昨日もメグちゃんと同じタイミングでスタジオに到着。
おしゃべりしながら着替えていたら、キレイなカバーを掛けたフープを抱えてミクちゃんが
「こんにちはぁ」
と到着。
明日6日は試合だもんね、バレエのレッスンでコンディションを整えておきましょう。
バー・レッスンはね、メグちゃんとミクちゃんの間に入れてもらって私も一緒に
なせ間かというと、右サイドのときにはメグちゃんを後ろから見てあげられるしL字型の鏡にミクちゃんの正面が映るから彼女のことも同時に見てあげられる。左サイドのときはミクちゃんを後ろから見てあげて、ちょっと顔を横に向ければ鏡に映るメグちゃんを見てあげられるから、というわけなんです
「先生の後ろでバーをやらせてもらうと身体の動きとか呼吸のタイミングとかすっごくよく分かる。先生の動きにつられちゃう」
といってたけど、参考にして頂ければ幸いです
バットマン・タンジュのときに、ポワン・タンジュからア・テールに踏み込んで重心移動をするところのイメージを動きを分解して見せながら説明したの。ふたりともドゥヴァンとア・ラ・スゴンドは以前よりもずっと良くなったんだけどデリエールがもう一息なのよ。だからね、動作脚とトルソーの関係とかア・テールから戻るときの骨盤の動きとかをTシャツを捲り上げてお腹周りを見せながら説明したの。それから実際にミクちゃんのお腹をサポートしながら、ちょっとやってごらん、と…。
「戻るときに大切なのがお腹のこの部分の腹筋。これで骨盤を支えてね」
左サイドのとき後から彼女の動きをチェックしてたんだけど、うん、O.K.
ちゃんと理解出来てるみたいね。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのときにもターン・アウトを守るために必要なコントロールに付いてお腹周りを見せながら説明。
「脚を大きく効率的に動かすためには無暗に動かしちゃいけないところがあるのよ」
うんうん、ふたりともその調子、いいわよ。
続くバットマン・フォンデュでも脚の動かし方の説明。どこから脚をあげていくか、どこから戻してくればいいか、ってことをね。
そのあとは先週練習したピケ&スートゥーニュのアンシェヌマン、それからロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールをふたりそれぞれのアンシェヌマンで練習。
メグちゃんが音楽に合わせて練習している間中ミクちゃんは自分のアンシェヌマンのおさらいをしてた。
ドゥミ・ロン・ドゥのスピードが先週よりも早くなったし、腿をちゃんと引き上げられるようになったねぇ
さてセンター・レッスン。
バットマン・タンジュとルルヴェ&タン・ルヴェの練習を一緒にやったあと、片脚でのルルヴェの練習。
メグちゃんはルティレ‐ルルヴェを右左交互に。
ミクちゃんは片脚をク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにしたままルルヴェを繰り返して前に進む。
なぜまた改めてルルヴェかというとね
「ルルヴェの支点ってこの爪先、指の部分のこんなに小さなスペースでしょ ここに自分の身体のすべてのパーツを載せて支えなきゃならない。そのためにはね、出来るだけ早く真っ直ぐに引き上げるのがベスト。背骨だって骨が正しく積み重なってるのが一番良いわけでしょ それと同じ」
まず、メグちゃんから。
「うん、悪くないんだけどね、お膝が伸びきってないんだよ。だから脹脛に負担が掛かっちゃうの」
ルルヴェの考え方はね、“ドゥミ・プリエからカカトを上げて→膝を伸ばして”って考えてると、テンポが速くなればなるほど間に合わなくなるの。だからね
「一気にズバッと内腿を引き上げるんだよ。そうすれば必然的に下は伸びる」
なぁるほどぉ、とメグちゃんがもう一度練習している間、ミクちゃんは内腿に意識を向けながらルルヴェの練習に余念がない。
うん、ふたりとも好い動きになってきたなぁ
最後にグラン・アレグロの練習。
メグちゃんはアームスのコントロールが随分シャープになって、アッサンブレも高さが出せるようになってきたね。クロワゼ4番のポゼも方向がきちんと定まってきた
「ミクちゃん、今日はグラン・フェッテにもう一つ注文。アームス。バストの高さのところに丸いテーブルがあってね、その上で両手を開いて閉じて…。それだけ。アームスはそれ以外の動きをしてはいけません、ね…」
しばらくの間彼女は胸の高さで開いて閉じてを繰り返し、メグちゃんが練習している間も開いて閉じて開いて閉じて…。
そして彼女のアンシェヌマン、最後のグラン・フェッテの部分。
… … … … … … … …
「ミクちゃん、あなた、ずっと回転のときに肩が上がるのが癖だったけど、今は一回も上がらなかった。それにアームスも潰れたり下がったりする癖があったけど、それも今日は出なかった、キレイなアン・ナヴァンをずっとキープ出来てたじゃないのぉ フェッテの回転も安定してたわよぉ そのコントロールを大事にしようね」
… … … …
うん、好い笑顔だわぁ
揃ってストレッチをして、お疲れ様でしたぁ。
メグちゃんもミクちゃんも、言えばやろうとする、やれば出来る、何かが変わる。それを繰り返しながら進化していく。その進化はホントにオブラートを1枚はがすように小さいときもあれば週刊誌を1冊取りのけたほどに大きいときもある。その進化を見ていられる、これほど楽しいことはないね。
