昨日の水曜日はアンシャンテ原宿バレエ&ダンスでバレエ初級基礎とポワントのクラス
珍しくマン・トゥー・マンでのレッスンでした。
「せっかく一人なんだからさ、何か、こんなことやってみたいとかこれだけはやっておきたいってこと、ない?」
「…ん~…、手の動きとか…」
とヤスコさん。
ポール・ドゥ・ブラね…、うん。
それはバレエを始めたら早いうちにきっちり身に付けておいた方がいい。
よし、じゃぁバー・レッスンのあとは集中的にポール・ドゥ・ブラの練習をしましょう。
というわけで、バー・レッスンは一緒に。
だって一人なんだから、じ~っ っと見られてたらちょっと緊張するでしょ。
ところどころ音を停めて修正をしたり、プラス・オンのアドバイスをしたり…。
ヤスコさんは、姿勢にも動き方にもとくに悪い癖はないから大丈夫
バー・レッスンのあとセンターでのバットマン・タンジュ。
では、ポール・ドゥ・ブラの基本の基の≪基≫、いきますよぉぉ
アン・バ
脱力した腕を自然に肩から垂らしたら、ほんの少~しだけ肘を引き上げる。
角度が付くほどに曲げてはダメです
引き上げた肘からのラインを崩さないように、少~~しだけ手首を内側に。
ここも、角度が付くほど曲げてはダメです
楕円形の長い輪郭のような自然な曲線を描くようにしましょう。
両肘の内側の窪みと手のひらが互いに向きあっていなければなりません。
アン・ナヴァン
アン・バのアームスを、そのままの形でトップ・バストの前まで引き上げます。
手首から先が下向きに垂れないように、小指側のラインを引き上げましょう。
両肘の内側の窪みと手のひらが互いに向きあっていなければなりません。
横から見たとき、肩から指先までのラインが自然な斜めラインを描くようにしましょう。
肘が下がったり指先が垂れ下がったりしてはいけません
アン・オー
アン・ナヴァンのアームスを肩よりも少し前まで引き上げます。
顔の回りに、大きな楕円形の額縁を作る、とイメージしましょう。
肘を曲げすぎて空間が狭くなると、顔が大きく見えてしまいますよ
両肘の内側の窪みと手のひらが互いに向きあっていなければなりません。
ア・ラ・スゴンド
アン・ナヴァンから両腕を左右に、中指がトップ・バストの延長上にくるまで開きます。
腕が両肩よりも後ろにいってはいけません。
両肘の内側の窪みと手のひらは正面を向いていなければなりません。
肘が曲がって下がったり、手首から先が下に向かって垂れたりしないように気を付けましょう。
「小指側が下がらないようにって……、手首から上に…?」
「ん~、関節の動きで説明するとね…、肩関節は外向き(後ろ向き)に、肘関節は内向き(前向き)に、手首は外向き(後ろ向き)に…、ってそれぞれ反対方向への動きでラインを作ってるのよ。でも厳密にそれを考えながらポジショニングするのは難しいから、手のひらと指を床と平行に、と考えるといいわね」
のほかの基本ポジシオンは
と、 と の組み合わせ。
一つだけ違うのは…。
から片方の手のひらを よりも少し下の位置で手のひらを自分の顔に向け、もう一方の腕は よりも後ろの位置で手のひらを下に向ける
というポジシオン。
上げた手のひらに手鏡が付いているとイメージして、その手鏡を見上げるうようにしましょう。
上げた手のひらが顔の正面にくるように気を付けて。
「目玉 だけ動かして見ちゃダメよ…」
「……」
では音楽に合わせて基本の≪基≫を練習してみましょう
… … … … … … … …
うん、悪くないわ。
初めてにしてはよくコントロール出来てる
最後に、タン・リエと組み合わせて、動きながら練習。
… … … … … … … …
はい、けっこうです
初めてだから恐る恐る…って感じではあるけれど、大丈夫よ。
正しいポジシオンをきっちり身に付けてしまえば、トルソーのコントロールを助けることも出来るしポゼも美しくなるからね
ではでは、ポワント履いてくださいな
ポワントでもきちんと練習したいことがあるのよ
予備練習をきちんとしてからルルヴェやエシャッペの練習。
で…。
