アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― ポワントの調子がよくなってきた…♪

2024-02-08 10:33:34 | Weblog
相変わらず両手バーで足慣らしから
新品のポワントを履くのも今回が2回目か3回目でかなりヒメさんの足に馴染んできたみたいね。
「もう一足の方よりこっちの方が足に合ってる気がします」
「うん、そうね、あちらは幅が微妙に合ってない…ちょっとだけ大きいように見えるのよ。今履いてるのは足と一体化してる感じだものね」
自分の足にピッタリ合うポワントを見つけるのはけっこう大変。
これがいいって言える一足に出会うまで何足も何足も何足もポワントを買い替える人はザラにいて、3足目で になったヒメさんはラッキーだね
「発表会のプレリュードもコレで…ふふふ…このポワントの色とお衣装の雰囲気があってるし
「うん、いいねぇ」
「同じものをもう一足慣らしておけばいいですよね」
なぁんて話もして…。
先週金曜日に練習したデヴロッペ・アン・ナヴァン-ピケの練習を。
ヒメさんはピケする寸前の準備動作でわずかにお尻を引く癖がある、その点を修正しましょう。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエからピケのトウに重心を押し上げるときに恥骨を押し出すとイメージしてみて
ピケ-ク・ドゥ・ピエでどうぞ

うん、そうそう、ソレです…、ソレなら骨盤が前傾気味で重心がトウ先からズレてるってことはない
「“恥骨から”っていうのが意識しやすい…
そのピケならデヴロッペ・アン・ナヴァンもそのあとのトンベもスムーズに出来るわよ…、トンベも距離をとれるはずよ。

うん、そうだね、いいですよぉ。
「自然にちょっと遠くに下りられます
よぉ~し
センターではタン・リエを、アン・ナヴァン→ドゥ・コテ→アン・ナヴァン→ドゥ・コテの順番で。
このときもアン・ナヴァンのときにお尻を引く癖が出ちゃうので、骨盤から真っ直ぐに押し上げるようにサポートしてあげて…。
「あのね、ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエでちょっとお尻を引くから、ピケするときに反動をつけようとして上体を漕ぐように動かす…そのせいで肋骨が上がって少し反っちゃうってことになるの。真っ直ぐな骨盤のまま押し上げれば上体は動かさずに済むってこと
「あ… …」
はい、もう一度どうぞ

ほっほぉ~…、いいねぇ、ラクでしょ。
「… …」
レッスンの最後にヒメさんの財産になりつつあるポール・ドゥ・ブラを、今回は波打つようなアームスの練習をして終了~。
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雪が残る道が怖いの…♪

2024-02-06 10:24:43 | Weblog
はぁぁぁ…雪道が怖い…
お布団から抜け出して、まず窓を開け自宅周辺の道路の様子を確かめました。
あ~、かなりシャーベット状になってるところが多いけど、雪がなくなって凍ってもいないところもいくらかはある。
ということは、外出のときはいつもは通らないあっちの道から……に抜けて……と道順をシミュレーションしてみる…、うん、なんとかなるんじゃない…かな。
テレビの情報番組で雪道の歩き方や注意することなどいろいろ紹介してました。
足裏全体で上から下に踏み下ろすように、そして膝を緩めて前屈み気味に
これがなかなか難しい…、普段の私の歩き方はカカトから踏み込んで爪先の方に重心移動、踏み込んだ方の膝が曲がることなんかないし…。
小さな歩幅のペンギン歩き🐧でゆっくりと
これもなかなか…、普段の私の歩き方だとかなり歩幅が広くて速度も速い。
つまり普段通りの歩き方をしていると転ぶ危険度がかなり高いってことになります
だから毎年、雪が降った翌朝は
足底全体 &前屈み&🐧&ゆっくり
と自分に言い聞かせながら歩くんですけど、これがホンっトに疲れるんですよねぇ。
ペンギン→🐧→ペンギン→🐧→…と歩いているとなかなか距離を稼げないことに腹が立ってくる…、えぇぃ…っと普段の歩き方に戻す…、イヤイヤイヤこれで転んだら元も子もない…とペンギン→🐧→…に戻る…この繰り返しです、普段3分で歩き切るところを6~7分かけて歩くんですもんねぇ…、雪国の方たちに笑われること間違いなしです
それでもまだ一度も足を取られたり転んだりしたことはないんですけど、とにかく雪のある道を歩くのは怖いです。
時間に余裕をもって気を付けなくちゃ……🐧

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ガーベラとフリージア…♪

2024-02-05 11:00:10 | Weblog
お花屋さんに並べられた数々のお花のなかで、今回“わぁカワイイ”と目に止まったのがカスタード色のガーベラです、固有名は“パスタ”っていうんですって。
普通のガーベラのようにピン➡と真っ直ぐな花びらではなくて緩~くカールしてる。

            

色鮮やかな山吹色のフリージアと一緒に。
視線を向けたところにお花があるとほっとします
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金曜日のアンシャンテ ― パーツの洗い直し…♪

