柏にこだわりの農家石川ファームがある。
家族で営む小さな農家だが、その経営はどうあるべきか。
作った野菜を売って生業をたてるのだが、それだけで良いのか。
小さな農家があるべき経営とは、野菜をお金に換えるだけではないだろうと思われる。
それでは、その野菜が安全で栄養がありコストパフォーマンスが良いと云うことだろうか。
それだけでも無さそうである。
自分たちが種から育て作り上げた野菜たちが、どこかで感動を生む。
そこに経営の基本があるのだろう。
その感動は誰のものか、きっと生産者の自己満足だろう。
クアトロのようなレストランも同様だ。
感動を届けたいのだが、結局は作り手の自己満足。
しかし、それで大いに結構なのである。
石川ファームの野菜を見ているとそう思う。
今日、石川さんが旬の野菜を色々と持ってきてくれた。
ひとつづつ、名前と思い入れを語ってくれる。
クアトロならば、この野菜を美味しく料理してくれると思うからと云って自ら届けてくれた。
クアトロも負けずに感動を届けようと思う。
カレンダー
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- 剪定職人/18周年のクアトロ~クアトロとは
- 剪定職人/柳も春に遇えば緑に
- クアトロの父/雨上がる
- 剪定職人/雨上がる
- 剪定職人/千曲川の旅 その2
- 剪定職人/GW2023〜チーズケーキ研修
- クアトロの父/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- 剪定職人/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- クアトロの父/17周年のクアトロ~ありがとうございます
- 剪定職人/17周年のクアトロ~ありがとうございます