アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

羽生結弦選手の『プロローグ』…♪

2023-04-10 11:12:22 | Weblog
昨日の午後、羽生結弦選手のアイスショー『プロローグ』のテレビ放送がありました、去年11月の千秋楽公演の録画ですね。
選手は6分間練習を開始して下さい
のアナウンスが入り、衣装の上に白のトラックジャケットを着た羽生選手が実際の試合のときと同様、氷の感触を確かめたり動きの確認をします。
そして、
1番、羽生結弦さん
のアナウンスがあって、『SEIMEI』がスタート。
もうね、もうね。素晴らしかったですよ
2種類の4回転ジャンプも3回のトリプルアクセルも、さらには動きのどこを切り取っても無駄がなく、また足りないところがなく、歪さの気配もなく本当に美しい。
彼のジャンプは、回転を掛けながら跳び上がってその跳躍が頂点に達したところで一気に回転を加速するという印象ですが力技には見えません。
ギュン ギュルギュルギュル ガゴンっ
って印象のジャンプになる選手が多い中、羽生選手だけは
シュッ フィィィィン🌀 スン
ってイメージです。
で…。
ジュニアの頃のショートプログラムやソチ五輪のときのショートプログラム『パリの散歩道』の抜粋などとともに、荒い呼吸を抑えながらのトークがあったり…、『ロミオとジュリエット』は、解説の荒川さんも言ってましたが“大人になったロミオ”って感じでしたし、濃密な羽生結弦選手の時間でした
彼ほどのスーパースターであればシンパもいればアンチもいる、空騒ぎする芸能マスコミもいれば浅薄なスポーツマスコミもいて、これまでもこれからも彼が向かうところは喧しいことだろうと思いますが、彼は孤高のアスリートでありアーティストなんですよね、
羽生結弦の前に羽生結弦無し羽生結弦の後に羽生結弦なし
ではないかな…
そんなことを考えていたら、
世の中の人は何とも言わば言え我なす事は我のみぞ知る
と坂本龍馬の言葉を思い出して、羽生選手が何をしたいのかどこへ向かおうとしてるのか、そんなことは羽生選手しか知らないのだから、彼が見せてくれるものをただ素直に楽しめばいい、そんな風に思いました。
コメント
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