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お菓子を焼くこと、映画を観ること、猫!
好きなことについて書いています。

眩暈 (追記あり)

2013-09-09 | 日記
苦しいですよねー。
静岡に向かった金曜日にはなんでもなかったのに、法事当日の土曜日の朝起き上がったら突然のめまい。
寝たら治まるかと思ったけど一向に良くならず、結局緊急外来へ。
めまいと吐き気を抑える点滴で少し治まったものの、完治からは程遠く、這う思いで帰宅。
昨日一日寝て過ごしたけれどまだ不調。
救命救急の医師から「横浜に戻ってまだめまいがあるようなら受診して下さい」と言われていたので本日行って来ました。

みなと赤十字に「めまい科」があると聞いてはいたけれど、驚いた!
診察の前に聴力検査があり、その部屋に行くと向かい側の部屋でかなりの数の人々が(医師と思われる人の言葉に続けて)「めまいは寝てては治らない!」「速い横、速い縦、ゆっくり横、ゆっくり縦、振り返る、上下、はてな!」と声を合わせている! 
な・なんじゃろか?「はてな?」は私のせりふ…

聴力検査の後診察。
診察が始まるとすぐ医師がおっとっとに「売店でこの本を買って来て下さい」とおっしゃる。
(なお、新井医師著のこの本には

本書の印税は、今後様々な形で、医学・医学教育・医学研究に役立てたいと考えております。 またその一部は、奉仕の精神に則って、日本赤十字社などに寄付し、世界中の恵まれない子供たちのために使っていただきたいと考えております。   新井基洋
と書かれています。)
タイトルを見ると
めまいは寝てては治らない!

昨日一日寝てたわい


耳石が剥がれ落ちているんですって!!
「澤ほまれさんが罹ったのと同じ病気です」
理学療法が有効だというお話で、エプレ法を指導していただきました。
エプレ法は、決まった順序で頭部をゆっくり動かすことで、はがれ落ちた耳石を卵形嚢に戻すという方法だそうです。
やってる間はかなり気持ち悪いです。
が、しかし!
終わったらなんとなく治った気分。(完全ではないけれど…)
聴力検査室の外で聞いたのはこのリハビリのやり方を暗誦しているところだったんですねー!
リハビリは一連の動きをすることに意義があるので、途中で忘れたと言って本を見てしまうとまた最初からやり直さなければいけないので、暗記しなくちゃいけないんですね。
ワタクシもやってまいりましたよ。(右の耳が悪い例です)
ベッドに座る。右を向く。そのまま寝る。この姿勢で30数える。
ゆっくり頭を左を向ける。30数える。
左に寝返りして顔は下に向ける。30数える。
起き上がる。 
脚を伸ばして座り顔を下に向けて100数える。


新井医師からのこのご指導の後診察室の奥に連れて行かれました。
そこには。。。
驚いたことに診察室の裏の方に「めまいを克服した先輩方」がいらっしゃって(このようにするのですよ、と)デモンストレーションをしてくださいました。
「治りますよ!」と心強いお言葉をいただき、
「もう15年も続けてます」とか、
「私は良くなったのでサボったら再発してしまったのでまたやってます」とか
「テニスもゴルフもできますよ」とお話してくださいました。
どうやらボランティアの方らしいです…。こういうの初めての経験です!

続けることに意義があるとのことで毎日朝晩2回は実行するようにとの指示でした。

2日間まったく食べられなかった(少しは痩せたかな~?)けど、だんだんと食欲回復しつつあります。


***** 追記 *****

みなと赤十字病院は、眩暈に対して入院の上、集団でリハビリを施行している日本で唯一の施設なんだそうです。
そういえば・・・以前入院した時に同室になった3名のおねえさま方、朝食が済むと「行って来まーす!」と元気にどこかへでかけ、夕食前に「ただいまー!」と元気にお戻りになるのが不思議でお尋ねしたら「私たち、眩暈のリハビリ入院なのよ~♪」とるんるんなお返事があったのでした。
あれがそうだったんですねー。