~200、F4~F4.5はすばらしくシャープだった。その値段を考えればですが。
トキナーで撮影した写真で写真展をやりましたから。プリントサイズは幅1.5m、縦90cmまで伸ばしました。ようはハサミと何かは使いようなんですね。

*********************

最後に描写テスト
最初がニコールF2 すべて開放で撮っています。

090805h1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふわっとした感じはF2ならでは。ピントが浅いから注意。

次がニッコールF3.5
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F3,5になったぶんと最短撮影距離がのびたため、ぼけが少なくなります。開放からピントの合ったところはシャープです。

次がソリゴールF3.5

090805h3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニッコールF3,5に比べても最短距離が遠いので撮影倍率が小さくなり、それに従ってぼけが少なくなります。

意外と言っては何だがシャープでした。135mmですがボケ味を楽しむレンズではない。コンパクトでフード内臓でシャープさが売りなのでしょう。

ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

ニッコール24mm、28mm、トキナー28mmテスト

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20091210

Nikon F MD ①の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)

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Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)

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Nikkorex Fの記事は

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Nikkorex 35の記事は

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NIKKOREX F

2009-05-30 16:00:49 | つちのこカメラ

NIKKOREX F

つちのこカメラ25

NIKON FやNIKON S3、S4、SPなど高価なカメラばかりを造っていたNIKONの普及型の一眼レフ。Fと同じようなセレン露出計がペンタプリズムの前に付けられました。

このニコレックス Fは昭和37年(1962年)に発売だから、47年前ということ、、、。

他の機種と違って、ニコレックスはカメラバックもファインダーも固定式。製造はマミヤで、どことなく当時のマミヤ・ブランドの一眼レフに似ている。

シャッターが縦走りのコパル製。

090530n1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペンタプリズムのあたりなどは、以後のニコマートにも似ています。上部の梨地の割合が多いのがマミヤぽいところ。

ミラー・ショックは大き目です。

巻き上げ感もざらっとした感じ。

シャッター軸をまわすと、ガーバナーを引きずるような感触があります。

そのアタリに時代感がたっぷり。

ニコレックスFとニコンFを比べたらレンズが同じだけで機械的な精度、感触、などは大違い。これの後継機種のニコマートになると、ぐっと作りが良くなった。ニコンの設計が入ったのだろう。ニコレックスFはマミヤ光機の設計でしょう。ちょっと無骨すぎる。これ以前のニコレックス35も同じでマミヤの設計でしょう。関東カメラサービスへ整備を頼んだら、むげに断られた。頼みに頼んでようやく修理を引き受けてもらった。「こんな出来の悪いカメラを、私どもは修理したくありません。修理に値しないカメラですよ、、、これは」と取りつく島もないような言い方だった。確かにシャッター&ミラーショックはニコンFの数倍ある。ごりごりした巻き上げは工作精度の悪さを感じるし、内部機構がやっつけ仕事。マミヤらしいと言えばそれまでですが、マミヤC330など大きめのカメラを作っている限りでは失敗はないけど、一眼レフのような複雑で小さな機械は当時のマミヤには荷が重かったのだろう。次世代のニコマート・シリーズもマミヤ製だと聞いたことがあったがどうなのだろう?設計はニコンだと思いますが、、、。

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このアングルから見ても、ニコレックスは後のニコマートに全体の感じが似ています。

090530n3 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズは昭和37年のものですが、現在のニコンのデジタル一眼レフにつけても使えます。これは、、、すごいことです。

50mmF2ですが、一枚目のレンズ表面の曲率はかなり平面です。

◎十年前にニコンを使い出してから、今まで50mmF2のレンズは使ったことがありません。

どんな描写をするんでしょう?

090530n4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボデー形状はあちこちに絞られていて、けっこう複雑なプレス。

090530n5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内部機構はFとはずいぶん違うのでは。

ミラーショックは大きい。

各部の操作感はざらついた感じで、後のニコマート・シリーズとは大違い。時代なんでしょうか。

レンズマウント左にあるポッちが手動絞込み。

レンズ取り外しボタンは、右下マウント部にある小さなもの。他のFマウントカメラとは位置が違います。

090530n6  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンクロ接点はM&X。

全体はシンプルなつくりですが、単純な直線じゃない。

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小刻み巻上げはできない。

シャッター表示がやや小さめ。

あまり人間工学が考えられなかった頃の製品です。

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ニコレックス Fは昭和37年(1962年)発売。

前年にキャノネットが発売されているが、そちらは洗練されたカメラだった。大きいのはどちらも一緒ですが、キャノネットは今でも普通に使えるすごさがある。

 