バーから1歩下がって右脚前5番ドゥミ・プリエ→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚ピケ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→5番シュル・レ・ポワント→1歩下がって左脚前5番ドゥミ・プリエ→左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左脚ピケ-右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→5番シュル・レ・ポワント→1歩下がって…………
ピケの基本の≪基≫です。
ピケする脚のお膝を曲げたり、お膝がが緩んだりしてはいけません。
ピケする脚を引き戻してはいけません、お膝が曲がる原因になります。
ピケの爪先を追い越すつもりで、トルソーを前方斜め上に向かって引き上げましょう。
ク・ドゥ・ピエに引きつける脚の動きが遅れると、後ろに引かれてしまいますよ。ク・ドゥ・ピエする脚の動きでトルソーをピケの脚の上に押し上げる、とイメージしましょう。
…、と繰り返し練習。
ヤスコさんは、ポワントで立つときに足首が緩まないから、いいわよぉ
ピケ・アラベスクやピケ・アン・トゥールナンなどなど、様々な動きに発展していく基本の≪基≫のピケ。
丁寧に繰り返し練習しましょう。
一回一回意識しなくても、ピケのときには膝が曲がらないのが当たり前、になるまでね。
…と、昨日はヤスコさんとじっくりみっちりの楽しいレッスンでした
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスの私のクラスは水曜日なんですけど、明日3月3日金曜日も、ピンチヒッターで1クラス担当します。
11時からのストレッチ&バーレッスン入門、というクラスです。
ストレッチと軽~い筋トレをして、バーレッスン基本の≪基≫を、の予定です。
ご予約は右サイドバーにブックマークしてあるアンシャンテ原宿バレエ&ダンスからお願いします
珍しくマン・トゥー・マンでのレッスンでした。
「せっかく一人なんだからさ、何か、こんなことやってみたいとかこれだけはやっておきたいってこと、ない?」
「…ん~…、手の動きとか…」
とヤスコさん。
ポール・ドゥ・ブラね…、うん。
それはバレエを始めたら早いうちにきっちり身に付けておいた方がいい。
よし、じゃぁバー・レッスンのあとは集中的にポール・ドゥ・ブラの練習をしましょう。
というわけで、バー・レッスンは一緒に。
だって一人なんだから、じ~っ っと見られてたらちょっと緊張するでしょ。
ところどころ音を停めて修正をしたり、プラス・オンのアドバイスをしたり…。
ヤスコさんは、姿勢にも動き方にもとくに悪い癖はないから大丈夫
バー・レッスンのあとセンターでのバットマン・タンジュ。
では、ポール・ドゥ・ブラの基本の基の≪基≫、いきますよぉぉ
アン・バ
脱力した腕を自然に肩から垂らしたら、ほんの少~しだけ肘を引き上げる。
角度が付くほどに曲げてはダメです
引き上げた肘からのラインを崩さないように、少~~しだけ手首を内側に。
ここも、角度が付くほど曲げてはダメです
楕円形の長い輪郭のような自然な曲線を描くようにしましょう。
両肘の内側の窪みと手のひらが互いに向きあっていなければなりません。
アン・ナヴァン
アン・バのアームスを、そのままの形でトップ・バストの前まで引き上げます。
手首から先が下向きに垂れないように、小指側のラインを引き上げましょう。
両肘の内側の窪みと手のひらが互いに向きあっていなければなりません。
横から見たとき、肩から指先までのラインが自然な斜めラインを描くようにしましょう。
肘が下がったり指先が垂れ下がったりしてはいけません
アン・オー
アン・ナヴァンのアームスを肩よりも少し前まで引き上げます。
顔の回りに、大きな楕円形の額縁を作る、とイメージしましょう。
肘を曲げすぎて空間が狭くなると、顔が大きく見えてしまいますよ
