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東京マラソンを絡めた感動物語を、いつものようにテレビで放映していた。いい加減うんざりなのだが、同じ物語で飽きもせず毎回感動する人間もいるから、調子に乗ってマスコミは作り続けるわけだ。オリンピックも控えてるので、今回は個々の物語より更に大きな物語を用意していた。中心は市民ランナーで代表になるかどうかがかかっている人物である。残念ながらレースでは失速して、マスコミのシナリオ通りにはならなかったが、もし彼が駄目であれば、他の替わりになる人間を探し出し新たな商売道具にするだけのことである。
しかし、そんな物語以前に、そもそもオリンピックに代表を送り込むこと自体が必要なのかと思う。オリンピック好きの日本人の、オリンピックに対しての思い入れは尋常ではないと常々感じるのだが、ならば、それなりの成績の選手を選別すべきだろう。見てるほうの多くはメダルしか興味がないのだから。協会も金メダルの目標を世界5位?などと確か発表した。
それでいくとマラソン男子は、10位以内に入れそうな選手はいないのではないか。女子もメダルまでというのは難しい。要するに、実力のない選手を送りすぎるのだ。日本は、選手の数だけでいけばずっと前から世界5位くらいにはいってるのではないだろうか。そう考えると、メダル獲得率は物凄く低いのだ。選手がオリンピックを目標にするのは自由だが、選考はシビアにいくべきだ。個人的には、オリンピックそのものもいらないのだが。
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