『公家武者松平信平9 将軍の宴』
『々10 京中の華』
『々11 乱れ坊主』
読み終りました
9巻の第3話「天下の茶碗」では、招かれた茶会に信平さまは、道端で売られていた一両の茶碗を持参します。
茶道具談義が事件に発展し、その結果…。
信平さまの一両の茶碗、どこぞの長屋に転がっていそうな、ネコのエサ入れにでもなりそうな、その茶碗が実は…ってね。
同じく第4話「将軍の宴」では、四代将軍家綱公の御台所となった伏見宮顕子女王の無聊を慰めようと宴が模様されることに。
その宴に絡ませて張り巡らされた陰謀を信平さまが見抜き、秘剣鳳凰の舞は将軍夫妻の目の前で雅楽の舞となり…。
やがて信平さまは京の治安を守るために上洛することになります。
その京でも、人を助けて俊才を見出したり、大掛かりな陰謀を未然に防いだりと大活躍。
それによって、信平さまのお師匠様の素性も明らかになります。
うひょぉぉ、そう来たかぁぁぁ…って…。
そんななか、おめでたいお話もあります。
信平さま正室の松姫がご懐妊
京から戻った信平さまに家綱公が褒美を下さいます。
その台詞がいいな
…そろそろ屋敷が手狭ではないか?…いいや、手狭であろう。
子が産まれてくるのだから屋敷を大きくせよ、との思し召しですね。
この家綱公もなかなか賢明な将軍さまですよ。
そして紀州大納言頼宣さま。
この方も頼もしく、素敵な方です、ちょっとお茶目なところもあるし。
信平さまが京から戻ったことを知ると、早速お隣の紀州藩下屋敷に飛んできます。
11巻の第4話「死闘!鳳凰の舞」では、激闘の末に昏倒した信平さまを家臣は自邸ではなくお隣に運び込みます。
すると頼宣さまは夜分にもかかわらず、単身馬で駆け付けてくるのです。
そして、信平さまが意識を取り戻して目を開けるのと同時に
男児ご誕生
の知らせが。
すると頼宣さま、
一足さきに孫の顔を拝みにいっておるぞ
と駆けだしていっちゃいます。
豪放磊落な頼宣さまらしい
信平さまの働きに対して将軍から千石の加増があり、鷹司松平家は二千四百石になりました。
ちょっと調べてみたら、信平さまの次の代に鷹司松平家は大名になり、明治維新後は子爵になります。
『々10 京中の華』
『々11 乱れ坊主』
読み終りました
9巻の第3話「天下の茶碗」では、招かれた茶会に信平さまは、道端で売られていた一両の茶碗を持参します。
茶道具談義が事件に発展し、その結果…。
信平さまの一両の茶碗、どこぞの長屋に転がっていそうな、ネコのエサ入れにでもなりそうな、その茶碗が実は…ってね。
同じく第4話「将軍の宴」では、四代将軍家綱公の御台所となった伏見宮顕子女王の無聊を慰めようと宴が模様されることに。
その宴に絡ませて張り巡らされた陰謀を信平さまが見抜き、秘剣鳳凰の舞は将軍夫妻の目の前で雅楽の舞となり…。
やがて信平さまは京の治安を守るために上洛することになります。
その京でも、人を助けて俊才を見出したり、大掛かりな陰謀を未然に防いだりと大活躍。
それによって、信平さまのお師匠様の素性も明らかになります。
うひょぉぉ、そう来たかぁぁぁ…って…。
そんななか、おめでたいお話もあります。
信平さま正室の松姫がご懐妊
京から戻った信平さまに家綱公が褒美を下さいます。
その台詞がいいな
…そろそろ屋敷が手狭ではないか?…いいや、手狭であろう。
子が産まれてくるのだから屋敷を大きくせよ、との思し召しですね。
この家綱公もなかなか賢明な将軍さまですよ。
そして紀州大納言頼宣さま。
この方も頼もしく、素敵な方です、ちょっとお茶目なところもあるし。
信平さまが京から戻ったことを知ると、早速お隣の紀州藩下屋敷に飛んできます。
11巻の第4話「死闘!鳳凰の舞」では、激闘の末に昏倒した信平さまを家臣は自邸ではなくお隣に運び込みます。
すると頼宣さまは夜分にもかかわらず、単身馬で駆け付けてくるのです。
そして、信平さまが意識を取り戻して目を開けるのと同時に
男児ご誕生
の知らせが。
すると頼宣さま、
一足さきに孫の顔を拝みにいっておるぞ
と駆けだしていっちゃいます。
豪放磊落な頼宣さまらしい
信平さまの働きに対して将軍から千石の加増があり、鷹司松平家は二千四百石になりました。
ちょっと調べてみたら、信平さまの次の代に鷹司松平家は大名になり、明治維新後は子爵になります。