ランシモ

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クリクリを訪ねて韮崎へ

2024-07-07 19:55:03 | 植物

代々木の西参道にあったクリクリがなくなって3年になるか

韮崎に別宅を買って10年以上になるという

クリクリのケンさんは中央大学の先輩

ケンさんはワンダーフォーゲル部だったが

私はYH研究会

YH研究会はワンダーフォーゲル部から分派したクラブ

それでケンさんと私は先輩後輩になる

代々木のクリクリは無国籍料理屋さんで実に愉快だった

私は40年間以上のお客さんで

大学の先輩と知ったのは

ここ10年ぐらいのこと

「シリアの青い混ぜご飯」が大好きだった

ユニークな中東料理を出していて

どこかの大使館から

「私の国には、こんなお料理はない」とクレームがついて

クリクリのメニューから無くなった

ケンさんの韮崎の別宅

この山奥で喫茶店をやろうと考えていたが

村民から「こんなところでできるわけがない」とチャチャを入れられて

ケンさんもがっかりすることが多かったそうだ

いろいろトラブルがあったそうですが

ようやく一段落して私のところにメールが届いた

自家製マスカルポーネだそう

それに蜂蜜がかかっていた

これを撮影していたら

「ちょっと待て」

「花を添えましょう」と庭から何か摘んできた

じゃーん

美味しいマスカルポーネが見違えるようになった

さすがにクリクリの店主

いろんなハーブが植わっていたが

畑はやっていないそうだ

地方の過疎地は

村民の全員が土地を売りたいが

それを誰にも知られたくないという不思議な社会なんだそうです

周りに知られたくなかったり

いくらで売れたかも知られたくないそうだ

過疎地で細々と生きていて大金が入ったと知られたくない

村に部外者を入れなかったり

複雑以上な思いが渦巻いているそうだ

過疎地の村は

結局

きっとそのまま朽ちていくのだろう

車まで見送りに来てくれた

正面には富士山が高くそびえていた

田舎への移住はいろいろ難しいことがある

もしかすると

村の生活の尊厳を認めることが最初の一歩なのかもしれない

代々長く続けられてきた生活を

否定するんじゃなく認めることかも

それができなきゃいかないほうが良い

2007年 ビストロ・クリクリ物語(ランシモ)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3adb4f58ad2044bc7f953c5e8beac979

2014年 ビストロくりくり、シリア料理(代々木ニュース)

http://studioon.cocolog-nifty.com/yoyo/2014/08/p-8791.html

2016年 地中海風アラブ料理クリクリ(ランシモ)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/066d3b57110e3a295fd088370f2174e9

2016年 ビストロくりくり、料理とワインのお店(代々木ニュース)

http://studioon.cocolog-nifty.com/yoyo/2016/05/post-4082.html

2019年 昔は無国籍料理屋さんで今は甘味や(ランシモ)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/30b86b86277ab5bbb81e5c57e02fb847

2020年 クリクリが軽食屋さんになった(ランシモ)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fa9b6f25d54ce2f8ece7f92f60466f90

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