アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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カタコリを軽くするには…♪

2012-06-06 08:32:40 | Weblog
昨日のスタイル・メイク エクササイズでは、レッスン中メグちゃんが私のカウントに合わせて小さな声でカウントしていた。
「うん、いいことよ、そうやって声を出せるってことはきちんと呼吸が出来てるってことだからね
ゆっくり息を吐きながら負荷のかかる運動をすると、強く撓やかで細長い筋肉が出来る。
息を吸いながら、あるいは息を止めて負荷の大きい運動をすると、強く固く太く短い筋肉が出来る。
女性のボディにどっちの筋肉が相応しいかは考えるまでもないわね。
パッと見には筋肉が感じられない柔らかそうな体つきだけど、実はしっかり筋肉が活性化してるからエネルギー消費が大きくて太り難い、というのが一番カッコいい
腹筋や下半身の大きい筋肉がしっかり活性化しているとエネルギー消費は大きい。
下半身では特に内腿の筋肉ね。
両腕と頭を含めた胴体部分を下からきちんと支えるにはしっかりした筋力が必要。
これが弱いと胴体部分の重量を支えきれず、その結果、股関節・膝・足首に故障が起きるようになる。
昨日話した≪変形性膝関節症≫もそうよね。内側広筋が弱って膝を支えられなくなっているところに、上から胴体部分の重量がずっしり圧し掛かってくるわけだから…。
上からの圧力を支えて分散するには“アーチ構造”がもっとも強いというのは中世ヨーロッパの教会建築を見れば分かるじゃない 巨大なドーム型の屋根を“アーチ構造”の梁が支えている。
≪変形性膝関節症≫も内腿の筋力がない人体が苦肉の策として採った“アーチ構造”なんだろうと私は考えている。
というワケで昨日も横向きに寝た姿勢で内腿の筋力を落とさないためのエクササイズ。
うん、メグちゃん、随分強くなってきた、その調子その調子
そして、最後の首や肩のエクササイズでリラックス~のときに
「なんか最近アタマが重くて…。こう、グッ…と持ち上げて、首を引っこ抜きたい感じ…
と彼女が両手で自分の頭を持って持ち上げるような仕草をする。
……う~ん……カタコリだな、そりゃ……
「はい、後ろで両肘を持って…、ん…、背中を丸めないように気を付けながら少しずつ下を向いていって…ゆっくり息を吐きながら…それ…」
横についてサポートしてあげながらカウントをとり、最後のところで彼女の両腕をちょっと下に押し下げてあげる。
「…んくぅ~~ん……きもちイイ~…」
そうでしょ、そうでしょ…
デスク・ワークで長時間PCに向かっていると、しだいにアタマが前に迫り出して猫背状態になりやすい。そうするとアタマが前に落下しないように引っ張り上げ続けなければならない僧帽筋にかかる負荷はスゴいわけ。大体4~4.5㎏あるアタマの重さをずぅ~っと斜めに吊り上げ続けるんだからね。それで頑張りに頑張った僧帽筋
「もうダメですぅぅぅ~
と悲鳴を上げている状態がカタコリ。
…と説明しながら、さらに何度かストレッチを繰り返したメグちゃんのアタマと肩の位置を正しいポジシオンに調整して上げる。
「…あ、イイ感じ…
うん、キレイだ
背中のラインもスッキリしているわね、それこそメグちゃんの一番キレイなライン。
デスク・ワークの合間にときどき僧帽筋ストレッチをしてね
コメント
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