090530n9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定評があった50mmF2、いつかデジカメにつけて撮影してみよう。

右下のポッちを押し込むとレンズが外れます。

090530n10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変わった位置にアクセサリーシューがある。

ここに露出計をつける。F用と同じようなセレンだった。

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梨地などはキレイなつくりです。エッジの立て方もノウハウがあるのかも。

090530n12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Copal Squareシャッター

なんと2枚羽根みたい。

これが縦走りしゃったーの原型なんですね。

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ボディーのあちこちが面取りされていて、意外に複雑な形です。

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50年前の元箱付セットです。

私はこのカメラが生まれた頃には、ペトリ・ペンタV2を使っていました。ニコンは高値の花だったんです。ペンタックスにも手が届きませんでした。

ペトリは一眼レフでも2万円を切って売っていた。V2からV6になってからはポピュラーになったけど、残念ながらその後すぐに市場から撤退。

この当時は、報道は圧倒的にニコン。プロの世界でもニコンの独壇場でした。

プロの中には軽量コンパクトなペンタックスを愛用していた方がちらほら。あとトプコンが日本製ばなれしたデザインで、先進性もあったし頑張っていました。ミノルタも緑のロッコールで頑張っていました。

キャノンが一眼レフに目覚めるのは、それから5年ぐらいしてから。むろんキャノンのFX、FTなど良いものはあったんですが、、、。

この時代Nikonの普及型のモデルはマミヤで作っていた。今で言うOEMですね。

NIKKORーS Auto f=5cmのテスト記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110723

マクロ60mm、55mm、50mm1,4のテスト記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

Nikon F MDの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex 35の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

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フォクトレンダー・ベッサーL

2008-12-27 21:45:00 | つちのこカメラ

つちのこカメラ24

VOIGTLANDER BESSA-L

私のフィルムカメラ最後の購入機でした。

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15mmワイドが手軽に使え、25mmも絶妙なレンズ。

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発売してすぐに購入しました。

実戦で使用した年数はわずか5年ぐらい。

仕事にワイド専用機として必ず持参。

一眼レフを見慣れた編集者が、これを取り出して撮影していると、けげんな顔をしました。

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それから、すぐにデジカメの時代になり、フィルムカメラ最後の花として活躍。

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コンパクト、軽量なのが最大の特徴。

レンジファインダー機には距離計がいらないのがShimoの持論。

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ファインダーがないと、素晴らしいデザインがなお更強調される。

ライカファンには範疇じゃないカメラでしょう。

ボディーはプラスチックだし、ライカみたいに重々しくない。小型軽量の軽快なカメラ。

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これは兵器です。

必要以上のものはそぎ落としているのです。 

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レンズは現代的な最高級をつけて、日本のコシナがシンプル(実用機)に造った。

これぞ日本製と自慢できる一品。 

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この薄いボディー。

ベッサ-Lには元々ファインダーがついていません。

レンズに付属してくる外付けファインダーで画面を切り取るのです。

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むろん距離計などは元から付いていない。

じつに簡単なつくり。

21mmに距離計付きは必要ない。

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15mmレンズとファインダーが付いていますが、ボディーが小型軽量なので、コンパクトカメラ並みの扱いでした。 

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何もない清さでしょ。

カメラに必要なのは、良いレンズと正確なシャッター、絞り、ガタのないマウント、ファインダー、あればベンリな露出計、、、だけ。 

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カメラ操作は、、、シンプル・イズ・ベスト。

露出はシャッター速度を決めたら、絞りリングをまわし、後部にある3点式LEDメーターであわせます。

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フィルム面に当たる光を測定しているので、スルーザレンズですね。

実際はシャッターを18%グレーに塗装して、それを計っています。

アイデアものです! 

