アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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2019-06-29 09:35:01 | Weblog
通す前に動線を確認しておこうか。
スタジオよりも舞台の方が1.5倍ほど横も奥行もあるから、それを想定しておおよその動線を決めましょう。
最初の板付きの位置は少しホリよりのセンター
次のパは左右の横移動だけ、前に出ないこと
ジャンプのヴォリュームは…
ソテで半周するところは、半円というよりコの字を書くイメージで
フォンデュ・ルルヴェは少しずつ前進、しっかり角度をつけて
上手奥でプレパラシオン
クライマックスのアンシェヌマンは対角線上を進む
最後のポゼは下手寄りで上手2階席を見る
「ここでジャン と…
あぁっとね、アームスを伸ばす方向がちょっと違う。
「それじゃ上手袖に向かっちゃうでしょ」
「ほえ…?」
こうやってね、と見本をみせながら、そのあと彼女のポジシオンを修正。
「あぁ~、まだソコまでは体幹がぁ…
うん、大丈夫、どんなドラマかとかストーリーかとかイメージが固まってくれば、ちゃんと決まるようになる
それからね、タン・ドゥ・キュイッスのときのトルソーの角度だけどね、
アームスを高く上げてトルソーの傾斜を深く
ちょっと5番ドゥミ・プリエからク・ドゥ・ピエしてごらん。
「…よっ…と…と…」
いいよ、サポートするから
で、ク・ドゥ・ピエと反対側のアームスをアン・オーに引き上げるつもりで煽る、その勢いを借りてトルソーを傾ける。
「…と…ととっ…よ…っ
大丈夫だってば。
アームスでしっかり吊り上げておけばいいのよ。
もう一つ、ちょっとトルソーの使い方に変化をつけるところを確認して…。
じゃ、軽く通してみよう。
最初に決めた動線を確認しながらね、ホンイキでなくていいから
どうぞ

おお、いいねぇ、だいぶサマになってきたねぇ
あとはさ、タン・ドゥ・パピヨンのアームスがな、もうちょっとこう…
「かはははは…
最初の頃と比べるとかなりよくなってるけどね。
「タン・ドゥ・キュイッスの“タン”ってなに?」
バレエでは跳ぶこと。
「キュイッスは?」
腿のこと。
タン・ドゥ・キュイッスって、はじめの腿の動きに特徴があるでしょ
「パ・ドゥ・パピヨンはちょうちょ って…」
そうそう。
「あ、だからアームスが…」
そうそう。
「パ・ドゥ・パピヨンは でしょ。そのほかにもタン・ドゥ・ポワソンてね、お魚 のジャンプってのもあるんだよん
こう跳ぶの、と見本をみせる。
「それは、今回はいいです…
コメント
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