2024-02-04 11:03:08 | Weblog
ポワントのレッスンは相変わらず両手バーがメイン。
足慣らしをしたあと1番と2番のルルヴェやエシャッペ、ロール・アップなどをきっちりやって、そのあとブーレやパ・ドゥ・ブーレ-ピケなどを
そして片手バーでデヴロッペ・アン・ナヴァン-ピケを練習。
これは今年の発表会でもヒメさんが踊る予定の『プレリュード』の振り付けの中にある。
5番プリエから1歩前に踏み出して2歩目がピケでデヴロッペ・アン・ナヴァンという動き。
5番プリエのときには上体を前傾させているから、その体勢から1歩2歩と進みながら上体をきちんと起こさないと、デヴロッペがちょいと残念なことになる
まず左脚ピケ-右脚デヴロッペ・アン・ナヴァンをどうぞ

ん~、やっぱりソコねぇ…。
ヒメさんは、ピケする直前のポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエのときに骨盤を倒してお尻をちょっと後ろに引く癖があるから、そのままピケしちゃうとターン・アウトも守れないしスムーズなデヴロッペも出来ないよ。
ピケしたトウ先の真上にまず骨盤を引き上げましょう
「それからデヴロッペはルティレからじゃなくてク・ドゥ・ピエを通過でいいですよ、そのかわりターン・アウトを守ること」
膝を正面向きで引き上げてペ…っ って蹴り出しちゃダメですよ。
はい、もう一度どうぞ

うん、そうだね。
デヴロッペは、ク・ドゥ・ピエでもなくルティレでもない中途半端な高さをうっかり通過しないように気を付けてね。
つぎはピケ-アラベスク、これも『プレリュード』で大事な動き。
ズム…っ と沈むようなピケではなくフィン… と浮くように見えるピケをどうぞ。
センターでもピケ-アンボワテやピケ-アラベスクの練習をして最後にパ・ドゥ・ブーレ-スウィヴィでレッスン終了~。
ヒメさん、スウィヴィの脚の動きが随分細かく出来るようになってきましたぁ…
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金曜日のアンシャンテ ― 4番プリエと大きい4番…♪

2024-02-03 10:08:54 | Weblog
一緒にバーレッスンをやって、最後は両手バーでタン・ルヴェの練習。
センターはバットマン・タンジュのアンシェヌマンから…、その後半は
…右前5番クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→5番→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・アン・ファス→5番→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・エファセ→5番→右脚ポワン・タンジュ・エカルテ・デリエール→右後ろ5番→右ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→4番プリエ→右ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→右後ろ5番クロワゼ⇒…………
ポワン・タンジュしながら45度ずつ向きを変えていきます。
方向を変えるときの軸脚の動きはアン・ドゥダーンになりますからカカトを引き過ぎないように気を付けましょう、アン・ドゥオールを守って。
はい、どうぞ

うん。よろしいでしょう。
「あのさ、前に話した方向転換切り返しアンシェヌマンにピルエットを組み合わせるってこと、あれをね…
「… …」
まずは見本を見せながら順番を説明、
アン・ドゥダーンに方向転換→ピルエット・アン・ドゥダーン→アン・ドゥオールにフェッテで方向転換→ピルエット・アン・ドゥオール→…………
切り返しがアン・ドゥダーンならピルエットもアン・ドゥダーン、切り返しがアン・ドゥオールならピルエットもアン・ドゥオールってこと
はい、どうぞ

おりょぉぉ…
ヒメさん、切り返しはスムーズに上手くいってるのにピルエットが…というより、ピルエットのプレパラシオンが…
「… …」
「ピルエット・アン・ドゥオールのプレパラシオンは普通の4番プリエでアームスはクロワゼの低い3番、アン・ドウダーンのときは大きい4番でアームスはエファセの低い3番、…どぉ、分かった?」
「まぁ…たぶん…
「わかった、明日のブログに纏めておく」
ということで…。
アン・ドゥオールの場合
普通の4番ドゥミ・プリエでアームスはクロワゼの低い3番
たとえば右脚前4番プリエなら左アームスがアン・ナヴァンで右アームスがア・ラ・スゴンド、つまり前側の脚と反対側のアームスがアン・ナヴァン
Q.左前の4番プリエではどちらのアームスがアン・ナヴァンですか?
アン・ドゥダーンの場合
大きい4番でアームスはエファセの低い3番
たとえば右脚前の大きい4番なら右アームスがアン・ナヴァンで左アームスがア・ラ・スゴンド、つまり前側の脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァン
大きい4番では後ろの膝は曲げたり緩めたりしないこと
Q.左前の大きい4番ではどちらのアームスがアン・ナヴァンですか?
この脚のポジシオンとアームスの関係は、アン・ファスに向いてであろうがクロワゼやエファセをむいてであろうが変わることはありません。
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水曜日のアンシャンテ ― 動きのイメージを言葉にすると…♪