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正確には17%グレーに塗られたシャッター幕の明るさで計っています。

このカメラも太陽にはカメラを向けちゃ危ないのです。

レンジファインダーカメラはミラーがないので、太陽にレンズを向けたら、虫メガネで新聞を焦がすようなもの。

シャッターはアルミかプラスチックか確かめていませんが。

いくら金属シャッターでも、良いわけはありませんからねー。14 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライカマウントのスクリューがいい。

古いレンズだって使えますから。 

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小さなフードを外すと、なお更かっこよくなる。

チョッパー(切り取る)です。 

私は広角専用機として、このベッサを使っていました。

50mmや75mmぐらいだったら、一眼レフが使いやすいのは当たりまえでしょ。 

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15mmの被写界深度を見ると11に絞ると1mから無限までピントがくる。

絞り込まなくても、どこでもパンフォーカスです。 

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このカメラが成功したのは、実はこのファインダーがあったからだと思います。

ひと言で、カッコいい。

しかもレンズに付属しているから安い。 

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このファインダーと、軽量なボディー。

ちゃちなカメラだと言う人がいるが、なんのなんの、このチープさがいいのです。

粋って物がわからんやつには、さわってほしくないカメラです。

チープなのは値段だけで、写りは最高です。

金属ボディーをありがたがったり、、持った時の重さを自慢したい人、カメラをながめてレンズを磨くのが趣味のような方、プラチナプリントがどうのこうのという方は、どこかへいてまえーーー!!!

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ファインダーの見えは良い。 

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フィルム入れはごく普通。入れやすいです。

裏ブタはプラスチックでしょう。

金属とプラスチックをうまく使って、軽量化とコストダウンを両立。

何が何でも金属カメラが好きな人には『ごめんなさい、さよなら』です。 

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下にある3つのLEDで露出はあわせます。

真ん中が青、左右が赤く光ります。

フィルム感度を合わせたらシャッタースピード、絞りを調節して露出を決めます。

三角形の赤マークから真ん中の青丸が光ればOK。 

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2000分の1まであります。

シャッターは丸くてお団子のよう。

お団子シャッターとでもいいましょうか、、、。 

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セルフタイマーはオーソドックスな形です。

使うことはないだろーーーな。 

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裏蓋はプラスチックのようで補強があります。

Shimoは、このカメラのこんな所が好きです。

ベストな素材を使う!

カメラの形式は現代の主流じゃないけど、きちっと最新の技術とアイデアで製造されています。

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レンズ後端はフィルム面の近くにある。

かなり後ろへ出っ張っています。      

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25mmはSNAPSHOTーSKOPAR。

f4~f22

f16に絞ると0.7mから無限までピントがきます。

だから距離計は必要なし。 

これだけ後ろへレンズが出っ張っているとフィルムとの距離は、、、えらく近い。

フィルムの浮きがあるとタイヘンだろー。

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この手のカメラとしてコシナが売れたのは、性能もさることながら、デザインが良かったからです。

ぐぐっとマニアの心をワシずかみ。 

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右下のポッチはピントレバー。

こんな所がいいのだー。 

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15mmSUPER-WIDE-HELIAR。

f4,5~f22

f16に絞ると0,3mから無限までピントがきます。

小さな固定フード付きです。 

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小さなレンズです。

一眼レフの巨大なレンズを見慣れていると、無性に嬉しくなります。

大きいのがリッパだと言うのは、、、どこぞの価値観でしょう。

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レンズの後端は、わずかに凹んでいるので、平らな面だったらキャップをつけなくても置けます。 

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15mmと25mm。

15mmのファインダーは前が重くてお辞儀をします。 

プラスチックを多用して、必要なところのみ金属製。だからシャッター音は軽く頼りないぐらい「カシャーン」。

ライカのような重々しさは皆無で、軽さがコンパクトさがフォクトレンダー・ベッサ-Lの特徴。

レンズは最新の設計だし素晴らしい。なにか変わった味を求めるのは筋違い。ある意味でライカより正統派のカメラです!!!

デジの時代になってからも、使いたいフィルム・カメラなどは、私には無いけど、これは後ろ髪をひかれます。

この後、このメーカーがツアイス・イコンなどをOEMで生産し始めたのは、面白い流れです。このメーカーのチャレンジをツアイスが評価したものでしょう。

フォクトレンダーを造っているメーカーというよりも、、、今となっては、むしろツアイス・イコンの製造を任されているメーカーです。

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絵になるカメラです。 

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ファインダーとレンズが2段重ねになって収納。

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ケースがカッコいいからレンズが欲しくなるぐらい、逆転の物欲をかき立てる、、、。 100520v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでデジカメになったら面白そうなのだが!

