アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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みなさん素敵でした ― おさらい会…♪

2021-12-13 09:40:46 | Weblog
昨日はアンシャンテ原宿バレエ&ダンスの大人バレエクラスのメンバーが、この2か月余り取り組んできた≪課題曲講習会≫の集大成といいましょうか、おさらい会を開催しました。
無観客で、参加者がお互いに観客になってという小さな会ですけど、これはこれでとても暖かく素敵な会なんです。
皆さんがそれぞれにバー・レッスンしたりストレッチしたり振り付けを確認したりと思い思いに身体馴らしをしている間に、私たち講師は場所作りに励みます。
正面をどちらにするかを決め、舞台面としてのスペースをどれくらい取るかを決め、バミリを張ったり両袖代わりの目印としてバーのスタンドを設置したり…etc.etc.…。
こういうのはちょっとした力仕事でもあるんですけど、まぁ楽しい作業でもあるんですよね
スペースの設定が出来たらクラスごと、順に場当たりと最後のリハーサル。
主催の先生のクラスの課題曲は黒鳥のヴァリエーションチャイコフスキー・パ・ドゥ・ドゥからヴァリエーション、私のクラスはご存じの通りエスメラルダのヴァリエーションと私の創作でポルカ、もう一人の先生のクラスが金平糖のヴァリエーションという演目でした。
皆さん難しい演目に果敢に挑戦しましたね
私のクラス=水曜日クラスのヒメさんコエミさんマリさんはね、本番の踊りが一番良かったんですよ
マリさんは見せ場だと考えていた最後のシャンジュマンのスピョン が見事に決まったし、ヒメさんコエミさんは、ニュアンスの違う表現をしっかり見せてくれたしね
顔なじみの他クラスの生徒さんが
カッコ良くてきまってる
って褒めてくれました
小さなおさらい会とはいえ、人前で踊るという経験は貴重だと思います。
振り付けの順番を覚えて順番を間違えずに音通りに動く、それだけでは踊りではありません。
何を見せるか見せたいか、見せるためにはどう動くか、それがあってこそ踊りになるわけで、そのために演出がある。
どんな物語なのかとか、どんな役柄なのかとか、どんな感情なのかとか、etc.etc.…、それが表現の元になる。
よく言われることですけど、表現が先か技術が先か
私は技術の下支えがない表現は成立しない、表現を伴わない技術は動きであって踊りではない、と考えています。
技術というのは初歩から最上級まで千差万別ですから、初歩なら初歩なりの初級なら初級なりの下支えの上で表現をすればいいんじゃないかな。
でないと表現してるつもり、自分がそう思ってるだけ、の可笑しなことになっちゃいます
教えてあげたいこと伝えたいこと踊らせてあげたい曲など山ほどあります。
さぁ、来年はどんな作品に挑戦させてあげようかなって、もうアタマの中では選曲を始めています
コメント
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