おしゃべりしながら着替えていたら、キレイなカバーを掛けたフープを抱えてミクちゃんが
「こんにちはぁ」
と到着。
明日6日は試合だもんね、バレエのレッスンでコンディションを整えておきましょう。
バー・レッスンはね、メグちゃんとミクちゃんの間に入れてもらって私も一緒に
なせ間かというと、右サイドのときにはメグちゃんを後ろから見てあげられるしL字型の鏡にミクちゃんの正面が映るから彼女のことも同時に見てあげられる。左サイドのときはミクちゃんを後ろから見てあげて、ちょっと顔を横に向ければ鏡に映るメグちゃんを見てあげられるから、というわけなんです
「先生の後ろでバーをやらせてもらうと身体の動きとか呼吸のタイミングとかすっごくよく分かる。先生の動きにつられちゃう」
といってたけど、参考にして頂ければ幸いです
バットマン・タンジュのときに、ポワン・タンジュからア・テールに踏み込んで重心移動をするところのイメージを動きを分解して見せながら説明したの。ふたりともドゥヴァンとア・ラ・スゴンドは以前よりもずっと良くなったんだけどデリエールがもう一息なのよ。だからね、動作脚とトルソーの関係とかア・テールから戻るときの骨盤の動きとかをTシャツを捲り上げてお腹周りを見せながら説明したの。それから実際にミクちゃんのお腹をサポートしながら、ちょっとやってごらん、と…。
「戻るときに大切なのがお腹のこの部分の腹筋。これで骨盤を支えてね」
左サイドのとき後から彼女の動きをチェックしてたんだけど、うん、O.K.
ちゃんと理解出来てるみたいね。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのときにもターン・アウトを守るために必要なコントロールに付いてお腹周りを見せながら説明。
「脚を大きく効率的に動かすためには無暗に動かしちゃいけないところがあるのよ」
うんうん、ふたりともその調子、いいわよ。
続くバットマン・フォンデュでも脚の動かし方の説明。どこから脚をあげていくか、どこから戻してくればいいか、ってことをね。
そのあとは先週練習したピケ&スートゥーニュのアンシェヌマン、それからロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールをふたりそれぞれのアンシェヌマンで練習。
メグちゃんが音楽に合わせて練習している間中ミクちゃんは自分のアンシェヌマンのおさらいをしてた。
ドゥミ・ロン・ドゥのスピードが先週よりも早くなったし、腿をちゃんと引き上げられるようになったねぇ
さてセンター・レッスン。
バットマン・タンジュとルルヴェ&タン・ルヴェの練習を一緒にやったあと、片脚でのルルヴェの練習。
メグちゃんはルティレ‐ルルヴェを右左交互に。
ミクちゃんは片脚をク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにしたままルルヴェを繰り返して前に進む。
なぜまた改めてルルヴェかというとね
「ルルヴェの支点ってこの爪先、指の部分のこんなに小さなスペースでしょ ここに自分の身体のすべてのパーツを載せて支えなきゃならない。そのためにはね、出来るだけ早く真っ直ぐに引き上げるのがベスト。背骨だって骨が正しく積み重なってるのが一番良いわけでしょ それと同じ」
まず、メグちゃんから。
「うん、悪くないんだけどね、お膝が伸びきってないんだよ。だから脹脛に負担が掛かっちゃうの」
ルルヴェの考え方はね、“ドゥミ・プリエからカカトを上げて→膝を伸ばして”って考えてると、テンポが速くなればなるほど間に合わなくなるの。だからね
「一気にズバッと内腿を引き上げるんだよ。そうすれば必然的に下は伸びる」
なぁるほどぉ、とメグちゃんがもう一度練習している間、ミクちゃんは内腿に意識を向けながらルルヴェの練習に余念がない。
うん、ふたりとも好い動きになってきたなぁ
最後にグラン・アレグロの練習。
メグちゃんはアームスのコントロールが随分シャープになって、アッサンブレも高さが出せるようになってきたね。クロワゼ4番のポゼも方向がきちんと定まってきた
「ミクちゃん、今日はグラン・フェッテにもう一つ注文。アームス。バストの高さのところに丸いテーブルがあってね、その上で両手を開いて閉じて…。それだけ。アームスはそれ以外の動きをしてはいけません、ね…」
しばらくの間彼女は胸の高さで開いて閉じてを繰り返し、メグちゃんが練習している間も開いて閉じて開いて閉じて…。
そして彼女のアンシェヌマン、最後のグラン・フェッテの部分。
… … … … … … … …
「ミクちゃん、あなた、ずっと回転のときに肩が上がるのが癖だったけど、今は一回も上がらなかった。それにアームスも潰れたり下がったりする癖があったけど、それも今日は出なかった、キレイなアン・ナヴァンをずっとキープ出来てたじゃないのぉ フェッテの回転も安定してたわよぉ そのコントロールを大事にしようね」
… … … …
うん、好い笑顔だわぁ
揃ってストレッチをして、お疲れ様でしたぁ。
メグちゃんもミクちゃんも、言えばやろうとする、やれば出来る、何かが変わる。それを繰り返しながら進化していく。その進化はホントにオブラートを1枚はがすように小さいときもあれば週刊誌を1冊取りのけたほどに大きいときもある。その進化を見ていられる、これほど楽しいことはないね。