アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

進化するふたり…♪

2016-06-15 10:28:07 | Weblog
昨日のスタイル・メイク・エクササイズはお休みのメンバーもいて、久しぶりにメグちゃんトモコさんと3人でのレッスン。
仰向けでのメニューに続いて横向きに寝てのメニュー。
上側の脚の膝を曲げて閉じたり開いたり、さらには膝を肩に向かって引き上げたり。
お尻のいろんな筋肉を万遍なく使ってるのが分かるでしょ。
「ん~、ピシピシきますもんねぇ…」
そうそう。
萎びたお尻にはなりたくないわよね。
では、前腕と下側の膝側面で支えてサイドリフトを。
8カウント×4でポール・ドゥ・ブラも合わせましょう。
うん、ふたりとも強くなったよねぇ
「初めてやったころは腰を上げるのにスゴク力を使ってた気がするけど、今は力を感じないな」
体幹の筋肉がちゃんと働けるようになってきたからだね。
2セット終わったところで、プラス・オン。
腕を頭上に伸ばし、上側の脚は膝を伸ばして30度くらい上げる。
そのまま8カウント静止。

おぉぉ、いいねぇぇ、ふたりとも。
頭の天辺から真っ直ぐに軸が通ってる
斜めの体勢なのに、不自然さや違和感がまったくない。
キレイよぉぉ
最後に両足を肩幅より少し広めに開いて立ち、片方の爪先を真横に向ける。
真横に爪先を向けた側の膝を曲げながら体重を載せていく。
この動きを4回。
左右の腰骨を結ぶ線、バストトップを結ぶ線、鎖骨の線、この3本の横線を常に平行に保つこと。
4回終わったら、横向きの爪先と同じ側の腕は真っ直ぐ上に、もう一方の腕は腿の後ろに。
横向きの爪先のほうに膝を曲げながら、反対側に向かって上体を倒していきます。
おぉぉ…、トモコさん、キレイに体側が伸ばせるようになったねぇぇ
「前回やったときに、センセイが腕をもってサポートして下さったでしょ。あの時にどっちの方向に腕を伸ばせばいいか分かったみたいで…。こう、筋肉の向きに逆らわないで伸ばすっていうか、そんなイメージで…
うん、そうだね
トモコさんメグちゃんも着実に進化している。
うふふ…、嬉しいなぁぁ…

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トンベ、グリッサード・アン・ナヴァン…♪

2016-06-13 10:12:42 | Weblog
トンベの基本を練習しよう。
左手バーで右脚前5番、右アームスはプレパラシオンでアン・バからアン・ナヴァンへ。
右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンからルティレ・ドゥヴァンへ→ルティレの脚をデヴロッペ・ドゥヴァン→軸脚ルルヴェ→トンベ・アン・ナヴァン→右脚ドゥミ・プリエ‐左脚ポワン・タンジュ・デリエール→左脚を引き付けて右脚前5番→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンからルティレ・ドゥヴァンへ→ルティレの脚をデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→軸脚ルルヴェ→トンベ・ア・ラ・スゴンド→右脚ドゥミ・プリエ‐左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左脚にトルソーを戻して右脚前5番

デヴロッペする脚の高さは90度以下でも構いません。
軸脚でルルヴェしたとき、お尻を後ろに引いたり、横にズレたりしないように気を付けましょう。
デヴロッペで上げた脚をトンベして床に付けるとき、股関節のターン・アウトが失われないように気を付けましょう。
じゃ、音楽でどうぞ

うん、悪くない。
ただね、トンベして重心が移ったあと、ポワン・タンジュになる脚のターン・アウトももっと守らないとね。
さて、センター・レッスン。
バットマン・タンジュやピケ・ルティレなどの練習をしたあとはグリッサードの練習。
右脚前5番ドゥミ・プリエから。
右脚からグリッサード・アン・ナヴァン→右にグリッサード・ドゥ・コテ・ドゥシュ→左脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左にグリッサード・ドゥ・コテ・ドゥシュ⇒…………
アン・ナヴァンのグリッサードをするときには、デリエールの脚を蹴り上げないように気を付けましょう。
上に跳び上がらないこと。跳び上がってしまうとジュテ・アン・ナヴァンまたはジュテ・ドゥ・コテと別のパになってしまいますからね。
アン・ナヴァンもドゥ・コテも、空中で両脚の膝と足首がきちんと伸びている状態が一瞬でも見えるのが理想です。
はい、音楽でどうぞ

