アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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水曜日のアンシャンテ ― 新しい目標に向かって…♪

2021-12-17 10:09:10 | Weblog
一昨日は去る日曜日のおさらい会のあと最初のレッスンでした。
コエミさんは所用でお休みでしたけど、ヒメさんマリさんも、まだ当日の感動が冷めない様子。
そりゃぁそうですよね、ヒメさんは去年も参加したから2度目だけど、コエミさんマリさんは長~~~いブランクを経てからの初参加ですもんね。
それなのにあれだけの出来で、他クラスの皆さんから沢山の拍手とお褒めの言葉を頂いたんですから、しばらくは気持ちが浮いているでしょ。
そして3人それぞれに自分の課題や目標も見えてきたことでしょう。
私も、来年の発表会やそれに向けた企画などをあれこれと考え始めています
今回あれだけの結果を残した3人が次のステップを上がるためにどんなレッスンをすればいいかということもね。
で、まずはバー・レッスンの前にストレッチと腹筋強化のエクササイズを一つずつやることにしました。
3人ともきちんと正確に動くことを大事にしているから、へんてこりんな可笑しな癖などはないんだけど、ポワントでの動きを強化して安定させるためだったりグラン・ジャンプを跳ぶ力だったりに肝要な体幹を支える筋力がちょっと弱いというか足りない。
というわけで、フロアに仰向けになって腹筋強化のエクササイズ…、とその前に正しい姿勢について改めて確認。
お臍を床に向かってググっ っと押し下げ肋骨の力を抜きましょう、このお腹が窪んだ状態を立っているときにも維持します
肋骨は力の抜けたニュートラルな状態から拡張することで空気を取り込みます、ですから肩甲骨の下あたりが縮んで肋骨が持ち上がった状態=みぞおちが広がった状態ではそれ以上空気を取り込むことができません
だから苦しくなる、というわけです。
じゃ、改めて腹筋強化のエクササイズを
仰向けになって両膝を曲げ、お臍を床に向かって押し下げて窪ませます→膝のお皿の所に手を置きます→お腹を窪ませたまま息を吸います→ゆっくり息を吐きながら頭の天辺から順に背骨を一個ずつ床から離すイメージで上体を起こしていきます→完全に起きたらまた息を吸って仙骨から順に背骨を一個ずつ床に付けるイメージで上体を倒していきます
このエクササイズを私はロールアップ&ダウンと呼んでいます。
大事なポイントは
反動をつけて起き上がらないこと、あくまでもゆっくりと、背骨を一個ずつです
アップのときもダウンのときもお腹を窪ませたままでいること
腹直筋が持ち上がらないように気を付けること
一気に一息吸ってゆっくり8カウントくらいで吐ききること
とこんなところです。
まずは見本をというわけで、ヒメさんマリさんには仰向けで両膝に手を置いた私のお腹に左右から手を置いてもらい、ぐぅ~ん と上体を起こす。
「ね、お腹が膨らまないでしょ
「ほんとですねぇ…、動きませんねぇ」
じゃやってみましょう。
「…………っこれ以上は行けません… …………起きられない、かも…
「え゛…っ
ふたりとも体育座りと仰向けの中間くらいで固まっている…あ~らぁ~…
よし、それじゃぁ上体を起こせるところまでで出来るやり方に変えましょう。
地味ぃなエクササイズだけど1日に数回、毎日続けていれば春が来る頃には体幹が強くなってると思うわよ


コメント
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