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学び方が変わる…♪

2021-05-09 09:17:01 | Weblog
昨晩、テレビ朝日で池上彰氏が解説する情報バラエティーを観ました。
なんでもね、来年から中学・高校の社会科系の学習要綱が変わるんですって。
これまでは、歴史(日本史・世界史)、地理、公民となっていました。
現在は日本史と世界史の選択制のようですが、昔々私の時代には両方習いました。
で、なぜ変わることになったかというと…。
1.日本人が海外に出て行った際、現地の人から日本の歴史について訊かれても答えられない日本人が多い
2.年代順になんとなぁ~く出来事を憶えてはいるが、近現代史が身についていない
3.地理においては、世界地図を理解できていない
等々々だそうです。
でしょうなぁ~…って思っちゃいました。
1192年:イイクニ作ろう鎌倉幕府
1467年:ヒトヨムナしく応仁の乱
なぁんて語呂合わせで暗記したってなんのことか皆目分かんないもんねぇ、その出来事に興味を持たない限り単なる年号という数字の羅列でしかないもの
まずは近現代史(18世紀~現代)で日本を含めた世界の歴史をきちんと学んでから、さらに興味があればそれ以前の日本史または世界史を選択制にするようです。
地理も、その国名は聞いたことがあってもどこにあるのかは理解していないということが多々あるんだそうです。
そうそう、いるもんねぇ、そういう頓珍漢なタレントちゃんが。
問)イギリスはどこにありますか?
タレントちゃん)ミラノっ
問)フランスの首都はどこですか?
タレントちゃん)ローマっ
こういう人間にローマ帝国がとかイタリア・ルネッサンスがとか、安土桃山はとか元禄文化はとか、説明するのは徒労でしかないもんねぇ
そういう様々な事情を鑑みて、教える内容と教え方そのものを改変することになったようです。
番組でやってましたけど、
『徳川慶喜が大政奉還をしなかったら、その後どうなっていたと思うか』
というように、想像する・考える学び方に変わるそうです。
そうねぇ、歴史という教科が暗記科目じゃなくて物語的に楽しい科目になるといいわね。
コメント
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