おぉ、メグちゃん、重心の移動がスムーズに出来るようになったねぇ
上体に無駄な力が入っていないからいいわよ。
じゃぁね、グリッサード・アン・ナヴァンを発展させましょう。
右脚前5番ドゥミ・プリエから。
右脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左脚は1番ポジシオンを通過してアン・ナヴァン→左脚に重心を移して大きい4番ドゥミ・プリエ→右脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左脚は1番ポジシオンを通過してアン・ナヴァン→左脚に重心を移して大きい4番ドゥミ・プリエ→…………
デリエールから1番ポジシオンを通過する脚のターン・アウトをしっかり守ること。
「…1番ポジシオンを通過するってことは…こんな風に一瞬、1番ドゥミ・プリエになるってことですよね…」
そう、その通りです。
では音楽でどうぞ

うん、いい、いいわよ
スピードもあるし、上体もブレてない。
グラン・ジュテ・アン・ナヴァンの助走になるグリッサードがそれよ
アッサンブレのアンシェヌマンやグラン・アレグロの練習をして最後に、シャンジュマンからのシンプルなアンシェヌマン。
……だったんだけどぉぉ……
ふたりともぉぉ……、う゛~~ん゛……

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その男…♪

2016-06-12 09:21:43 | Weblog
文庫本のエンド台にあるその一冊を目にしたとき
雅なタイトルじゃなぁ…
と思った。
反面、勇猛さを秘めているような、太く力強く墨書されたその表題。
言葉の印象と墨書の印象に違和感を覚えて手に取った。
カバー裏の紹介文によれば……。
よし、読んでみよう
京都は下京にある紫雲山頂法寺、通称六角堂。
代々その住職を務める家系であり、境内の池の畔の寺坊を住まいとしている。
だから、池坊(イケノボウ)ね
池坊専好、京の町衆なら子供でもその名を知っている花の名人。
彼が本堂の本尊のために花を立てる早朝には見物人が集まるほどの人気であり、その花はみなの楽しみともなっている。
その彼が千利休と知り合い、交誼を深めていく。
それぞれが追い求める美を認め合い、学び合い、互いの身の上を思い合う。
時は秀吉の天下となり、専好が町場にあって己の技を磨き花を立てているとき、利休は秀吉の茶頭となる。
やがて利休が具現しようとする美と、秀吉の好む美とは相容れないものとなり、悲劇が訪れる。
その悲劇は糸を引いて、専好の周辺にも累が及ぶようになっていく。
専好の痛み、憤り、怒り。
やがて彼は秀吉を討つことを決意する。
その日、文禄三(1594)年九月二十六日、前田利家邸。
この花戦、わしの負けじゃ
秀吉のこの言葉で専好の闘いは終わる。
茶のいくさ 花のいくさ 我茶人として生きる 花の人として生きよ
利休が専好に残した言葉である。
刀ではなく、花をもって戦え、と。
千利休については学校教育の過程で取りあえずその名前だけは教わる。
そして侘び寂びの茶の創始者として、茶聖として、様々に語られ描かれもしているから多少のことは知っている。
でも池坊専好という花道家のことは何も知らなかった。
いけばなを習ったことのある人でない限り、その名を知る機会はないのではないだろうか。
利休との関わりだけでなく、自身の家族や町衆との関わりを通して専好という男の人物像が生き生きと描かれている。
池坊専好、見事な好漢である。
そして、表題の雅な言葉を何ゆえ雄渾な墨書で表わしたのか。
そのこともしっくりと腑に落ちた。
『花戦さ』 鬼塚忠著 角川文庫
表題は金沢翔子氏の筆による。
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化け猫なのね…♪