アサヒペンタックス67

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20100421

フォクトレンダー ブリアント66

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080828

ハッセルブラッド500C

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071002

ローライフレックス 3.5F220

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20081024

マミヤC330

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/485b4f02903e33fd9c3becb59788c993

Nikon D700

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40x

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

Nikon F4 MD
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140113

Nikon D100
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428

Nikon F MD ①
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F MD ②

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e075ae9470001545da4035f2bb0d1453

Nikon F3p MDの記事は(F3本来の姿です)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は(50年前の機種)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は(レンズシャッタの一眼レフ)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

ニッコール24mm、28mm、トキナー28mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20091210

ニッコール50mm、マクロ55mm、マクロ60mmテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

ペンS f3.5の記事②

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

ペンEE3の記事

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc

ペンDの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

リコーオートハーフの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

ツチノコカメラのペンで撮った写真

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a6a3017724ad891d03e5e9b9d0b8a640?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

ペンSで撮影した白黒写真

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101206

キャノン・ダイアル35の記事

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070125

 

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見えるもの、つちのこプリント

2008-11-04 11:40:49 | つちのこカメラ

つちのこカメラで撮った、つちのこプリント②

見えるものを信じますか?

081104o1_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日TVをつけたら、作家の夏樹静子さんがでていた。

著作「椅子がこわい」の再現ドラマだった。

つい先月その本を読んだばかりだったので、思わず見てしまった。

腰痛は単純に物理的に骨や神経から痛みがきていると思い込んでいたが、実は目に見えない気から、痛みが来ていたというお話。

常識と思っていたことが、一夜にしてひっくり返ることもあります。

「椅子がこわい」著者は夏樹静子

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20081021

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ローライ・フレックス 3.5F

2008-10-24 21:59:01 | つちのこカメラ

つちのこカメラ23

ROLLEIFLEX 3.5F

ローライ・フレックス 3.5Fは、学生の頃、夏休みと年末のアルバイトで買ったものです。なけなしのお金をはたいたから、2.8Fとどちらを買うか迷いました。廉価版のプラナー75mmf3.5でしたが素晴らしい描写で満足。f2.8は知らないがf3.5で十分です。なによりコンパクトなのがローライの特徴なので、私はこちらが本来の姿じゃないかと思います。

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露出計は絞りシャッター速度に連動します。220フィルムがそのまま使えるのも特徴のひとつ。

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クランク巻き上げ。絞りはカメラに向かって右の丸いノブ。シャッターは向かって左の丸いノブで調整。

それらの表示はビューレンズの上にでます。

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ピントは右サイドの真ん中のノブを回すと、レンズが付いた前板ごと前に繰り出します。

コチラサイドには色んなノブがあります。

下の丸いノブは露出計のフィルム感度、露出倍数などの調整。

 081024r4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライトバリューの表が後ろに書いてあるけど、使ったことが無い。

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ファインダーを開け、通常の撮影状態。

ファインダーはワンタッチで開け閉めできます。

フィルターは内側のバヨネット、フードは外側のバヨネット。

081024r5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローライの特徴は、アイレベルファインダー撮影が簡単なこと。

ファインダーの前板を内側へ押し込めば、6×6のフレームになります。

しかも、ピントまで見れるのです。小さな接眼ファインダーの下に、レンズとミラーを介して、ピントグラスの真ん中を見ることができます。

アイレベルでカメラを構えていても、ほんの1cm目を下にずらすだけでもピントを確認できます(逆像ですが)。2眼レフでも速写性があるのです。

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底辺部には裏蓋のロック機能があります。矢印の上のレバーを左に回すと、その上のレバーが外れます。

すると、裏蓋があけられます。

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裏蓋の開閉です。とてもしゃれています。

裏蓋ヒンジのところで、簡単に裏蓋ははずせます。ロックの小さなピンがあるだけ、、、ドイツには物の仕組み、機能が良くわかった職人がいるんですね。

日本製のカメラには、これほどのシンプルからくりはない。

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裏蓋をはずして、35mmフィルムを使うローライキンというパーツがあった。これで35mmフィルムを使うのは邪道だと思うが、、。

1枚撮りの裏蓋もあったような、、、。

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フィルムは下から上へ巻き取ります。

未撮影のフィルムはここから見えないが、下側に入れ下の細長い2つの棒の間を通して、上のスプールに巻きつけます。

すると、フィルムカウンターは自動ストッパーになります。ちくいちスタートマークを合わせる必要がない。

ずいぶんと時代の先を行っていた機能でした。

ハレーションや内面反射には徹底的な対策がされている。コレでもかというくらいだった。空間に余裕があるからだろう。

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ビューレンズは75mmのF2.8

3群3枚レンズだそう。

露出計はセレンで電池が要らないけど、さすがに○十年もたっているから精度は怪しい。

左手の小さなレバーはストロボとフラッシュバルブの切り替え。

ビューレンズにはフィルターをつけていなかったので、傷がいっぱい付いてしまった。

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コチラは撮影レンズ。

5枚構成のプラナーです。レンズはf3.5と暗いけど、シャープさは素晴らしい。f5.6、1/30の手持ち撮影でばっちり。

人によっては、はずれレンズと言う人もいるが、どうしてどうして、コレがはずれだったら、世の中のブローにカメラのレンズは、オールはずれと言うことに、、、。これより良いレンズといえば、ペンタ6×7の75mmf4.5ぐらいじゃないか。ペンタのこのレンズは35mm用レンズと比べても、ずば抜けてシャープだった。