2024-02-02 10:32:08 | Weblog
いつもと同じように両手バーで足慣らしから。
ルルヴェの練習も1番×4回→2番×4回→右前5番×3回→エシャッペ→左前5番×3回→エシャッペといつもと同じ。
それから片脚ルルヴェの練習、バレエシューズでやったのと同じ順番で。
右前5番プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ルルヴェ×3回→右脚ルルヴェ-左脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→左にトンベ→左脚プリエ-右足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→…………
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのとき足首をきっちり伸ばすこと
トンベしてプリエするとき沈みこまないように

お、なかなかいいんじゃないかな、ふたりとも。
そのあともいつものように横方向にブーレをしたりピケ-ルティレの練習をしたり
パ・ドゥ・ブーレ-ピケは、いつもは右→左→右→エシャッペ→…で練習してるけどちょっと変更して、
右前5番プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右方向にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→左方向に→右方向に→90度右に向きを変えて右脚ピケ-アラベスク→正面に戻って右脚プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→…………
マリさん、アラベスクする脚の動きがちょっと良くなった、バーレッスンでの成果が出てきたみたいね
最後にセンターでピケ-ルティレをアン・ナヴァンで、アームスは低い3番。

ヒメさん、トウ先の真上にきちんと乗れてる、いいですよぉ。
「あのね、ポワントで立つってことはね、たとえば細い棒を地面に突き刺して、その棒を地中深くへ押し込んでいくのがしっかり立つってことではないよ」
「…突き刺して、深く深く押し込んでいくんだと思ってました…」
「でしょ、だから沈む」
「… …」
「これもあくまでもイメージだけど、ぴっ と突き刺してその先端に触れた地中の何かを真っ直ぐに引き抜いていくって感じ…、力の向きは下 じゃなくて上 です」
パ・ドゥ・ブーレ-ピケを湖の真ん中でやるとイメージしてみて……、ピケするたびにどんどん水中に沈んでいくんじゃなくて、何度やってもトウ先とプリエのときのソールしか水に濡れない、つまりずぅ~~~っと水面に浮いてる、そういうことです

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水曜日のアンシャンテ ― 跳ぶ=体重が消える瞬間…♪

2024-02-01 10:10:29 | Weblog
バーレッスン
5番からのバットマン・タンジュとバットマン・デガージェは先週と同じアンシェヌマンで、ただしデガージェのア・ラ・スゴンドは5番×8回→1番×8回を2セット、1番のときにはポール・ドゥ・ブラを併せて。
アームスをア・ラ・スゴンドからまずアン・バに下げるところでヒメさんがスッと柔らかな曲線を作った……おぉぉ、いいねぇ、ポール・ドゥ・ブラがしっかり自分のものになってきたんだねぇ
バーレッスンの最後に両手バーで1番と2番のタン・ルヴェの練習、1番×4回→2番×4回を2セット、そのあと片脚でルルヴェする練習。
右前5番→右脚プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ-左脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→左脚にトンベしてプリエ-右足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ→プリエ→ルルヴェ-右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→右脚にトンベしてプリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール⇒…………
ク・ドゥ・ピエした足が上下にふらふら動かないように気を付けて
「片脚でのルルヴェ、32回くらいは余裕で出来るようでないとグラン・フェッテ32回はムリでしょ」
「あ、そうだ、そうですよね…、最終的にはポワントで、ですもんね…」
そうですよぉ
そしてセンターレッスン、まずはバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
次にタン・ルヴェの練習。
1番ポジシオン→(ドゥミ・プリエ→ア・テール→ロール・アップ→ア・テール)×4回→1番でタン・ルヴェ×4回→2番でタン・ルヴェ×4回
アームスはア・ラ・スゴンド

「…っはぇぇぇ… …うぇぇぇぇ…
あらあらあら…ほんのちょびっと跳んだだけじゃん…。
「ふたりともねぇ、脚を使いきれてないんだなぁ……末端から内腿までパン って使えてないというか…、バレエの跳ぶってどういうことなのかイメージがないというか…」
「… …」
「あくまでもイメージでってことだけど、タン・ルヴェをプリエからパンっ て跳び上がって頂点に達したところで体重が消える=無重力になる瞬間がある…、その瞬間に運動の方向を切り換えて今度は床に下りる動作をするの。“落ちる・落下”じゃなくて“下りる” 言葉にすればそういうイメージなんだけど、ふたりはまだそれを理解してない感じ」
「それは…、あの、このところやってるみたいに毎週バーの最後に両手バーで練習させていただければ感じを掴めると思うんです…
おぉ、そうしましょう、まず跳べる脚を育てましょう
ヒメさんにとってもマリさんにとっても、ソレが美しいグラン・ジャンプへの早道です
それからピケ-ルティレやピケ-アン・ドゥダーンの練習をしっかりやって、ポワント・レッスンに突入~
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