両肘の内側の窪みと手のひらが互いに向きあっていなければなりません。
ア・ラ・スゴンド
アン・ナヴァンから両腕を左右に、中指がトップ・バストの延長上にくるまで開きます。
腕が両肩よりも後ろにいってはいけません。
両肘の内側の窪みと手のひらは正面を向いていなければなりません。
肘が曲がって下がったり、手首から先が下に向かって垂れたりしないように気を付けましょう。
「小指側が下がらないようにって……、手首から上に…?」
「ん~、関節の動きで説明するとね…、肩関節は外向き(後ろ向き)に、肘関節は内向き(前向き)に、手首は外向き(後ろ向き)に…、ってそれぞれ反対方向への動きでラインを作ってるのよ。でも厳密にそれを考えながらポジショニングするのは難しいから、手のひらと指を床と平行に、と考えるといいわね」
のほかの基本ポジシオンは
と、 と の組み合わせ。
一つだけ違うのは…。
から片方の手のひらを よりも少し下の位置で手のひらを自分の顔に向け、もう一方の腕は よりも後ろの位置で手のひらを下に向ける
というポジシオン。
上げた手のひらに手鏡が付いているとイメージして、その手鏡を見上げるうようにしましょう。
上げた手のひらが顔の正面にくるように気を付けて。
「目玉 だけ動かして見ちゃダメよ…」
「……」
では音楽に合わせて基本の≪基≫を練習してみましょう
… … … … … … … …
うん、悪くないわ。
初めてにしてはよくコントロール出来てる
最後に、タン・リエと組み合わせて、動きながら練習。
… … … … … … … …
はい、けっこうです
初めてだから恐る恐る…って感じではあるけれど、大丈夫よ。
正しいポジシオンをきっちり身に付けてしまえば、トルソーのコントロールを助けることも出来るしポゼも美しくなるからね
ではでは、ポワント履いてくださいな
ポワントでもきちんと練習したいことがあるのよ
予備練習をきちんとしてからルルヴェやエシャッペの練習。
で…。
バーから1歩下がって右脚前5番ドゥミ・プリエ→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚ピケ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→5番シュル・レ・ポワント→1歩下がって左脚前5番ドゥミ・プリエ→左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左脚ピケ-右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→5番シュル・レ・ポワント→1歩下がって…………
ピケの基本の≪基≫です。
ピケする脚のお膝を曲げたり、お膝がが緩んだりしてはいけません。
ピケする脚を引き戻してはいけません、お膝が曲がる原因になります。
ピケの爪先を追い越すつもりで、トルソーを前方斜め上に向かって引き上げましょう。
ク・ドゥ・ピエに引きつける脚の動きが遅れると、後ろに引かれてしまいますよ。ク・ドゥ・ピエする脚の動きでトルソーをピケの脚の上に押し上げる、とイメージしましょう。
…、と繰り返し練習。
ヤスコさんは、ポワントで立つときに足首が緩まないから、いいわよぉ
ピケ・アラベスクやピケ・アン・トゥールナンなどなど、様々な動きに発展していく基本の≪基≫のピケ。
丁寧に繰り返し練習しましょう。
一回一回意識しなくても、ピケのときには膝が曲がらないのが当たり前、になるまでね。
…と、昨日はヤスコさんとじっくりみっちりの楽しいレッスンでした
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスの私のクラスは水曜日なんですけど、明日3月3日金曜日も、ピンチヒッターで1クラス担当します。
11時からのストレッチ&バーレッスン入門、というクラスです。
ストレッチと軽~い筋トレをして、バーレッスン基本の≪基≫を、の予定です。
ご予約は右サイドバーにブックマークしてあるアンシャンテ原宿バレエ&ダンスからお願いします