待ってましたぁ、これよ、コレ!
『陰陽師 玉兎の巻』 夢枕獏箸 文春文庫
やっと新刊が出ました。
去年は文庫版の刊行がなかったからね。
道満さまがカバーを飾っておられます
いずれも短編で全九話。
これまでと同じように、晴明と博雅が庭を眺めながら酒を酌み交わしているところから各話が始まります。
春の庭、初夏の庭、盛夏の、初秋の、冬の、それぞれの季節の庭の風情。
そして月の光。
今回は、月の兎のお話もあって、古代中国の神話が絡んでいたりします。
やっぱり月世界では餅を撞いたりしてるらしい
一方、楓の根本で月光を眺めながら独酌する道満さま。
このお方にもかつて心を通わせ合い睦み合った女性がいたのね、と嬉しくもあり微かに物悲しくもあるお話も。
思いの強さが引き起こす不思議や怪しのこと。
ありゃ、これはシーシュホスの神話に似ているねェというシーンが出てくるお話も。
相変わらず、博雅さまの笛は秀逸らしい
『陰陽師 玉兎の巻』 夢枕獏箸 文春文庫
やっと新刊が出ました。
去年は文庫版の刊行がなかったからね。
道満さまがカバーを飾っておられます
いずれも短編で全九話。
これまでと同じように、晴明と博雅が庭を眺めながら酒を酌み交わしているところから各話が始まります。
春の庭、初夏の庭、盛夏の、初秋の、冬の、それぞれの季節の庭の風情。
そして月の光。
今回は、月の兎のお話もあって、古代中国の神話が絡んでいたりします。
やっぱり月世界では餅を撞いたりしてるらしい
一方、楓の根本で月光を眺めながら独酌する道満さま。
このお方にもかつて心を通わせ合い睦み合った女性がいたのね、と嬉しくもあり微かに物悲しくもあるお話も。
思いの強さが引き起こす不思議や怪しのこと。
ありゃ、これはシーシュホスの神話に似ているねェというシーンが出てくるお話も。
相変わらず、博雅さまの笛は秀逸らしい