グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

(オフトピック ) 野菊 ’ネバリギク’の花

2009年09月08日 | 室蘭・四季の野花&花木
秋の日差しを浴びて'ネバリギク'の花が乱れ咲いています。
花色は、薄青紫、紅柴色など多彩です。元々は大正時代に観賞用として北アメリカから
導入されたそうですが、その後、庭から野原に飛び出し野生化した花です。
また、同じ場所に良く似た花の、’エゾノコンギク’が自生していますが、葉幅が広く縁に
鋸歯形の切れ込みが有り、葉柄が明瞭です。さらに、花びらも15,6枚と少ないので判別が
可能です。 'ネバリギク'の特徴は、蕾を包んでいた数枚の’苞片’が反り返っています。
 また、葉には、明瞭な葉柄がなく茎を抱き込むように生えています。花びらは、50数枚と多く
数え難いほどです。
更に、茎と葉に細かい軟毛があり、触ると僅かに粘り感がある事が花名の由来のようです。

学名:Aster novae-angliae L.
和名:ネバリギク(粘り菊)
コメント
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