肝臓がん*いつでも元気8月号から
「いつでも元気」は全日本民医連の機関紙です。
私の歳になると、書かれている医療関係の記事は参考になります。
それで毎月購読しています。
今月で気になったのは肝臓がんの話。
中澤先生の記事です。
肝臓は人体でいちばん大きな臓器で、生命を維持する化学工場にたとえられます。
①栄養の代謝と貯蔵
②解毒作用
③胆汁生産
私はお酒にからっきし弱いから、私の肝臓はお酒・アルコールに対応していないらしい。
お酒を飲んでも肝臓はスルーしているんだな。
そのんだお酒はその後どこに行ってしまうのだろう?
肝臓がんは近年はウイルス性のガンが減ってきているそうだ。
非ウイルス性ガンでも「お酒の飲みすぎ」によるガンよりも、肥満や糖尿病からの肝臓がんの割合が増えている。
お酒自体の消費は確か日本では減少気味だと思った。
肝臓ガンの診断は
①超音波検査
②CT検査
③MOR検査
④腫瘍マーカー検査
などがある。
肝臓ガンのリスクは上記グラフのとおり。
男性で70歳以上となれば、誰だって肝臓ガンになっておかしくない。
どんなに気を付けていてもガンになるときはなる、、、。
治療法は
①肝切除(移転がない時に効果)
②ラジオ波焼灼(電極針を刺して高熱を発生させガンを焼く)
③冠動脈化学塞栓(ガンに栄養を送る血管をふさぐ)
④薬物(抗がん剤)
肝臓がんの発ガンそのものを抑えることはできないが、リスク因子をできるだけ避けるのが好ましい。
コロナ禍で検診数が激減しているが、ガンが隠れて進行しているのではないかと心配です。
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