2016-06-11 09:49:32 | Weblog
ずっとシリーズで読んでいる作品が文庫本になって出てるはず…、と書店に行った。
…、お、あった、あった
ほかに何かないかなぁ~
……ん
『猫は剣客商売』……
剣客商売って、あの池波正太郎の名作だけど……
カバー裏を読んでみる。
う~ん……、≪猫≫ってとこにひっかかるんだよなぁぁ…。
んあ゛…、シリーズ第4弾
あら、そぉ…。
まず第1作目を読んでみようかね。
…でね。
かの有名なテレビシリーズ、故藤田まこと主演の≪必殺仕事人≫の換骨奪胎。
まずは小さな悲劇が起こり、つぎに一見関連性はなさそうな悲劇が起こり、点と点とが繋がって惨劇が起こり…。
ってところはまさに≪必殺シリーズ≫お約束の筋立てだわな
最後は悪の元凶に挑んで仇討、晴らせぬ恨み晴らします…ってね。
ただ、この仇討をやるのが猫、それも化け猫さんたちなの。
雄の三毛猫のまる、雌の白猫のお銀、雄の黒猫のクロ、そして虎猫のチビ
チビを除く三匹は、かつて闇の仕事人だったそうな。
その仕事人の元締めがぬらりひょん
化け猫さんたちは、普段はそれぞれの飼い主のもとで普通の猫として暮らしている。
まるの飼い主は、元同心の佐々木平四郎。
お銀の飼い主は、三味線の女師匠のおりくさん。
クロの飼い主は、手ぬぐい屋の弥一。
ま、役どころとしては、佐々木平四郎さんが中村主水、弥一が三味線屋の勇次ってところかな…。
「婿どの…!婿どの…
ならぬ
「猫殿…!猫殿…
ってフレーズも出て来るし…
一気に読み終わっちゃいました
あ、そうそう、ちょっと気に入った一文があってね。
おりくさんが平四郎さんの奥方と娘に三味線を教えているんだけど、その音を聞いているまるの感想がね、上手いこと言うなぁ…なの。
『二人の鳴らす音は、三味線を弾いているというより、猫を大八車で轢いている音に近い』
っだって
『猫は仕事人』 高橋由太著 文春文庫
さて、2・3・4の続編を買いに行こう
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グラン・アレグロの左側…♪

2016-06-10 09:37:20 | Weblog
センター・レッスンでロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール
鏡に対してアン・ファス、1番ポジシオンから。
右脚でロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール×4→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐左脚ドゥミ・プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド‐ドゥミ・プリエ→パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン・アン・ドゥオール→右脚を5番ポジシオンを通過させて大きい4番クロワゼ→右にピルエット・アン・ドゥダーン→左脚前5番ドゥミ・プリエ・アン・ファス→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→1番ポジシオン⇒左脚でロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール×4回→…………

パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンのところは、脚の動きと方向が曖昧にならないように気を付けましょう。
では音楽でどうぞ

うん、うん、パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンからピルエット・アン・ドゥダーンまでスムーズに繋がっていて良い……んだけどぉぉ…。
ユキさんの悪い癖が出たぁぁ…
ピルエットのときのアームス…、アン・ナヴァンが崩れて
うらめしやぁぁ~
って…。
季節的にまだちょいと早いよ…
「けへへへ……
最後にグラン・アレグロ。
先週やったアンシェヌマンの確認を…。
順番や動線は大丈夫ね。
まず右側を音楽でどうぞ

うん、ピケ・アラベスクの方向がきちんと定まってるから、そのあとのアントルラセまでの動線がキレイよ
では左側をどうぞ

あらま…
左側の方が動きがいいじゃないの。
ピケ・アラベスクのときの音の使い方も左側のほうが良い。
動きも全体的に大きいしね。
「…ん~…、左の方が身体の動きがよくないから、余計なことが出来ないからかも…
そうだねぇぇ…。
よし、それなら左側をまずブラッシュ・アップして、そこに右側を合わせるようにしていこう。
2フレーズ目、3番アラベスク・ピケをしたら正面に背中を向ける方向でシャセ→グリッサードするでしょ。
そのグリッサードは軽い走りにならないように、しっかり床を掴んで大きく移動する動き方にしてごらん。
次のクロワゼのグラン・ジュテまでしっかりバネを貯めておくイメージよ。
そしてグラン・ジュテを跳んだあとは3フレーズ目への切り替え。
1番アラベスクのピケをしっかり見せる。
音楽を聞きながらイメージをまとめてごらん。
……いいかな……?
はい、音楽でどうぞ

