年が明けて最初のレッスン
10日ほどお休みしたわけだから、まずは基本の基の≪基≫から。
バー・レッスンも一番シンプルなアンシェヌマンでやりましょう。
「…っと、左側からやろうかな…」
ん?
おぉ、いいよ、そうしましょう、そうしましょう
右利きの場合は右側の方が動かしやすい。
だから右側を先に練習すると後からやる左側との差を大きく感じてしまう。
左側から先に練習して、感じる差を小さくすることもときには必要
センター・レッスンのバットマン・タンジュも左側から。
アンシェヌマンの最後の部分はエシャッペを3回→5番ドゥミ・ポワントにルルヴェ。
「…ん~、エシャッペを…、出来るだけ高いところに立ちたいから、指の上に押し上げようと思うんですけどぉ…」
うん。
ルルヴェを高く、と考えるのは正解
でも足指を¬のように曲げたり階段状に力が入るのは不正解。
こうやってね…、と2番ドゥミ・ポワントに立って見せて…。
「両脚の内側をお臍に向かってグググ…っと引き上げるイメージで、カカトを高く引っ張り上げる感じだな」
「…カカトを高く…」
うん。
内側から引っ張り上げる。
そうすると自然と指に乗れる。
ではピケ・ルティレとパ・ドゥ・ブーレの練習を
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエから→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ→左脚前5番ドゥミ・プリエ⇒左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→…………
アームスは軸脚側がアン・ナヴァン。
はい、どうぞ
… … … … … … … …
ん~、ちょいと修正しよう。
ルティレする脚のほうにトルソーが開いちゃうでしょ。
それと左脚をルティレするときに左の肩甲骨の下あたりが縮んでるよ。
「…ぬぅ~~…」
「ピケする脚のうえにトルソーを移動するんだけど、その移動したトルソーに対してア・ラ・スゴンドの方向に腕を引き伸ばすとイメージしてみたら…?」
「あ゛… …横方向に引き伸ばしてトルソーを支える……」
そういうことだね
「もう一度やってみます」
はい、どうぞ
… … … … … … … …
あぁ、ちょっとバランスもよくなったね
「ん゛~~…、ピケする瞬間にインになる…」
ふぅん…、それはさぁ…。
爪先が緩んでるのよね。
そこが緩んでるってことは股関節からのターン・アウトを守る力が弱いわけ。
だから爪先に重心が移動するとその重さに負けちゃうってことかな。
「爪先……、じゃ、爪先をピン とすれば…」
うん。
改善されるね。
「もう一度やってみます」
うん、どうぞ
… … … … … … … …
よぉし、いいねぇ
「…爪先を緩めない…、ルティレは自分のターン・アウトの範囲で…、アームスは横方向に引き伸ばして…、トルソーが移動してルティレの脚を引き付けて…」
うん、そう。
それが大事。
「あの、もう一度やってもいいですか?」
もちろん
どうぞ
… … … … … … … …
うん、いいねぇ。
軸脚の爪先の上にしっかり立っているのが見える。
トルソーも正面を向いたまま、無駄な動きをしていない。
パ・ドゥ・ブーレのテンポも整ってる。
結構です
今年は基本の≪基≫を大事にしつつ、ちょっと難しいパにも挑戦していきましょうね
「むふふふ…テクニックを磨く…くふふふ…」
10日ほどお休みしたわけだから、まずは基本の基の≪基≫から。
バー・レッスンも一番シンプルなアンシェヌマンでやりましょう。
「…っと、左側からやろうかな…」
ん?
おぉ、いいよ、そうしましょう、そうしましょう
右利きの場合は右側の方が動かしやすい。
だから右側を先に練習すると後からやる左側との差を大きく感じてしまう。
左側から先に練習して、感じる差を小さくすることもときには必要
センター・レッスンのバットマン・タンジュも左側から。
アンシェヌマンの最後の部分はエシャッペを3回→5番ドゥミ・ポワントにルルヴェ。
「…ん~、エシャッペを…、出来るだけ高いところに立ちたいから、指の上に押し上げようと思うんですけどぉ…」
うん。
ルルヴェを高く、と考えるのは正解
でも足指を¬のように曲げたり階段状に力が入るのは不正解。
こうやってね…、と2番ドゥミ・ポワントに立って見せて…。
「両脚の内側をお臍に向かってグググ…っと引き上げるイメージで、カカトを高く引っ張り上げる感じだな」
「…カカトを高く…」
うん。
内側から引っ張り上げる。
そうすると自然と指に乗れる。
ではピケ・ルティレとパ・ドゥ・ブーレの練習を
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエから→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ→左脚前5番ドゥミ・プリエ⇒左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→…………
アームスは軸脚側がアン・ナヴァン。
はい、どうぞ
… … … … … … … …
ん~、ちょいと修正しよう。
ルティレする脚のほうにトルソーが開いちゃうでしょ。
それと左脚をルティレするときに左の肩甲骨の下あたりが縮んでるよ。
「…ぬぅ~~…」
「ピケする脚のうえにトルソーを移動するんだけど、その移動したトルソーに対してア・ラ・スゴンドの方向に腕を引き伸ばすとイメージしてみたら…?」
「あ゛… …横方向に引き伸ばしてトルソーを支える……」
そういうことだね
「もう一度やってみます」
はい、どうぞ
… … … … … … … …
あぁ、ちょっとバランスもよくなったね
「ん゛~~…、ピケする瞬間にインになる…」
ふぅん…、それはさぁ…。
爪先が緩んでるのよね。
そこが緩んでるってことは股関節からのターン・アウトを守る力が弱いわけ。
だから爪先に重心が移動するとその重さに負けちゃうってことかな。
「爪先……、じゃ、爪先をピン とすれば…」
うん。
改善されるね。
「もう一度やってみます」
うん、どうぞ
… … … … … … … …
よぉし、いいねぇ
「…爪先を緩めない…、ルティレは自分のターン・アウトの範囲で…、アームスは横方向に引き伸ばして…、トルソーが移動してルティレの脚を引き付けて…」
うん、そう。
それが大事。
「あの、もう一度やってもいいですか?」
もちろん
どうぞ
… … … … … … … …
うん、いいねぇ。
軸脚の爪先の上にしっかり立っているのが見える。
トルソーも正面を向いたまま、無駄な動きをしていない。
パ・ドゥ・ブーレのテンポも整ってる。
結構です
今年は基本の≪基≫を大事にしつつ、ちょっと難しいパにも挑戦していきましょうね
「むふふふ…テクニックを磨く…くふふふ…」