アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

美しい姿勢のために…♪

2015-07-20 10:40:24 | Weblog
アンチエイジング・レッスン。
いつもの通り腰やお尻周りのストレッチのあと体幹を強くするための腹筋運動を。
腿を垂直に、そして膝下は床と水平に。
そのポジシオンから左にゆっくり…。
「この左右に倒すやり方よりアップ&ダウンのほうがキツイような気がする」
あ?
「あのね、倒す腹筋は腹斜筋を強くするため、アップ&ダウンは腹横筋と腸腰筋を強くするため。それぞれ使うところが違うんだよん」
「え゛…そうなの?」
そう
外腹斜筋がこうあって、内腹斜筋がこうあって、腹横筋がこうあってね…と構造を説明。
腸腰筋ってのは肋骨の内側から……と説明。
「それで大腰筋がちゃんとしてないと、こう骨盤を掬い上げるような姿勢になる…」
「ふぅぅん、そうなのかぁ
そう。
そうなると骨盤底筋群も弱くなるから、いろいろと残念なことが…、ね。
「あぁ、そうかぁ、ひとつじゃないんだね」
うん。
「ついでに言っとくとね、“腹筋”っていう筋肉はないんだよん
「え…、そうなの?」
うん。
あるのは腹直筋、内外腹斜筋、腹横筋、腸腰筋などなど。
腹筋群というのが正しいね。
それが分かってないから、シット・アップだけやってシックス・パックを見せられるようになればO.K.みたいな勘違いに捉われるの。
ぎんぎんに腹筋運動なんかしなくても、日常生活の中で体幹を鍛えることは出来るのよ。
まずね、坐骨を床に突き刺すイメージで、骨盤を真っ直ぐに立てて座ってみて。
横から見ると背中と床が直角になる感じに。
「ん~、腿に力がはいっちゃって引き上げられない~
あぁ、それなら胡坐みたいに膝を曲げていいよ。
まずは骨盤を立てることが大事。
腰をしっかり引き上げたらお臍を背骨に付けるイメージでお腹を窪ませる。
それだけ。
それを一日に何回か、はじめは1回30秒からでいいから。
オフィスでもね、椅子の座面に坐骨を突き刺すイメージで座って、椅子と背中の間にボールを1個入れる。
テニスボールでもいいかな。
ボールをいれるのはウエストの後あたり。
そしてお臍を背骨にくっつけるイメージ。
はじめは30秒くらいからでいいから、だんだんに時間を延ばしていけばいい。
オフィスで椅子に座っている間中、その姿勢をキープ出来るようになった人たちもいるよ
健康でいるためには正しく美しい姿勢は大切ですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする