アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日ですもの、アンシャンテ…♪

2017-03-30 10:00:00 | Weblog
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスの水曜日クラス。
お、今週もヤスコさんノリさん
バットマン・デガージェのとき、ジュテした動作脚がフラフラ揺れてはダメですよ、とか…。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのとき、ドゥミ・プリエでロン・ドゥするときは、軸脚のお膝がグラグラしないように気を付けましょう、とか…。
バットマン・フォンデュのとき、ドゥヴァンにフォンデュする動作脚のターン・アウトを守るには…、とか…。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのとき、スタートのときと最後のときとで動作脚の高さが変わってはいけません、とか…。
いろいろアドヴァイスしたり修正したりして、きっちりバー・レッスン終了。
水分補給したらもう一度バーにどうぞ。
両手バーで1番ポジシオン。
1番タン・ルヴェ→右脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールにして左脚で着地→左脚でタン・ルヴェ→右脚からジュテして左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚で着地→1番ポジシオン⇒1番タン・ルヴェ→左脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールにして…………
ジュテ、正確にはプティ・ジュテの基本の≪基≫ですよ。
はい、音楽でどうぞ

う~~ん…。
ふたりとも、ク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚をジュテして跳び上がったとき、もう一方の脚をきっちり伸ばす、ってのが弱いねぇ…
「1番のタン・ルヴェの幅くらいでいいから、ジュテして跳び上がったら両脚がピン と伸びているところを空中で見せるのよ」
なんとなぁくク・ドゥ・ピエ・デリエールからク・ドゥ・ピエ・デリエールに踏みかえるってのは、ジュテではありません。
「両脚を伸ばさないのは…ない…?」
「基本的にありえない
たぁだホイホイ脚を踏みかえるだけなんて、酔っぱらったお笑い芸人じゃないんだからさ
「…… ……」
はい、もう一度

うん、意識的に伸ばせるようになったね
センター・レッスンでは…。
プロムナードの基本、バットマン・タンジュ、ピルエットの基本の≪基≫を練習。
最後に、グラン・ジャンプに繋がる助走のパ、もっともシンプルなパ・ドゥ・ブーレ→グリッサードの練習。
この練習がなぜ必要かといいますとね…、
パ・ドゥ・ブーレに続くグリッサードがジュテ・アン・ナヴァンと区別がつかないような中途半端な動きになっている人が多いから
ジュテ・アン・ナヴァンとグリッサードは全くの別物ですから、初級のうちに正しい動き方を身に付けておきましょう。
というわけで…。
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール→右脚からパ・ドゥ・ブーレ→左脚前クロワゼ4番ドゥミ・プリエ→右脚からグリッサード・ドゥシュ→左脚前クロワゼ4番ドゥミ・プリエ
動きを分解して、少し大げさに説明するとこうなるわね。
パ・ドゥ・ブーレの終わりできちんと4番ドゥミ・プリエをする。このときの4番はバーでプリエの練習をするときよりも足の間隔が多少広くなっても
グリッサードをしたら先行する脚にすぐに重心を移して、後からの脚を素早く引きつける
パ・ドゥ・ブーレは2拍で動き、グリッサードは1拍で動く
ではどうぞ

おりょ…

あらぁ…
あのね、ひとりずつ、私の動きに合わせて一緒にやってごらんなさい。

ね、グリッサードのあとから引きつける脚の動きが遅いことに気が付いた?
私の動きよりもふたりの脚の動きは遅いでしょ。
「プリエまでを早く…?」
そう。
きちんとプリエをすることで、続くグラン・ジャンプのための“バネ”を貯めることが出来るの。
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァン
でなくちゃ
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサードもどきグラン・ジュテ・アン・ナヴァン
なんてことになっちゃったら目もあてられないわよぉ
コメント
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