アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

次の動きを考えて…♪

2017-01-15 12:52:20 | Weblog
さて、アッサンブレのシンプルなアンシェヌマンを
右脚後ろ5番から→右アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ→左アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→右アッサンブレ→右アッサンブレ・ドゥヴァン→右前5番→シャンジュマン→シャンジュマン⇒左アッサンブレ→…………
順番は大丈夫ね
音楽のテンポはどうかな…?
よし、ではどうぞ

おぉっとぉぉ…
アイさぁ~ん
「なんだ、そのアッサンブレ・ドゥヴァンは…、チョイ って
「うぇぇぇ…
アッサンブレ・ア・ラ・スゴンドから5番ドゥミ・プリエに着地したら、そのプリエを活かして、しっかり床を押してアッサンブレ・ドゥヴァン。
「中途半端なプリエだったりプリエが浮き上がってしまうと、床を押せないわよ」
「う~~~
はい、もう一度、どうぞ

あら、ユキさん、そのアッサンブレ・ドゥヴァン、いいわよぉ
つぎはアームスを気を付けましょう。
アン・バのアームス、小さく固まって空間が小さくなってるからね。
「アン・バの曲線を無視するくらいでいいわ…。両腕を脱力して肩から垂らしたラインのまま指先だけちょっと緊張させる…当分それだけでいいわよ
「……」
マユミさんは全体的に粒の揃った、安定した跳躍が出来てるわね
どのパでもどんなアンシェヌマンでも言えることだけれど、ひとつ前の動きが次に続く動きを支えるし、次の動きのきっかけになると考えてみたらいいわね。
たとえば今回のアンシェヌマンでいえば…、
初めのアッサンブレ・ドゥシュの着地は次のタン・ルヴェを跳ぶためにある
3つ目のアッサンブレ・ドゥシュの着地は次のアッサンブレ・ドゥヴァンを跳ぶためにある
アッサンブレ・ドゥヴァンの着地は、安定したシャンジュマンのためにある
という風にね。
ひとつのパが終わってから仕切り直して次のパに移るというのではカウントをはずしてしまう。
とくにアレグロの場合はそうね。
「センセイの動きを見ると、着地した時には次の動きで動いてる…」
ってアイさんはいうけど、それが次の動きを考えて動くってことなの。
ま、“慣れ”なんだけど…。
レッスンを重ねていけばみんなもそうなるわよ
コメント
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