アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

体験の方が来てくださいました…♪

2020-01-18 09:18:02 | Weblog
昨日は体験レッスン希望の方がお一人来てくださいました
サトコさん、発表会にも参加したことがあるという経験者さん、1~2か月のブランクがあるとのこと。
背が高くて手足が長い
バー・レッスンはグラン・プリエから。
5番ポジシオンでのカンブレをしたあと最後にアームスをアン・オーでポゼ。
ん、サトコさん、ちょいと惜しいねぇ。
トルソーのコントロールが少~し甘い。
肋骨は大きく開いてるから、中心軸を支えきれてないのよ。
肋骨を閉じて、みぞおちをナチュラルな状態でキープしましょう
もうひとつ。
アン・オーの肘を曲げすぎないこと
顔の周りに大きな額縁を作るつもりで空間を大きくイメージしましょう。
バットマン・タンジュ、そしてバットマン・デガージェ。
おお、膝裏がよく伸びてる、いい脚ねぇ
ロン・ドゥ・ジャンプ・パール・テールの最後はルティレでポゼ、アームスは・アン・オーに。
ヨウさん、肩の力を抜いて、顔周りの空間が小さくならないように気を付けて。
サトコさんはね、ルティレに上げている脚と反対側のトルソーが中心軸に向かって引き寄せあうとイメージするといいですよ。
そしてルティレの脚と同じ側のアームスをしっかりコントロールして中心軸を支えるの。
そのとき肋骨が広がらないように気を付けてね。
あとね、アームスのことなんだけど…。
クラシック・バレエにはいくつかのメソッドがあって、そのメソッドごとにアームスの高さや曲線が違うのよ。
アンサンブル・ド・ミューズではバランシン・メソッドのポジシオンに近い高さと長さを採り入れてるの。
アン・オーやア・ラ・スゴンドの位置は高く、肘を曲げる角度は浅い。
それをキープするのに不可欠なのが背筋の筋力
筋トレの意味も含めてバランシン・ポジシオンに近くしています。
「筋力がきちんと備われば、それより低いポジシオンや角度を深くすることは自在にコントロール出来るようになるからね」
「ふぁぁぁぁ…
なぜいつもその高さを求められてたのか、いま分かったかい
それともうひとつ。
呼吸するとき空気は肺にしか入らない。
肺というのは肋骨が囲っている部分に収まってる。
その肋骨が拡張したり収縮したりすることで空気がでたり入ったりするわけね。
だから、さっきから注意してるみたいに肋骨が開きっぱなしだと、もうそれ以上拡張できないから空気が入らない。
「あ゛…
分かった?
ついでにいうと、お腹の部分に空気は入らないんだから、いくらお腹を凹ませていても呼吸が苦しくなることはないんですよん
「ひぁぁぁぁ…
よぉく分かったでしょ
では、しっかり呼吸しながらバットマン・フォンデュをどうぞ
コメント
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