うん、いいわねぇ。
アントルラセも高さが出てきたじゃない
来週はピケ・アン・ドゥダーンとトゥール・シェネの最終フレーズの修正をしましょうね
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初めて分かった…♪

2016-06-09 08:54:52 | Weblog
いきなりですが、私は餃子を作ったことがありません。
お店で食べるか、お肉屋さんなどで売っている物を買ってくるか。
ま、そう度々食べたいわけでもないからそれで十分だと思う。
…が、先日遅い時間にテレビをつけたら、女性芸人が集まって手料理をふるまっていた。
その中の一人が、餃子の皮で具材を包んで焼く、というのを披露していて…。
餃子をちゃんと作るとなると、餡の準備が大変。
でもこれは、好きな具材を包むだけよ、というもの。
アボカド、チーズ、海老、ベーコン、ピーマン、納豆、……。
キレイな焼き色のついたそれはたしかに美味しそうだった。
…で、やってみたくなったのよね…。
そして、気が付いた。
なぁんでそんなに手際が悪いワケ…っ
皮の端をくっつけるところの襞がキレイに作れない…
だって、初めてだから…。
…にしてもさ……。

               

ね、ちょっと……でしょ…
ま、焼き上げたら味は美味しかったからよかったものの、この見た目じゃぁねぇ…。
たまには餃子も手作りしたほうがいいな、と思ったしだいです。
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少しずつ、強く美しくなっていく…♪

2016-06-08 10:02:19 | Weblog
スタイル・メイク・エクササイズのスタート前、メグちゃんと日曜日に練習したグラン・アレグロのおさらいをしていたら
「こんばんは~
マユミさんがやってきた。
おぉ、いらっしゃぁ~い
「夕飯の支度もしてきたし、家事も片付けてきたし…、むふふふふ…
ほほ、茹で卵も用意してきたのね
でははじめましょう。
仰向けになって腹式呼吸から。
腰やお尻周りのストレッチ、腿のストレッチなど順にメニューを進めているとトモコさん到着。
仰向けでのメニューが終わったら横向きに寝てのメニュー。
そして前腕支持でのサイドリフト。
膝を曲げて、下側の膝の外側と前腕で支えて腰を上げます。
膝立ちの姿勢のまま斜めに傾けたように、背骨が真っ直ぐに通っていることが理想です。
腰を上げたら8カウント×4の間ゆっくりポール・ドゥ・ブラ。
「おぉ、マユミさん、腕がキレイに動いてるわね
「でもまだ、身体はプルプルする…
いえいえ、随分強くなってきてるわよぉ。
体幹のバランス力強化のメニューのあとにもう一つ。
四つん這いのポジシオンから、
ゆっくり腕立て伏せの要領で肘を曲げ、腰の高さは変えないで胸から上を下げていく。
顔が床につくところまできたら前方に滑って腰を伸ばし、俯せに。
両腕で支えて軽く後ろに反るところまで上体を起こす。
カカトの上にお尻をもどして上体を前に倒して背中のストレッチ。
これをゆっくり4回繰り返す。
マユミさんは初めてだから無理しないでね。
途中の上体を起こすところからでも よ。
ではいきますよぉぉ…ソレ



