『公家武者松平信平』全16巻読破しました
ま、読破というほど重いものではないけれども…
文庫本1冊につき短編が4話。
14巻~16巻はシリーズの集大成という感じで、信平と神宮寺翔一派との死闘が描かれています。
江戸~備中(岡山?)~京、そしてまた江戸へと舞台のスケールも大きくなっています。
善衛門さん、お初さん、佐吉に鈴蔵、頼母さん、北町奉行所同心の五味さんと少数精鋭の信平さんと仲間たち。
敵方の主人公神宮寺翔、巨悪です。
神宮寺翔って…、ゴールデンボンバーじゃあるめぇし…って思っちゃった…ゴメンナサイ
でも、長い総髪をひとつに束ねた美男だそうな
なぜかいつもワインを飲んでいる…。
神宮寺の配下の宗之介クン。
感じの好い笑顔の一見すると好青年、だけど凄腕の剣士。
ま、『るろうに剣心 京都大火編』で、神木隆之介くんが演じた瀬田宗次郎という役どころかしらね。
朝廷の勅使を務める公家まで巻き込んでの壮大な陰謀。
信平さまの師匠道謙さまやそのお友だちの加茂光行さま、そのお孫様の光音さまもご活躍。
幕府から信平さまの与力として差し向けられた永井三十郎殿、紀州家薬込役(のちのお庭番の前身)川村弥一郎殿、公儀隠密の菊丸など、魅力的な登場人物たちが縦横無尽に大活躍。
最後は江戸は両国橋の死闘で信平さまが神宮寺を倒してめでたしめでたし、なんだけど…。
結局、神宮寺は本当のところ何を目論んでいたのかねぇ…って釈然としないものが残ってるんですけどさ…。
ま、いいか、面白かったから
シリーズ16巻。
読み進んでいくと、登場人物が増えたり、その心境に変化が起きたり、関わり方が変わったり、もちろんそれなりの歳月も過ぎていっていろんな事件がおこる。
悪人退治ばかりでなく、なんともほのぼのとする物語もまれにある。
13巻の第三話、『馬泥棒と姫』なんかとても面白い。
でもね、シリーズものの場合、い~~~っちばん面白いのは第1巻ってことですわな
…とかなんとか言いながら…。
講談社文庫版『公家武者信平 消えた狐丸』
二見時代小説文庫での第16巻のクライマックス、両国橋の死闘から3年。
信平さまは狐丸を手にすることはなくなり、無役の旗本です。
息子福千代君は7歳。
紀州頼宣侯は隠居の身、老中阿部殿も引退。
そして北町奉行所同心の五味正三殿は与力に出世。
信平さまの家臣佐吉にも息子が生まれています、仙太郎ちゃん。
お隣の紀州家下屋敷との間の土塀にはくぐり戸が設けられて、表門を通らずに行き来できるようになっちゃってます。
そして、やはり事件は起こり、信平さまは表だって動くことはしませんが、結局、再び狐丸を手にすることとなります。
第四話、『信平と放蕩大名』が好いお話です。
講談社文庫版では3巻出てるんだよね…
ま、読破というほど重いものではないけれども…
文庫本1冊につき短編が4話。
14巻~16巻はシリーズの集大成という感じで、信平と神宮寺翔一派との死闘が描かれています。
江戸~備中(岡山?)~京、そしてまた江戸へと舞台のスケールも大きくなっています。
善衛門さん、お初さん、佐吉に鈴蔵、頼母さん、北町奉行所同心の五味さんと少数精鋭の信平さんと仲間たち。
敵方の主人公神宮寺翔、巨悪です。
神宮寺翔って…、ゴールデンボンバーじゃあるめぇし…って思っちゃった…ゴメンナサイ
でも、長い総髪をひとつに束ねた美男だそうな
なぜかいつもワインを飲んでいる…。
神宮寺の配下の宗之介クン。
感じの好い笑顔の一見すると好青年、だけど凄腕の剣士。
ま、『るろうに剣心 京都大火編』で、神木隆之介くんが演じた瀬田宗次郎という役どころかしらね。
朝廷の勅使を務める公家まで巻き込んでの壮大な陰謀。
信平さまの師匠道謙さまやそのお友だちの加茂光行さま、そのお孫様の光音さまもご活躍。
幕府から信平さまの与力として差し向けられた永井三十郎殿、紀州家薬込役(のちのお庭番の前身)川村弥一郎殿、公儀隠密の菊丸など、魅力的な登場人物たちが縦横無尽に大活躍。
最後は江戸は両国橋の死闘で信平さまが神宮寺を倒してめでたしめでたし、なんだけど…。
結局、神宮寺は本当のところ何を目論んでいたのかねぇ…って釈然としないものが残ってるんですけどさ…。
ま、いいか、面白かったから
シリーズ16巻。
読み進んでいくと、登場人物が増えたり、その心境に変化が起きたり、関わり方が変わったり、もちろんそれなりの歳月も過ぎていっていろんな事件がおこる。
悪人退治ばかりでなく、なんともほのぼのとする物語もまれにある。
13巻の第三話、『馬泥棒と姫』なんかとても面白い。
でもね、シリーズものの場合、い~~~っちばん面白いのは第1巻ってことですわな
…とかなんとか言いながら…。
講談社文庫版『公家武者信平 消えた狐丸』
二見時代小説文庫での第16巻のクライマックス、両国橋の死闘から3年。
信平さまは狐丸を手にすることはなくなり、無役の旗本です。
息子福千代君は7歳。
紀州頼宣侯は隠居の身、老中阿部殿も引退。
そして北町奉行所同心の五味正三殿は与力に出世。
信平さまの家臣佐吉にも息子が生まれています、仙太郎ちゃん。
お隣の紀州家下屋敷との間の土塀にはくぐり戸が設けられて、表門を通らずに行き来できるようになっちゃってます。
そして、やはり事件は起こり、信平さまは表だって動くことはしませんが、結局、再び狐丸を手にすることとなります。
第四話、『信平と放蕩大名』が好いお話です。
講談社文庫版では3巻出てるんだよね…