月が変わり11月になった。さあワインの季節の到来です。何せ今月の第三木曜はボージョレ・ヌーヴォーの解禁です。
「ボージョレ・ヌーヴォーは価格が高く、飛行機代を飲んでいるようで、味わいに値しないワインだ」などと、偉そうなことを云ったクアトロの父だ。しかし、とあるワインの師匠に諭された。「ボージョレ・ヌーヴォーはワインを広く知って貰う有効な手段なのだ」云われてみれば、その通りで普段ワインの仕入れ値を2~3倍にするレストランは飛行機代も2~3倍にしてはいけないのかもしれない。お祭りのワインなのだから、儲けは考えなくても良いのかもしれない。
僕らは、旬の味覚やら紅葉やらを求めて、高いガソリン代をかけて出かける。ボージョレ・ヌーヴォーは、むこうから飛行機に乗ってやって来てくれる。実にありがたいことだ。
今年の第三木曜は、最短の15日である。クアトロでは、若干ながらボージョレ・ヌーヴォーとイタリアの新酒ノベッロを15日より販売します。「何とかイレブン、開いててよかった」とさほど変わらない価格で売りましょう。クアトロは「あなたとコンビにファミリーレストラン」なのです。