「…んっひょぉぉん……
え゛…っ、なに?どうしたの?
「3人同時にずぃ~っと前に進んで来たぁぁ……、あぁ…びっくりしたぁ…
あらあら…
それでは仰向けに戻って腹筋を、というところでナオさんも到着。
2つのメニューをやった後は座って腕や肩、首のストレッチ。
最後に片脚指示でのバランス力強化のメニュー。
両足のカカトをつけて、足の親指の間を握りこぶし一つ分空けて立ちます。
両腕は肩の高さに上げます。
片脚の膝を曲げて軽く上げます。
ゆっくり軸脚の屈伸をします。
1&2で膝を曲げて、3&4で伸ばす。
片側8カウント×2が1セットで、右左交互に2セット。
おぉぉ、メグちゃん、いいねぇぇ、強くなったねぇぇ。
まるで両脚で立ったまま屈伸しているみたいに安定してる
このメニューは、ロコモチェックなどでよくやる“片脚をあげたまま30秒以上立っていられるか”よりも難しい。
軸脚の屈伸を伴うからね。
腹筋や内腿の筋肉量が減っていたり筋力が低下したりしていると、片脚を上げていられなかったり、真っ直ぐ立っていられなかったりする。
上げた脚を落さずにバランスを探り続けることが出来れば、合格ライン。
理想は上げた脚も下がらない、上体も揺れないで安定した屈伸を続けられること、です。
何歳になっても、自分の脚で自分を支えていられるように、大事なメニューなんです
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解説しま~す…♪

2016-06-07 11:25:32 | Weblog
≪megumiさんへ≫
コメント、ありがとうございます

そうそう、トンベのタイミングは実は2つあるのよ。
クロワゼ・ドゥヴァンにデヴロッペした脚を下して、その脚の上に重心を移す=トンベ。
クロワゼ・ドゥヴァン・デヴロッペからすぐにシャセをして、そのあとクロワゼ・ドゥヴァンの脚に重心を移す=トンベ。
日曜日のアンシェヌマンでは のあとに右脚からのシャセ、右脚からのグリッサードを繋ぎました。
の場合もシャセのあとにクロワゼ・ドゥヴァンの脚に重心を移しておけば、日曜日のアンシェヌマンでいえば左脚の上に重心を移しておけば右脚からのグリッサードに繋がります。
メグちゃん の方で動いていたので、“なぁ~にかが違うなぁ”と感じたんでしょうけど、間違いではないんですよ
臨機応変に、どちらも出来るのがベストですものね

で、もう1点、グリッサードの向きについてね。
そうです、進行方向にトルソーを向けてのグリッサード・アン・ナヴァンです。
ただ、ここで大事なことは、両脚ともターン・アウトを守ること。
ターン・アウトを失った脚で、膝も爪先も進行方向に向けたままの“腰を落とした忍者のような走りにならないように気を付けなければなりませんね
グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァンのグリッサードをエカルテの方向のまま、ドゥ・コテで行うことも出来ます。
右斜め前方=下手前を進行方向とするなら下手前のほうに右肩を向けて(トルソーは上手前を向いています)グリッサード・ドゥ・コテをします。
この動き方だと、グリッサードで後から引きつける脚を前に踏み出すと同時に、グラン・ジュテする方向にトルソーの向きを変えます。
ここでも気を付けなければならないのは、この後から引きつける脚のターン・アウトを失わないことです。

少しずつ、いろんな動き方を練習していきましょう
次の日曜日のレッスンでは、デヴロッペ・ドゥヴァンからのトンベと、グリッサード・アン・ナヴァンの練習も個別にやってみましょうね
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日曜日のグラン・アレグロ…♪

2016-06-06 09:24:51 | Weblog
両手バーで右脚前5番。
→8 左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド、右脚ドゥミ・プリエ→1 左脚ピケ、右脚ルティレ→3 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→5 右脚フォンデュ・ア・ラ・スゴンド、左脚ルルヴェ→7 左脚ドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→8 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→1 右脚ピケ、左脚ルティレ→…………
右脚フォンデュ・ア・ラ・スゴンド、左脚ルルヴェから左脚ドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエールの部分はフォンデュ・バロネです。
以前にも練習してるから、順番は大丈夫よね。
まず2分の1テンポでどうぞ

