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ピケ‐ルティレから…♪

2015-12-22 09:32:23 | Weblog
日曜日のレッスンでナオさんにとっては初めてだったアンシェヌマン。
ピケ‐ルティレとパ・ドゥ・ブーレの組み合わせ。
おさらいしてみましょうね。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚にピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚にピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚にピケ、左脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ⇒左脚にピケ、右脚ルティレ→…………
気を付けたいことは…。
ポワン・タンジュした脚にピケをしますが、その脚をさらに前に送るようにピケをします。自分の方に引き戻してはいけません。
ピケするときにその脚の膝を緩めたり曲げたりしてはいけません。
3回目のピケ・ルティレのあとはルティレの脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールに下げて、軸脚はドゥミ・プリエをします。このとき、骨盤が前傾したりトルソーが傾いたりしないように気を付けましょう。
ク・ドゥ・ピエの脚でルルヴェをするのと同時にもう一方の脚をルティレに引き上げます。
ルティレの脚を2番ポジシオンの方に伸ばしてピケ、同時にもう一方の脚をルティレに引き上げます。
ルティレの脚を前に下して5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ、そして前側の脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァンにのばしましょう。
のク・ドゥ・ピエ・デリエールからの5番ポジシオン・ドゥミ・プリエまでがパ・ドゥ・ブーレです。
一番大切なことは、しっかりとトルソーを引き上げておくことです。ドゥミ・プリエに下りるたびにトルソーが落ちてしまってはピケする脚に大きな負担を強いることになってしまいますよ
ピケとはpiquer“~を刺す、~を突く”という言葉が語源になっている動きです。
ですからピケ‐ルティレもパ・ドゥ・ブーレも、地面に突き刺すようにしっかり脚を伸ばした動きをしなければなりません。
ジュニア・クラスでパ・ドゥ・ブーレの練習をするときにいつも伝えるイメージは、
平らな水面に自分が立っていて、パ・ドゥ・ブーレをする。突き刺すように脚を動かすけれど決して水の中に沈まない。
ということです。
ズブ ズブと下向きに力を入れてはいけませんね。
初心者の場合、ピケ‐ルティレでルティレするのが難しければク・ドゥ・ピエ・デリエールでも構いませんよ。
まずしっかりピケで立てるようになることが大事です。
ピケする脚のうえにしっかりトルソーを引き上げてバランスをとることを目指しましょう。
そうすれば、ピケ‐アラベスクのようなパやピケ・アン・ドゥダーンなどの回転するパに発展したとき安定した動きが出来るようになりますよ
コメント
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