ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ALWAYS 続・富士見町の夕日

2007年11月07日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 売れない書生は、銀座和光の指輪の箱しか買えなかった。その空の箱を開けて彼女・小雪は云う「なんて素敵な指輪」
「私の指に付けてください」
「いつか本物の指輪をプレゼントするからね」
「いいえ、とってもきれいな指輪だわ」うっとりとその指輪を付けてもらった指を見つめる。
ALWAYSの泣かせる場面である。
「ティファニーで朝食を」でも、売れない書生はティファニーの箱にお菓子のおまけの指輪を入れてプレゼントをするが、主人公のヘップバーンは涙を流して喜ぶ。
昨日、クアトロでプロポーズをして目出度く結婚式を終えたカップルが食事にいらした。「クアトロで夕食を」のシーンである。お嫁さんが、式では美味しい食事が食べられなかったから、思い出のクアトロで美味しいものをふたりで食べようという設定だった。式のメーンテーブルを飾った花もクアトロに飾られた。
どの時代も恋する若者は純情で美しいものだ。
クアトロのスタッフも幸せのお裾分けにあずかることができた。

「何でもパパは(クアトロの父のこと)空き箱ばっかり取っておかないで頂戴」
富士見町はすでに黄昏れているのである。

※11月10日(土)の午後6時よりの営業は貸し切りのため一般の営業を休ませていただきます。申し訳ありません。

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