うん
じゃ、メグちゃんはオン・テンポでどうぞ

うん、きちんと脚を動かせるようになったわね
「ん゛~…、フォンデュ・バロネのあとのポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドへの切り替えのところが…、しっかりテンポを捕まえてないって感じだ…
そうねぇ。
そんな風に自分で自分の改善ポイントに気が付くようになると、変化も早いわよ
タン・ルヴェやアッサンブレのアンシェヌマンを練習したあとは…。
ナオさんはアラベスク・ソテのシンプルなアンシェヌマンを。
メグちゃんはグラン・アレグロの練習。
メグちゃんからね
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ。
右脚を1歩引いて左脚を引き付けてデヴロッペ・ドゥヴァン・クロワゼ‐ルルヴェ→左脚でトンベ→右脚からシャセ→グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァン
カウントを指定しながら、ゆぅ~っくり動いて見せながら説明。
一緒に動きながら順番を確認。
カウントに合わせてメグちゃんひとりで順番の確認。
次、いきますよ。
グラン・ジュテ・アン・ナヴァンは2番アラベスク・プリエで着地→アームスを入れ替えて1番アラベスク・ルルヴェ→上手奥に向かってシャセ→ジュテ・アントルラセ→1番アラベスク・プリエで着地→(右脚からパ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ)×4
まずはゆぅ~っくり動いて見せて、次に一緒に、そしてメグちゃんひとりで。
どうかな、大丈夫かな。
よし、じゃ音楽でどうぞ

うん、順番とカウントそれでいいわよ。
でもね、もともと跳躍力はもっているのにソレを活かしきれていないところがもったいない。
「ドゥヴァンにバットマンした脚が頂点に達したあとから後ろをバットマンしようとしても、そのときには前の脚は下がり始めてるわけだから、浮力にはつながらないでしょ」
「……ん……
「だからドゥヴァンのバットマンが上がりきる前に、もっというならドゥヴァンのバットマンをした直後に、デリエールもバットマン。そのタイミングが浮力を生む」
「……そうか……ん……
はい、じゃもう一度音楽でどうぞ

「…んぁぁ~っくぅぅ…
だねぇ…
デリエールのバットマン、タイミングを外したの自分でわかったね
ドゥヴァンのバットマンはしっかり出来てるから大丈夫だ。
来週は左側を練習するから、順番を整理しておいてね
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サマーニットの2作目…♪

2016-06-05 10:26:22 | Weblog
引き出しの中にも華やぎを…、と編み始めたサマーニットの2作目。
昨日、無事に完成いたしました

              

ノースリーブだから仕上がるのが早い。
まっすぐ四角く編むだけのデザインだからホントに早かった。
こうなると、もう一枚くらい…と考えてしまう。
決めてになるのは、やっぱり色かしらね。
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アレグロ…♪

2016-06-04 10:02:29 | Weblog
アッサンブレとジュテのアンシェヌマン
右脚後ろ5番から。
右アッサンブレ→3 左アッサンブレ→5 右ジュテ→6 左ジュテ→7 右アッサンブレ⇒1 左アッサンブレ→…………
これ以上ないってくらいシンプルなアンシェヌマンだから、マジでアレグロのテンポでやってみよう

この曲でどうかな?
「…………え゛ぇぇぇぇ……
あ、そぉ…。
じゃ、この曲は?

「……はわわわ……
えぇ~、そぉぉ…
んじゃ、これ…。

「…………これ、いいです… …」
よし、じゃ音楽でどうぞ

おぉぉっっとぉぉ…
これこれこれ…っ。
ジュテ→ジュテ→アッサンブレのところ、ほいほいほいっと無頓着に前に進んじゃいけません
アッサンブレもジュテも、自分の5番ポジシオンの奥行き分しか前には進みません。
右左に動線がズレてはいけません。1本の線の上を真っ直ぐに進みましょう。
はい、もう一度どうぞ

う゛~~ん……
アッサンブレは両脚のお膝と足首をきちんと伸ばしましょう。
ジュテも跳び上がる脚のお膝と足首を伸ばしましょう。
ん゛~~…。
おし。
今回に限り、アッサンブレは空中で5番ポジシオンに両脚を集めるという点は見逃そう。
だからまず、しっかりお膝と足首を伸ばしましょう
ほれ、もう一度音楽でどうぞ

……、よし。
本来のアレグロのテンポで動くことにもこれからは挑戦していきましょうね
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6月のグラン・アレグロ…♪