ローライは愛着あるカメラだから、記事が長ーくなります。

シャッター周りのレバーはロックです。シャッターを押せなくなるし、バルブ撮影でシャッターを切った後レバーを倒すとタイム撮影になります。つまり、2つのロックができるのです。

シンクロ接点には抜け防止のための押さえレバー付き。

ビューレンズはコーティングが青いけど、撮影レンズは麦わら色です。

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カメラを構えると、このようなアングルから絞りとシャッターを調整します。

左の丸いノブで絞りを、今はf11になっています。

右の丸いノブでシャッターを調整。今は1/125ですね。

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ピントノブと露出計。

距離表示はフィートとメートルどちらも書いてある。

露出計は絞りとシャッター、感度、露出倍数に連動していて、カニバサミに針を合わせる追針式。

露出計はセレンなんで、暗いところでは動かない。

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シャッターを先に合わせても、絞りを先に決めても、どちらでも良い。とにかく後からカニバサミに針を重ねれば露出はあいます。

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小気味の良いクランク巻上げ。

巻き上げクランクの根元にある矢印をちょっと動かし、クランクを逆に回すとシャッターチャージのみができます。つまり多重露光ということです。

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220フィルムを使えるが、裏蓋の厚板を切り替えて、このレバーを24にあわせ、12枚撮影したところで、この小さなレバーを12に切り替える。

フィルムカウンターが24まで無いのだ。12までしかないカウンターを使って24枚撮りに対応している。

この合わせを忘れると、220でも120のように巻き上げてしまう。

それでも220フィルムを、そのまま使えるのは便利でした。

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ファインダーは、ホントに簡単にはずせます。

ファインダーの造り、構造には感心することばかり。

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ファインダースクリーンは見やすく、八ッセルとは比べ物にならない。

フレネルレンズとマットのざらつきが適切なのだろう。

この時代の八セルのピント合わせの悪さといったら、国産カメラを使ったら使えませ―――ン。でも広告カメラマンは高価なハッセルを使いたがりました。なんでも、、、モデルさんがハッセルを使ってと要望があったそうだ。マミヤC330やブロニカやセミ版など素晴らしいカメラがあったのに。でも時代が変わり、国産のよさが世界に知れ渡ると、海外のカメラマンまでが日本製の大判を使うようになりました。フィルム時代の終わりには、ブロニーカメラは国産の独壇場だった。

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スクリーンも簡単に交換できる。だがこのスクリーンで十分です。

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ここにも、すごいからくりが、、、。

ビューレンズがミラーに写っています。

ファインダーの6×6のフレームが撮影距離によって前後に動いて、パララックスを完全に補正してくれます。ピントを合わせると金属フレームが動きます。

マミヤのC330だとフレームは動かないけど、視野の注意棒が出てきます。

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ローライは仕事には使えなかったが、旅先にはよくもって行きました。

一度だけ、このローライじゃなきゃ撮れなかった仕事がありました。

スキー場でプロ・スキーヤーの方にカメラ前で雪煙を上げターンしてもらったのですが、その日はうす曇で日が弱く速いシャッターが切れない。

ターンの瞬間の、雪が飛び散るさまをバッシと撮りたかったのだから。35mmカメラはストロボの同調が遅く、ましてハッセルじゃタイムラグがありすぎ。

そこでサブカメラとして持っていったローライで、ストロボの日中シンクロをした。シャッターは1/500で絞りはf5.6あたり。

何度もターンを繰り返してもらい、表紙を飾る良い写真が撮れた。

粒状製の良いフィルムを使ったから上がりがきれいでした。

レンズシャッターでタイムラグがゼロのローライのおかげでした。

軽いしぶれないし良いカメラです。

アサヒペンタックス67mp記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20100421

フォクトレンダー ブリアントの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080828

ハッセルブラッド500Cの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071002

マミヤC330Sの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070923

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