娘夫婦からのクリスマスプレゼントのレシピ本。
一瞥した時には「アフタヌーンティーの本ね」と思ったのですが、その上にDownton Abbeyの文字が!
更にその上には「THE OFFICIAL」の文字が!
カバーは布製で愛着湧きそう。
しおり代わりに水色のサテンのリボンがついてます。ステキ。
本の裏表紙にLord Granthamのセリフが印刷されています。
As usual our expectations are disappointed. Let's have some tea.
(いつものようにまたがっかりさせられたな。お茶を飲もう)
嬉しい時も悲しい時もショックを受けた時も、どんな時にもお茶。
イギリス人と紅茶は切っても切れない関係ですね。
パラパラめくって気が付いたのは、料理の写真が少ない事。
レシピ本には料理の写真が付いていて欲しい!
なのですが、この本に限ってはオッケーで~す。
料理以外の写真が載っているのです。
Officialを謳っているだけあって、ドラマのスティル写真がとても美しいです。
Downton Abbeyの庭でアフタヌーンティーの時間、violet。
VioletとIsobel(右はシンメルケーキ)
この二人の言い合いが、シニカルで大好きでした。
頑固だけど実は優しさも持つVioletがIsobelの影響で、ちょっとずつ軟化したりして、ね。
Mrs. Patmoreだわ~。絵画のようです。
演じたLeslie Nicol さんはなにかのインタビューに答えて「私は料理は全くできないのよ」てなことをおっしゃってました。
イギリスにおける紅茶の歴史が面白く読めました。
ところどころに、ドラマのシーンのセリフ引用や、紅茶を飲む時のマナーなどが載っています。
レシピとしては、王道のスコンやヴィクトリアサンドウィッチ、ショートブレッドなどが載っています。
20世紀初頭のレシピのままかと思ったら、ちゃんと現代風な材料を使っています。
純粋にお菓子のレシピ本が欲しい人には今一つ物足りないかもしれませんが、Downton Abbeyファンのワタクシはこの本がとっても気に入りました.
レシピ本というよりは「読み物」として楽しみます♡
日本語版は
〈公式〉ダウントン・アビー アフタヌーンティーレシピ」の発売日:2021年2月17日
だそうです。
Thank you for this book, my dears!