2016-06-03 09:03:13 | Weblog
センター・レッスン。
6月になりましたので、グラン・アレグロのアンシェヌマンを新しくしました。
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ。
右脚を1歩引いて左脚デヴロッペ・ドゥヴァン・ルルヴェ・クロワゼ→トンベ→シャセ→グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァン→左脚ピケで3番アラベスク→右脚からシャセ→グリッサード→右前グラン・ジュテ・アン・ナヴァン→左脚ピケで1番アラベスク→右脚からシャセ→ジュテ・アントルラセ→右脚ピケで1番アラベスク→左脚からシャセ→ジュテ・アントルラセ→上手奥に移動→ピケ・アン・ドゥダーン×4回→トゥール・シェネ6回→1番アラベスクのポワン・タンジュでポゼ

今回はじめて採り入れた動き方は
左脚ピケで3番アラベスク→右脚からシャセ→グリッサード→右前グラン・ジュテ・アン・ナヴァン
の部分。
3番アラベスクのあとのシャセは正面に背中を向けることになります。
シャセからグラン・ジュテまでの動線は半円を描くようなイメージです。
グラン・ジュテ・アン・ナヴァンはクロワゼのグラン・ジュテで3番アラベスクと同じです。
念のため説明するね。
3番アラベスクは…
下手前に向かって左脚軸のクロワゼ・アラベスク、アームスは右アン・ナヴァンで左ア・ラ・スゴンド
上手前に向かって右脚軸のクロワゼ・アラベスク、アームスは左アン・ナヴァンで右ア・ラ・スゴンド
ですよん。
音楽を聞きながら順番や動線をチェックして…。
では、ひとりずつ、どうぞ

ん、ユキさん、順番はそれで …順番は…。
3番ピケ・アラベスクのあとのシャセへの振り向きを急ぎ過ぎ。もっと正面に顔を残して、十分に音楽を使う事。
アイさんも順番は なのに、上手奥に移動するところでなぁんで探り探り歩くかな…
もっと堂々と歩きましょう。
みなさん、最後のポゼのアームスはア・ドゥ・ブラ(チェケッティの3番)ですよぉ。
あ、それから、アイさん、トゥール・シェネを大きな歩幅でブンブン と行かないこと。
歩幅は小さく、シュルシュルシュル…っと…
はい、もう一度

ん゛~~…、なんだかみんな、3番ピケ・アラベスクのあと、パの順番を確認しながら動いてるみたいで視線が全部下向きに落ちてるわよぉぉ
シャセ→グリッサードで大きな半円を描いて、グラン・ジュテは奥から前に飛び出してくるイメージよぉ。
それぞれのフレーズの最初の部分でどの方向を向くのか、そこからどの方向に向かって移動するのか、動線のイメージを明確にすることが大事ね。
来週は左側を練習しますから、イメージトレーニングしておいてね
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不調なところを…♪

2016-06-02 11:10:28 | Weblog
朝からちょっと風が強いけど、さらっとした好い陽気。
なんとなく空気が冷たいような気もしますが、窓から通り抜けて行く風は心地いいですね。
昨日は実に実に久しぶりに身体の調整に行って来ました。
身体能力維持のために、新しいエクササイズを採り入れたりメニューを増やしたりしたいなと考えているのですが…。
ん?待てよ…、と気が付いた。
数年の間にちょっとしたひずみや歪みが生じているかもしれない。
動き方の癖とか、レッスンで見本を見せるときに片側を多用しているとか、そういうことが原因で。
そんなバランスが崩れた状態のところに何かをプラスオンしても、逆効果ってことになりかねない。
頼れるのはゴッドハンド室井
案の定、左右の背筋のバランスが崩れていて、左の大臀筋と梨状筋が疲労している、とのこと。
その解消と改善に効果のあるストレッチを提案して頂きました
で、治療と調整をして頂いているあいだ、お喋りもする。
「最近話題になってる“いつの間にか骨折”の心配は…」
「ん゛~、先生の場合は、30年後位から考えましょうかね…
現在の食生活を崩さなければ心配ない、ってことで、良かったぁぁ
「去年かな、テレビで観たんですけど、1時間半かけて1500mを背泳で泳ぎ切れた103歳の女性がいるんですよね」
「いるんですよねぇぇ、そういう人が」
「それを観て考えたんですけど、90度以下にしか脚は上がらなくてもバーレッスンをフルにやれる100歳になりたいなぁって
「そう、それです、それが大事なんですよ。そういう目標をもっていると今、何をしておかなきゃいけないか分かりますからね
そんなお話をしながら調整は終わり。
体型の変化もないし、筋肉の減少や筋力の低下もないから、今のちょっとした不調を解消すれば とのことでした
んふふ~、またレッスンが楽しみになってきた
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待て、それは違う…♪

