本日も食欲なし。
そして今日は選挙。が、行く前から自民圧勝と結果が分かってるのってどうなんだ。事前調査である程度推測はついてしまい、ほぼその通りになるというのも面白くない。そしてどこのテレビ局も同じように嬉々として特番を組み(お祭り感覚)、国民の審判は果たして、などと大袈裟に構えてやるが、AKBの選挙番組と大して変らないのではと思うくらいの内容だ。競うのは、当確を如何に早く出すか、それだけだ。選挙事務所の万歳風景とか、落選議員の落胆など見せる必要も無い(覗き見趣味としては面白いが)。スタジオの評論家は評論家で、今回の結果について、保守回帰、つまり自民党政治の安定(幻想だが)を望んだ結果ではないでしょうか、程度の意見を言って、キャスターがこれからの日本に望むことは...と尤もらしく締めて終わりである。はっきり言って、実況でやるほどの意味は無い。
それにしても安倍ちゃんで良いのか?日本を取り戻すなどとナショナリズムを心地よく刺激する言葉を吐き、まるで嘗て理想的な日本があったような幻想を国民に植え付けるのは胡散臭さいだけだ。精神面をコントロールする占い師でもバックにいるのではないかと邪推する。いやに自信満々なところが気にかかる。経済面では、公共投資、財政は成長による税収アップなどと、言い古されたしかも効果がない政策しか言わないし、基本的にはアメリカ頼みの外交(アメリカはアメリカで国内回帰だからそこまで責任を取るかどうか)。中国に強気にやるらしいが(この点でもある程度支持されているのだろう)、関係悪化したら経済も同じように悪化となるだろう。肝の据わったリーダーにはとても見えないのだが、こんな人間が返り咲くというのは自民党の人材不足も相当なものと言える。
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