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金曜日のアンシャンテ ― ク・ドゥ・ピエというのは…♪

2024-01-20 10:09:45 | Weblog
昨日はヒメさんとマンツーマン・レッスン
バーレッスンを横に並んで一緒にやってて、バットマン・フォンデュの右側が終わったところで、
「センセイの脚をずっと見てたんですけど、デリエールのク・ドゥ・ピエのときはカカトが軸脚について爪先はつかないんですね」
「え゛…っ そうだけど、なんで…?」
「このところずっとアティチュード・デリエールやアラベスクのときに足先が垂れ下がらないように気を付けてるから、センセイはどうしてるのかなと思って…、アラベスクやアティチュードでなくても足先は上がってるんですね」
そぉだけど……え゛ぇぇぇぇ~…
あらぁ~…、ヒメさんマリさんもバレエ経験者だったから、ク・ドゥ・ピエについては理解してるものと思い込んでて改めて詳しい説明をしたことはなかったっけ…
「勘違いしてました…デリエールのときも爪先を軸脚につけるんだと思ってました…
ひょぉぉぉぉ~ん…
そぉれはマズイ…マズイぞ…、早々にきっちり修正しなければ。
ク・ドゥ・ピエには足首を伸ばす形とフレックスする形、土踏まずで軸脚の足首を包む形があります
足首を伸ばしたク・ドゥ・ピエはフォンデュやデヴロッペのときに主につかう
フレックスしたク・ドゥ・ピエはバットマン・フラッペのときに主につかう
包む形はプティ・バットマンで主につかう
…っていう違いがあって…。
ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン
●右脚前5番から足首を伸ばさずに右膝を、カカトの外側が内くるぶしの上に付くところまで引き上げる:これがフレックスでのク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン
●右脚前5番からターン・アウトを守って足首をきっちり伸ばし小指を内くるぶしの上につける:これが足首を伸ばしたク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン
★ターン・アウトを守っていれば、カカトの外側が軸脚につくことはない
ク・ドゥ・ピエ・デリエール
●右脚後5番から足首を伸ばさずに右膝を、カカトの内側が外くるぶしの上に付くところまで引き上げる:これがフレックスでのク・ドゥ・ピエ・デリエール
●右脚後5番からターン・アウトを守って足首をきっちり伸ばしカカトの内側を外くるぶしの上につける:これが足首を伸ばしたク・ドゥ・ピエ・デリエール
★ターン・アウトを守っていれば、足の親指が軸脚につくことはない
…ってことなんです。
「で、包む形だけどね、フレックスでク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにして、そこから足先をググっと…土踏まずで軸脚のアキレス腱のところを包むの」
「…… …うぅぅ 足がつりそう…
まぁ、コレはちょっとずつ丁寧にやっていきましょう。
まずは、足首を伸ばしたク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンでは小指が軸脚についてカカトはつかない、デリエールではカカトの内側が軸脚について親指はつかない、っていう2点をきっちり守ってね







コメント
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