2016-06-01 08:41:45 | Weblog
第4火曜日は後半にウォーキング・レッスン
まずは重心移動のバランスチェックをやりましょう。
カカトをつけて両爪先の間を握りこぶし一つ分空けて立つ→右脚を軽く前に上げて、両腕は頭上に伸ばす→右脚を1歩踏み込み、左腕が前、右腕が後ろ→左脚に重心を戻し、両腕は頭上に引き上げる→両足を揃えて、腕も下げる⇒左脚を軽く前に上げて、両腕は頭上に伸ばす→左脚を1歩踏み込み、右腕が前、左腕が後ろ→右脚に重心を戻し、両腕は頭上に引き上げる→両足を揃えて、腕も下げる⇒…………
メグちゃんトモコさんは慣れたもの、片脚支持になっても安定してるねぇぇ
ナオさんは…
あらぁぁ…
1歩踏み出して、その足の裏が床についたときにはその足の上に重心が載ります。後ろの足に体重を残してはいけません。
後の足に体重を残したままバランスを探って、バランスが取れたところで重心を移す、っていうのはダメよ
「…どこに力を入れればいいんでしょうか…?」
ん?
まず、重心をどこに置くか、です。
踏み出した足の爪先の上にアンダーバストが載る、そのくらいの位置。
では、歩きましょう。
少しゆっくりのテンポで、カカトから爪先に向かって重心が移動していくのを感じながらね。
はい、メグちゃんから。

あら、いいわねぇ。
左足が強くなってきたじゃない
「さっき、足首から先のコントロールを教えてもらったから、それを意識して…」
なるほど…。
それで股関節から爪先まで重心の載り方が安定してきたワケだ。
はい、トモコさん、どうぞ。

うん、いいわよぉ、安定してる
じゃ、ナオさん

待て待て待て待て…っ。
一歩踏み出す前にまず骨盤を突き出す、ってのはどういうワケだ。
そんな妊婦さんみたいな歩き方はダメ
「…どこに力を入れればいいんでしょうか…
さっきも言ったけど、どこに重心を置くかが大事なの。
そして一歩踏み込んだときには、後ろの足に体重は残っていない。
「…爪先の上にアンダーバスト……、踏み込む足はカカトから……、どこに力を入れるかが分かりません…
……なぁんか、ひっかかる言い方だなぁぁ…。
メグちゃんに見本の動きをしてもらったり、トモコさんの身体を借りたりして、ああでしょ、こうでしょ、と説明。
そのたびに
「どこに力をいれるんですか?」
って訊くねぇ…。
ソレだよ、さっきから感じてた違和感は
力なんかどこにもいれないの。丹田をまっすぐ背骨に引きつけておくだけ
「…丹田を…。それって、おへそを背骨にくっつけて…ってそのことですか?」
そうです
丹田を背骨に引きつけて、踏み込んだ足の爪先の上にアンダーバスト、それだけ。
あとはどこにも力なんか入れないでリラックス。
ほれ、もう一度、ゆっくり歩いてごらん。

おぉ…
ちょっと良くなった、ちょっと変わった
「力を入れちゃいけないんだ」
あのね、“力を入れちゃいけない”んじゃなくて、
力を入れてたら何も出来ない
んだよ。
ウォーキングに限らず、ダンスでも日舞でも体操競技でも陸上競技でも格闘技でも剣道でも書道でも茶道でも、どこかに力を入れて固めてたんじゃ何の動きも生み出せないの
格闘家のあれほどの破壊力なんて、力を入れてたんじゃ生まれないんだよ!
無駄な力は一切必要ないの。
「丹田を背骨に引きつけて、リラックス…」
そう。
それがすべての起点です。
どういう経緯をたどったのかは分からないが、ナオさん、随分と勘違いした思い込みに捉われてたもんだねぇぇ
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