北米旅行 7日目

7:30　マンハッタンのホテルにて起床。
初めて朝までぐっすり眠れた。

8:30　ホテル出発。
出勤時間なので街を歩く人の数が多い。


昨日と同じ『Cafe R』で朝食。
コーヒーを2つ注文したつもりがカップを1つしかくれなかったので、もう1つ追加してお金を払おうとすると、
レジのお姉さんはニヤリとして
「お金はいらないわ」
と目と目で会話。
後にトイレに行こうとしたら暗証番号が必要で、それはレシートに書いてあるということだか、レシートくれなかったし。。。


9:50　メトロポリタン美術館着。
まだ開館前で、入場の列に並ぶ。


入場して、受付端末で予約していたチケットを発券。
チケットはシールになっていて服に貼る形。
オーディオガイドも借りて、いざ。

　
とりあえずメジャーな絵画のコーナーを目指すと、一部屋ごとに世界的名画にぶち当たる。
右を向いても左を向いても有名作品だらけ。
そんな感覚。

　
足早にあちこち見回っていて
「あっ」
と気になってふと立ち止まって見た絵は、クリムトの作品だった。


全然知らなかったけれど、
当館の人気作品というドガの彫刻。

　
屋上でサンドイッチとサラダを買って昼食。
残念ながら時間切れで美術館を後にすることに。
ちょっと見て回っただけのつもりが、あっという間に時間が経ってしまった。
あと2～3時間は欲しかった。


お土産に美術館のロゴの入ったバッグを購入。


次の予定はリンカーン・センターの見学ツアー。
時間が決まっていたので、急いで会場を目指す。


時間ギリギリに目的のリンカーン・センターに到着。
しかし、施設が巨大でチケット引換の窓口が分からずパニックに。
2箇所ほど場所を聞いて回ってやっと窓口にたどり着いた。
「間に合った！」
と予約票をカウンターのお姉さんに差し出すと、
「これ、昨日の予約ですけど」

「は？？」

確認すると確かに「9/13」の日付の予約になっていた。。。

　　チーン

あまりのことに言葉も出ず。


しかし、受付のお姉さんは親切にも
「今日のぶんに振替しますね」
と手続きしてくれて、無事ツアーに参加できた。
これが「神対応」というやつか。。。
受付のお姉さん、本当にありがとう！！


見学ツアーは、まずディヴィッド・ゲフィン・ホールでニューヨーク・フィルのリハーサルを見学。
弦楽器の音色がとてつもなく美しい。。。

　
その後、ジュリアード音楽院のホールを見たり、メトロポリタン歌劇場のロビーを覗いたり。
歌劇場のホールも見たかったが今回はタイミングが合わず残念。


ツアーの後はセントラルパークを散策。
まりりんが歩き疲れたと言うのでベンチで休ませて、しばらく一人で散策。

　
リスを見かけたり、回転木馬があったり、ストリートミュージシャンがいたり。
平日だというのに、公園はとても賑やかだった。

　
余白の時間が出来たので、趣味の古着屋に行ってみた。
『Beacon's Closet』という店。
服がいっぱいで通路が狭い上に、中は客で溢れていた。
いくつか「おっ？！」という服があったが、どれも自分には大きすぎた。


もう一軒行ってみようと思ったが、店の場所を勘違いしていて無駄骨だった。
疲れているまりりんを余計に歩かせてしまい、悪い事をした。

　
リンカーン・センター内のレストラン『Lincoin Ristrante』で夕食。
外の席だったが、暑くもなく寒くもなく風もなく、過ごしやすくて快適だった、
ここでやっとマンハッタン（カクテル）が飲めた。
高級店で食事が美味しく、スタッフの接客がバツグン。


20時開演のニューヨーク・フィル演奏会を鑑賞。
入場のチェックでスタッフに何事か声をかけられ、どういうことかと思ったら、
ツアー受付で親切にしてくれたあのお姉さんだー！！
感謝の言葉をあれこれ述べたいところだが、使える言葉は「サンキュー」のみ。
あぁもどかしい。


会場はほぼ満席。


「2001: A Space Odyssey」と題された演奏会は、単に映画に生演奏を合わせたという内容に留まらず、かなり前衛的な内容だった。


終演は23時でお腹いっぱいに。
映画7割・演奏3割くらいの配分で、もう少したくさん演奏を聴きたかったところ。


帰り道の路上で、まりりんが道路を指さし
「何あれ？」
というので見ると、地面をキャラメル色の平たい昆虫が這っていた。
「これってゴキブリ？！」
野生のゴキブリは初めて見たかも。


晩酌は「青いリボンビール」（何故か日本語）。
スーパーで買う時にパスポート提示を求められて焦った。


1:50　就寝。
今日も内容てんこ盛りな一日だった。