アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

アームスのスゥィング…♪

2016-06-27 10:04:03 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュを練習したあとはエシャッペ・のアンシェヌマン。
右脚前5番から→エシャッペ→右後5番→エシャッペ→右前5番→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→右にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ→左前5番⇒エシャッペ→左後5番→エシャッペ→左前5番→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→左にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ→右前5番
カウントに合わせて順番を確認。
大丈夫かな…、大丈夫ね。
では音楽でどうぞ

おぉ…っ
2番ドゥミ・プリエにおりるところ、いいコントロールしてるねぇ、メグちゃん
「ターン・アウトを守ることを意識して…。これでいいんですか?」
うん、それが正解よ。
「じゃ、グリッサードのときにもこのターン・アウトを崩さないようにすれば…」
そうです、そうすれば、メグちゃんの股関節の可動域に応じたターン・アウトを守れる
せっかくだからグリッサードも練習しよう。
右脚前5番から→右にグリッサード・ドゥシュ→左脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左にグリッサード・ドゥシュ→右脚からグリッサード・アン・ナヴァン→…………
アームスはア・ラ・スゴンドね。
少しゆっくり目のテンポで、ひとつずつの脚の動きや5番ドゥミ・プリエを確認しながらやってみよう。
ではどうぞ

うん、いいじゃない。
ドゥシュのときのあとから引きつけるほうの脚も、それだとちゃんとターン・アウトを守れてるね
「ん゛~…、アン・ナヴァンのときにデリエールの脚を蹴り上げちゃってるような…、なんでだろう…
そこはね、後ろ側の足で床を押し退けるように強く擦り伸ばすように脚を使うの。
「脚を上げるんじゃなくて…床スレスレでいいってこと…?」
そう
脚を上げて跳んじゃうと、ジュテ・アン・ナヴァンになっちゃって、動きが別物になるからね。
もう一度、音楽に合わせて練習。
「…あ゛~…、やっぱりデリエールの脚がぁぁ…
もっとこうしたい、こんな風に脚を使いたいっていうイメージがちゃんと出来ているから、大丈夫よ。
どんな風にコントロールすればいいのかもアタマではちゃんと分かってるんだし。
そこを大事にしていれば、思うようなグリッサードが出来るようになるわよ、近いうちにね。
それでは、3拍子のアンシェヌマン。
右脚アティチュード・ア・テール・アン・ファスから→右にグリッサード→右脚を踏み出してアラベスク・ソテ→右脚からパ・ドゥ・シャ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→5番ドゥミ・ポワント⇒左にグリッサード→左脚を踏み出して…………
まずはカウントに合わせて一緒に動きながら順番を確認。
グリッサードは4番ドゥミ・プリエ・クロワゼで終わります。
アラベスク・ソテのあと、アラベスクの脚を下して4番ドゥミ・プリエ・クロワゼに収めます。
パ・ドゥ・シャのアームスはアン・オーに。
5番ドゥミ・ポワントのアームスはドゥミ・スゴンドに。
では、音楽でどうぞ

うん、順番はそれで よ。
「かっ、カウントは合ってましたか…?」
うん、大丈夫、ちゃんと合ってるわよ
「そ、そうですかぁ…、なんか、合ってるような気がしない…
それはねぇ、パとパがブツ切れになってるから。
それぞれのパをきちんと4番ドゥミ・プリエに収めようとしてるのは正しいんだけど、その4番ドゥミ・プリエのほうに時間を取られているから3拍子を表現出来てないような気がするのよ。
それともう一つは、アームスのタイミングがズレてるから、よ。
ちょっと、ポール・ドゥ・ブラ…というより、アームスのスゥィングを練習してみようか
両手をアン・ナヴァンに ア・ラ・スゴンドに アン・ナヴァンに ア・ラ・スゴンドに …………アン・バからアン・オーに アン・ナヴァンからアン・バを通過してア・ラ・スゴンドに アン・バからアン・オーに アン・ナヴァンからアン・バを通過してア・ラ・スゴンドに …………
…と色々なポジシオンにアームスを移行する練習。
プロセスに時間を掛けない。ポゼとしてのポジシオンを見せる。
グラン・アレグロの曲を丸々1曲使ってアームスのスゥィング&スゥィング
「… …」
あ゛…あれ…、メグちゃんがげんなりしてるぅ…
大丈夫かい?
では、アームスの動きに気を付けて、アンシェヌマンをもう一度

おぉ、いいねぇ。
フレーズごとのまとまりが見えるようになったわよ
次回のレッスンではこのアンシェヌマンからグラン・アレグロに発展させるからね、お楽しみに
コメント
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