びわ湖疏水舟のことは知っていたが
いつも何ヶ月前に予約で埋まってしまいます
ネットで調べていたら
4月3日(一昨日)に8時45分の1席だけ空きがあった
それ以後は4月末ゴールデンウイークまでいっぱいだった
びわ湖疏水舟の予約を速攻でした
それからホテル探し、新幹線の切符手配、カメラや着替え用意
19時には新幹線に飛び乗った
1泊2日弾丸ツアーです
ジャーン
琵琶湖側の三井寺にある疎水入り口です
宿は京都にはとれず大津に確保だった
着いた一昨日の夜に下見に行った
ライトアップは9:30までだと思う
京都が琵琶湖疏水を造ったのは2つの目的があった
ひとつは京都の水道水の確保と
もうひとつは運河としての輸送機能
日本海と瀬戸内海を航行する北前船を消滅させた便利な近道になった
琵琶湖の北に荷物がつけば京都まで運べます
明治維新で落ち込んだ京都の産業・商業復活が悲願だった
この日は大雨注意報が出ていたぐらいなので
一度も雨がやまなかった
京都タワーを見上げると
メガネもカメラも曇って幻想的に見えた
びわ湖取水場のゲートです
びわ湖と京都側の出口の蹴上では疏水自体の水面標高差は4mぐらいです
距離8kmを4mの落差で疏水は流れています
疏水の流れの速さを落差で決めたんです
京都市内とはさらに36mの標高差があります
水はいっきに落とせても
荷を積んだ船はレールを使ったインクラインで上げ下げしました
明治時代の大工事だった
設計は東京大学工学部出の若干21歳の田邉朔郎
彼は設計のみならず計画全体の責任を持っていた
びわ湖疏水入り口の第一トンネル
このトンネルだけで2kmあります
このトンネルを船で通過するだけで10分ぐらいかかったのでは?
トンネルはいくつもありますが舟が小さいので問題ない
2kmの直線だったので出口が遠く見えました
桜は1分咲きか2部咲といったところ
3分咲きだと満開みたいに見えますから
まだまだなんでしょう
この雨が長引くとサクラが散ってしまうかも
毘沙門天などお寺さんの参道橋をくぐります
トンネルを出ると水路が広くなります
ここで通過するびわ湖疏水舟を待ち構えていたが
2時間以上じっとしていたら
雨で身体中が湿気て寒くなった
トイレに行きたくなったがどこにも無い
東京だったら小さな公園にでもトイレは完備していますが
びわ湖から京都の東山の蹴上まで8kmの舟旅ツアーです
水路ツアーなのでカッパは必需品です
緊急用の救命胴衣着要です
乗り場は京都側の蹴上かびわ湖側の三井寺
片道が9000円だった
下の地図はびわ湖疏水ハイキングコースの案内です
トンネルをいくつもくぐる舟観光は珍しいでしょう