釈迦堂遺跡博物館*縄文式土器と土偶(Part 1)
釈迦堂PAは中央高速でよく通っているパーキングエリア
PAに隣接して
中央高速道路を建設中に出土した土器、土偶の展示をしていた
中央高速道路はしょっちゅう通っていましたが
こんな大規模な遺跡があったとは知りませんでした
土偶は人を形どったもの
土器は器として使ったり
神事にも使われていた
土偶ははっきりしたことはわかりませんが
お守りにしていたんじゃないかと
記事を見たときに土偶の表情に引かれました
見たいと思って車に飛び乗って行った
もう様々な表情をとらえています
目が吊り上がっているのが気になります
縄文時代の1万年前あたりでも
きっと写実的な要素はあったでしょう
土偶は基本的に小さなもの
そんなところからお守りじゃないかと考えられている
頭の部分が多いけど
体全体の土偶も少しあります
しかし目の吊り上がりの激しいものがあります
きっと何か思いがあって強調されているんだろう
膨大な土偶が釈迦堂遺跡から発掘されました
甲府周辺(長野県)の土偶や土器を分類して展示されていた
土器に人面が張り付いている
縄文土器や縄文時代の土偶はアートだと思う
生活必要品ではなく
その時代の人の気持ちが込められているから
それは信仰だったり身近な人を模したお守りだったり
宇宙を感じさせる人面土器です
ここまで抽象化されると
インカなどの中南米の類似性を感じます
この土器は人面像を持っているから
日常で使うのではなく祭事用ではないか?
縄文時代は16000年前から始まり3000年前あたりまで続いていた
そのご弥生時代になって
稲作文明とともに装飾的な土器がなくなった
右端の土偶は関東以北でみられる遮光器土偶
縄文式土偶の中では新しいタイプです
土偶の表面に光沢があるので焼き温度が高いかもしれない
遮光器目は目の強調と言われているが
北極圏のイヌイットのような雪用メガネだったら面白いのに
釈迦堂遺跡博物館は中央高速道路PAのすぐ上です
Part 2釈迦堂土器につづく
釈迦堂遺跡博物館*縄文式土器(Part 2)
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