姉歯秀次・元1級建築士(48)の妻(49)が”自殺”したというニュース。
お痛ましい!
耐震データ偽造は由々しき問題ですが、ひとり建築士の問題じゃないのに、マスコミ、検察は個人を特定し槍玉に挙げることによって、問題解決を図ろうとしているきがします。
オーナーの依頼主、設計した建築士、構造計算をチェックする検査機関、それを実際に建設した業者、と関わった機関が4種あるのに、世間の目に追求されるのは個人の姉歯秀次だけ。世の中は需要と供給で成り立っていて、供給側だけで存在しているわけじゃない。偽装は要求があったと考えるのが筋でしょう!。
耐震データ偽造は業界の構造的な問題だと思うが、報道するマスコミにも構造的なゆがみがあります。
マスコミは許認可を役所に握られているから国家機関を追及できない!
妻が飛び降り自殺などと、なんで(警察発表)をそのまま流すかわからない。自殺したいぐらい追い詰められているとは思うが、他殺の可能性だって同じくらいあります。
古くは、映画監督の伊丹十三氏が六本木の秀和狸穴レジデンスから飛び降り自殺をした?ときもそうでした。自殺する理由がないにもかかわらず、死体が発見されるやいなや自殺と発表された。
これを聞いたとき、その前から伊丹さんは危ないなーと感じていた。世の中枢社会をやりすぎると有無を言わさない力が働く。実に巧妙だと思っていた。
私がなぜ心配したかというと、自殺された六本木の秀和狸穴レジデンスの、、、伊丹さんから賃貸しされていた事務所に出入りしていたから、他人事じゃなかったのだ。
「マルサの女」「ミンボーの女」「たんぽぽ」「あげまん」「大病人」「葬式」「マルタイの女」などだんだん警察と闇の関係に迫ってきて、実際映画の製作途中でその筋から脅迫があったという、警察と闇の世界が結託して葬ったというのが真相じゃないかな。マスコミも別に権力に逆らってまで追求しないのが日本の常識のようです。
「白バラの祈り」という映画を今月見ましたが、日本はいっけん全く自由世界のような雰囲気ですが、アメリカだって、意外に体制内で動いている時だけ自由なんだと思います。体制側に都合が悪くなったら姉歯秀次のように切り捨てです。
だからといって、どうこうしたいと言えないのが自分の頭の悪さで情けない。