ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

オホーツクのホタテ姫

2008年04月14日 | ワインの話

Photo 海で生まれたヴィーナスは西風に吹かれホタテ貝に乗って岸部にやってくる。オホーツクの海で生まれたヴィーナスはかわいそうである。なにせ寒い。しかし、オホーツクの天然ホタテ貝はヴィーナスに似合いそうである。
もうすぐ海が温むとホタテも痩せてしまう。まさしく今が旬のオホーツクの天然ホタテ貝がクアトロに入荷した。素晴らしいその貝柱はヴィーナスの輝きを見せる。
さて、このヴィーナスのホタテ貝に合わせるワインはどうしましょうか。今、フランス・ブルゴーニュのシャルドネ「サン・ヴェラン」とイタリア・アルトアディジェのシャルドネ「ザルト」とクアトロ新着のスペイン・ナバラのシャルドネ「ヴェガ・シンドア」が我こそヴィーナスにふさわしいワインであると婿の座を争っている。
婿選びに困ったヴィーナスは「不死の薬をあの山から取ってきた人を婿とします」と難題を出し、挙げ句は月へ帰ってしまう。おっとそれはかぐや姫でした。クアトロのホタテ貝は、どのワインが私にふさわしいのか堅く口を閉じたままです。

コメント
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